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もっくんがんばってアピールしだします。
やっとちょっとずつラブラブ入ってきました。
お待たせして申し訳ないです😅
「はぁ〜、気持ちよかった」
俺は少し離れたところに設置されたテント式の楽屋の椅子に座り、机の上に伸びていた。俺たちの後のバンド演奏がちょっと遠くに聞こえる。
「元貴。お前いっちゃってただろ?」
「なに言ってるんだよ。若井こそテンションおかしかったくせに」
若井と2人で顔を見合わせて爆笑する。
「あっ俺、運営の人に呼ばれてたんだ。ちょっと行ってくるよ」
そう言って若井は席を立つ。
涼ちゃんと2人きりだ。
「涼ちゃん。涼ちゃん?どうしたの?」
涼ちゃんはなんだか焦点が合わないまま宙を見つめてぼんやりしている。
「……なんかすごかったねぇ。俺こんな気持ち生まれて初めてかも」
「サイコーだっただろ?」
「うん。本当に最高だった」
涼ちゃんがうっとりした顔で俺の方を見る。
「元貴。あの時バンドに誘ってくれて本当にありがとう」
幸せそうに笑う涼ちゃんとしばらく見つめ合う。うっとりととろけた表情の涼ちゃんに我慢しきれずに俺はそっと顔を近づけてチュッと涼ちゃんの唇にキスを落した。
目を見開く涼ちゃんに俺はドキドキを隠して静一杯いつも通りを意識しながら、やっぱり笑って言ってやる。
「なに驚いてるんだよ。ほっぺも口もそんなに変わらないだろ?」
「……えっ?そうなの、かな?」
ライブの余韻で思考がおかしくなっているのか、涼ちゃんはただ不思議そうに首をかしげている。…可愛すぎる。
天然な涼ちゃんは頬にキスされるのに慣れてしまって、何が普通か基準がわからなくなっているようだ。
俺はそこにつけ込む。
「そうそう、いいのいいの。あ〜、本当に今日のライブは気持ちよかったなぁ。涼ちゃんもまた一緒にやりたいよね?」
「うん。そうだね。俺また元貴たちとライブやりたい」
わざと話題を変えた俺に、涼ちゃんは目を輝かせてうなずいてくれた。
この日から涼ちゃんと俺の間には、なし崩しにキスも解禁されたのだった。
もっくんやっとキスまで持ち込んだね✨
ってか涼ちゃん天然過ぎ🤣
コレくらいでもセンシティブ入るのかしら?よくわからないからとりあえず入れときます。