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三枝視点
久しぶりに、学校へ行った
あの日から、ほんとにあの人とは関わっていない
叶さんや、ひばりも、おかしいと思ったのか心配してくる
〖あきにゃ、大丈夫?〗
『え、へーきだよ?』
〖…それなら、いいんだけどさ、〗
『今日一緒帰れる?』
〖え?生徒会は?〗
『今日はないらしいよ』
先ほど叶さんからLINEがきた
〖帰れたらよかったんやけど、俺文化祭の練習せんと…〗
『あ…そうだったね、あと一週間後だし…頑張って』
〖うん、あ、先生きたからじゃ〗
『うん、また』
チャイムがなり、ホームルームが始まった
だいたいこういうときって先生の話し聞いてる人とかいないし、俺もその一人だ
あの日から、不破先輩も多分俺と関わることを避けている
生徒会の仕事も、持ち帰りでしてるらしいし、なにせ、あんなこといったんだから無理もない
後悔は……してない
それなのに、心の中にポッカリと大きな穴が空いてしまった気がする
不破視点
【…おきろー】ベシッ
「いだッ!?起きてるよ…」
【いや、さっきからずっと寝てたじゃん 】
「眠いんだもん…」
【ま、それで困るのはふわっちだからいいんだけど、なんか悩んでんなら話してよ、友達なんだし】
「珍しくやさしーね…あんがと」
俺がそういうと、ローレンは心配したような顔をしつつも、先生の話を聞いていた
あの日から、ずっと考えてた
あきなはあの時の後輩で、いじめられていた本人
それが分かっていながら、なぜ初日俺にあんなことをいったんだろう
…分かってたなら、話しかけないだろ…
ときどき、移動教室とかであいつらとすれ違ったとき、あきなの笑顔は、変だ
そんなことを考えても仕方ない、俺たちはもう他人なんだから
今は文化祭の準備が大事だ
それから一週間後…文化祭1日目
「いらっしゃいませ、えっと…姫?」
目の前にいる好みでもない女子にこんなこというのはなんか嫌だ
【意外と大変…】
「昼までの辛抱だよ…」
<あ、ねぇ不破くん>
裏にいったとき、ゆきさんが声をかけてきた
<もしよければ午後一緒に回らない?>
「え、でも…」
俺はローレンを見る
【いってこい、好きな方でいいけど】
「…じゃあ、わかった、昼ね」
<ありがとう、まってる>
そういって別の人の手伝いにまわっていってしまった
【付き合ってないの?】
「告白はされた」
【え、OKした?】
「考えとくって答えた」
〈あ、二人とも客!〉
「まだ休めなさそ…」
【いま行きまーす】
何とか長い接客を終わらせた
「疲れたぁ…」
【このあとはゆきさんとデート、だな】
「…デートではないけどなぁ」
そのとき、教室の扉が開いた
〖不破さん!!!!!!!〗
聞き馴染みのある声が、教室全体に響く
客の生徒たちは驚いたようにそっちを見ていた
〖あ…すいませ…ッ〗
「…移動しよっか」
俺は焦っているひばりを連れて、教室をでた
そして、人通りの少ない場所にある空き教室に連れていった
「どうした?そんな焦って」
〖…あきなを!あきなを助けて…!〗
「…え」
コメント
2件
ふぉろ&初コメ失礼します! 主様話の作り込み、書き方、全部が天才すぎゆ…✨ 学パロのfwakはさいきょー🥰 続き待ってます‼️
続きが気になって仕方がない🙄あきなどうしたんだ、、