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布団の上で携帯を開く。
あのh、じゃなくて黒尾先輩とLINEを繋いでもらった。
なんか話した方がいいかな~、うーん
とかれこれ2時間ほどトークの画面を開く。
ん~、よろしくお願いしますとか?
打っては消しての繰り返す。
とりあえずよろしくお願いいたします。とLINEを打ち送る。
1分程で返信が帰ってきて、こちらこそと返ってきた。
嬉しくて画面を見て目を輝かせる
黒尾様視点
最近曲がり角に会うあの子の視線が気になる。
進級してからあの子の髪型が女の子らしく、少し大人っぽくなった。
早退後部活に遅れて行くとあの女の子がなにやら迷っている様子でキョロキョロしていた。
どうしたの?と声をかけると顔を真っ赤にして迷子になっていると言った。家庭科室に行きたいようだったので教えると素早くお辞儀をし耳を真っ赤にして走っていく。
それはずるいじゃん。
遥視点
お昼を教室で美紅と食べる。
結局美紅はサッカー部のマネジャーらしい。
まぁ、そうかと思うっちゃ思う。
美紅は今日はハーフツインで綺麗か髪の毛をなびかせる。
周りの男の子の人気はかなりやばい美紅。
本当は結構腹黒いのはここだけど秘密。
そしたら扉が開き、黒尾先輩が入ってきた。
私に用があったらしい、遥と呼ばれ私は美紅を後にし向かう。
クラスメイトの視線が痛い。
まぁ、こんなイケメンに名前呼ばれたら嬉しいよな。と1人で納得する。
「どうしたんですか?」
前よりかは緊張が溶け、噛まない。
まぁ、もう1ヶ月経ってるからね、
黒尾「今日部活行く前に家庭科室行ってユニフォーム持ってきてくんない?」
「ハイ!!」
と元気よく返事をする。
黒尾先輩が帰り美紅のところに行くと美紅は顔が赤い。
少し、いや、物凄く悪い予感がした。
美紅「なにあの人!!イケメン♡、付き合いたい!!」
それはそうだ、私以外もあんな美形な人世間が見ない訳がない。
美紅「遥!!、紹介して!!」
と、私の手を握る。
多分これにいいよ、と言うと私は多分後悔する。
だけど美紅は私が紹介しなくてもあらゆる手を使ってくる。
とずーと考えてると
美紅「まさかだけど、あの先輩好きとか……?」
と首を少し傾げあざとくこちらを見る。
私は反射的に「いや、」
と言ってしまった。
美紅はパァと目がキラッとひかり、口角が上がる。
私はズキと心臓が痛い。
まただ。