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伸ばした手が空を切る。
「はぁ…」
虚しい。時々無性に虚しくなる。
夜だからこんなことを考えてしまうのだろうか。
なんとなく眠りにつく気にもなれなくて、ただ時間だけが過ぎてゆくのを感じる。
満たされない。何かが足りない。
何が足りない?分からない。
同じことをぐるぐると考え続けている。
足りないものを嘆くのではなく、今あるものに感謝することが大事なことくらいは分かっている。
ただ誤魔化しきれないときだってある。
別に自分が不幸だなんて思ってない。
死にたいなどとも思ってない。
そんなことを考えるときもあったが、それはそれでなかなかにめんどくさいも思った。
ただ虚しい。みんな誰しもそうなのだろうか。
もしも自分の余命があと1日だとしたら私はどう思うのか。
悲しくなるのか?怖くはなるかもしれない。
でも案外冷静に受け入れられるような気もする。
もちろんこれは予想でしかないから、実際は全然違うのかもしれない。
自分の命の大切さを知るのは難しい。
身の回りに亡くなった人はいるから、ちゃんと悲しかったから、人の命の大切さはなんとなく分かる。
でも自分の命の大切さをどうやったら感じられるのだろう。周りの人が悲しむから?私の生きる理由がはたしてそれでいいのか。
…話が少しズレてしまった。
虚しさをどうしたらよいのかだった。
例えば私に恋人がいればこの虚しさも減るのだろうか。でも正直今はまだそういう存在が欲しいとは思っていない。
つくろうとしたことはあるが、色々あって
結局 生き急ぐ必要はない、という結論に至った。
どうしたら満たされるのか。
どうしたら満たされていると感じられるのか。
どうにか誤魔化し続けるしかないのか。
明日の朝には消えてくれてるだろうか。
…眠ろう。