※こちらの作品は@一菜 様からのリクエストとなっております。
⚠︎政治的意図・戦争賛美は全くありません。
完全なる捏造となっておりますので、ゆるゆるとお楽しみください。
・枢軸国で、日帝の取り合い
「本気で言っているのか…?イタ王」
冷たく、鋭く、少し低い声が、静寂を支配した空間へと落とされた。
声を発した張本人、最年少でもあり、枢軸国の中心的存在であるナチス・ドイツは目の前で胸を張る国へと、
視線を投げかけた。
「ナチこそ、そっくりそのままお返しするんね」
イタ王と呼ばれた国。正式名称、イタリア王国はナチスを見ると、ドヤ顔気味に鼻を鳴らした。
ナチスの額に青筋が浮かぶ。
睨み合う二人の真ん中に挟まれているのは、亜細亜の狂犬こと、大日本帝国である。
過去に狂気的な表情で笑い、戦場を常に駆け巡っていた日帝だが、いまはその片鱗すら一切も見えず、
ただ、困ったようにニ国を見ていた。
「せ、先輩!落ち着いてください!銃を取り出さないでください!!(汗)」
「邪魔するな日帝、これは俺とお前の未来を決める大切な戦いなんだー……。
ふっ、この際貴様を屈服させ、日独同盟に結び直してやるのもまた一興だな」
「ふ〜ん??そんなこと言っちゃうんね?じゃ、いつものアレで勝負なんね」
イタ王はまるでかの悪役のように笑みを深めると、ナチスに向かって意味ぶかな視線を送る。
「………いいだろう」
「イタ王ッ!イタ王も余計なことを言うな!!」
日帝は焦ったようにイタ王を叱咤するが、本人は冗談抜きでやるつもりらしい。目がガチだ。
そう、先ほどナチスが行った通り、彼らはどちらが日帝を自分のものにするか、争っているのである。
キリッと引き締まった表情、帽子からひょっこりとはみ出るチャームポイントとも言える猫耳。
そして、まるでルビーのような赤く、淡い美しい瞳。
普段、周りには冷たく、
模範的に振る舞っている日帝だが…心を許した国には本物の猫のように擦り寄ってくるという可愛さ…!(ナチス談)
こんな国を前にして、惚れない国がいるだろうか……?いやいない!!(イタ王談)
数秒ほど睨み合うと、ナチスが意を決したように口を開く。
「日帝に似合う服はー………ッ!!?」
「バニーなんねッ!!/ ジャージーメイド」
「「は?」」
「あ、ふ〜ん??ナチってばそういう趣味〜??さすがこれだからむっつりは…」
「貴様こそ、なかなかに大胆なチョイスじゃないか?流石ヨーロッパ1の変態なだけあるな」
煽るようにナチスを見て笑ったイタ王に、にっこりと圧をかけた微笑みで返すナチス。
「ナチってばわかってないねぇ……!?日帝の雪のように綺麗な柔肌はもう、外に晒すためだけにあるんね!
メイド服ならまだしも、露出の少ないジャージーメイドッ!?可愛いとは思うけどありえないんね!!」
変態丸出しに日帝の肌について語り出すイタ王。
日帝がドン引きしている。
「ふっ…貴様こそわかっていないな、日帝の肌の美しさなど、100の承知だ。
それだからなお、他のやつに晒すわけにはいかんだろ襲われる」
真顔で淡々と言い張るナチス。
「………せんぱい?」
日帝がか細い声を上げて元同盟国を見やる。
「確かに、それはそうなんね……ioたちしか日帝の柔肌を見れない…そう考えると興奮するんねぇえ〜!」
「すまん、流石に俺はそこまで行ってない」
ナチスは哀れみを込めた視線をイタ王へと向ける。
「キモいぞイタ王」
心底引いたように呟く日帝。
「…え“」
うらぎったなてめぇ…
イタ王はナチスを恨めしそうに睨むのだった。
「お返しさ(笑)、これでイタ王の日帝からの評価も下がった、いわゆる一石二鳥だな」
「先輩もいえませんよ…?」
「え”」
@一菜様!リクエストありがとうございました…!
取り合いなのかもうわかりません()
結構ほのぼのになってしましました…
ついでのイラストです。
いちおう文字無しも。
なんかさいごぼかしで誤魔化してしまった……
雑ですみません!!デジタル苦手なんです……
それでは、リクエストありがとうございました。
コメント
3件
後輩(約2000年)の日帝から冷たい目で散られる年上(12才以上)たち(笑)
これのナチバージョンも見てみたいですねーナチはツンデレなので困ってるところとかみたい!
リクエストありがとうございました🙇 内容が最高すぎましたΩ\ζ°)チーン 本当にありがとうございます🙇