:今回:
ラウールと別れ、俺が店を出ると、俺より少し背の高い男の人が、俺の前に立ちはだかった。その正体は…。
深澤:あ、舘さんみ~~~っけ!俺とゲーセン行こ!
ふっかだった。俺の手を引いて半分強引にゲームセンターへと着けば、ふっかは俺の手を離した。
深澤:舘さん何取って欲しい?俺達人だから、なんでも取れるよ?
宮舘:……強引すぎない?
笑って首を傾けるふっかに、俺は苦笑する。ふっかはそんな俺をお構い無しに、大きな台へと向かう。
深澤:うわっ!これ、舘さんに似てる!これ取ろ~~~
宮舘:どうぞお好きに、?
けらけら笑うふっかは、赤いうさぎのぬいぐるみを取ろうと、台に200円入れた。俺はそれを苦笑しながら見ていた。するとふっかは、なんとたった3回で、そのぬいぐるみを落とした。
宮舘:は!?
流石に反応しないのは無理だった為、俺は一言でリアクションする。するとふっかは得意げに笑う。
深澤:凄いだろ?
と、口角をあげれば、俺にウインクした。
宮舘:ときめきません。
俺は軽くあしらう。するとふっかは頬を膨らました。「褒めてくれても良くない!?舘さんケチ~~~」とかなんとか言ってるけど、俺は気にせず小さな台へと向かった。そこで見つけたのは、9色カラーの、雪だるまマスコットだった。白、黒、橙、紫、黄、青、赤、緑、桃。奇跡かのようなメンバーカラーで、俺はそこで「全部取ろう」と決心した。
宮舘:…あ~~…。
しかし、思ったように取れず、少し苦戦していた。するとそこに、さっきのバケモn(( おっとと…ふっかが来て、俺の背後にしゃがむ。
深澤:なにこれ可愛い~~、コツ教えてあげよっか。
宮舘:……悪い? お願いします…。
少しバカにしたように笑うふっかを、俺は軽めに睨む。しかしコツを教えてくれるようだった為、俺は場所を変わろうかと、立ち上がろうとした。しかしふっかは、俺の腕を掴み、再度しゃがませる。つまり、俺の両手はふっかに支えられる状態でボタンの上にあり、俺の肩にふっかの顎が乗り、2人でしゃがんでいる状態だった。
深澤:いい?これは、小さいから掴みずらいよね~~…そんな時は、この辺を狙って……こう!
宮舘:……あ。
ふっかが決定ボタンを押すと、青色の雪だるまが箱の中に落ちた。さすが達人、と感心していれば、「次、黄色取ろうぜ」と俺の手を握り直した。間違いなく、俺の顔や耳は今真っ赤だろうな、と思う。その間にも、ふっかは黄、黒、白、橙、赤、緑、桃、紫と、どんどん落として行き、小さな袋の中に入れた。。そして、最後に紫と赤を袋から取り出し、赤の方を俺に渡す。
宮舘:あ…ありがとふっか。
深澤:いーえ!舘さん喜んでくれてよかったわ~~。
宮舘:ふっかが珍しくかっこよく見えたわ。
深澤:おい!珍しくは余計だわ!
なんて会話をしていれば、向こうから人がやってくる。
向井:おーい!ふっかさん!タイムオーバーやで!俺の番!舘さん かりるで~~!
[完] 次回 向井×宮舘
コメント
7件
こぉちゃん舘さん借りるはおもろいwww
きゃー!続き楽しみにしてました!! 今日の舘さんはちょっと辛辣笑笑 だてこじ楽しみです🧡❤️
まじで神すぎますって~ ガチふかだてやぁ〜🥺←は? だってだってこっじっじ~も楽しみです!⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝ワンダホォォォォォォイ!!!!