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#しーちゃんの小説コンテスト
パンダ
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コメント
7件
あんなにドロドロで息苦しかった過去が2人がこれからの人生を幸せに生きていくための忘れてはいけない記憶になっているような気がします。🥹ゆあんくんが「でしょ?」って言ったところ、元の少し勝ち気な性格が感じられてあっ本当に大丈夫になったんだなと思い安心しました😭なおきりさんもゆあんくんの恋人として想い、支え続けてきたことが分かり、なおきりさん特有の圧倒的包容力で包んでいてゆあんくんも胸がいっぱいになったんだろうな☺️本当に幸せそう。良かったぁ🥹💕 今回もありがとうございました!!!!💞💞🥰🫶

今回も最高でした😭👏🏻✨ 続き楽しみです!!✨️
大好きなんで☆頑張ってください!!!!
付き合って三年。
あれほど外へ出られなかったyaは、今ではnoと並んで買い物へ行き、笑って帰ってこれるようになった。
もちろん、心の傷が完全に消えたわけじゃない。
今でも雨の日は少しだけ息が苦しくなるし、
夜になると昔の夢を見る日もある。
知らない番号から通知が来るだけで手が震えたりもする。
それでも、
「……noさん」
不安になると、自分から名前を呼べるようになった。
「ちょっとだけ、ぎゅーして」
昔なら「命令して」としか言えなかった言葉。
今はちゃんと、自分の気持ちとして伝えられる。
「もちろんですよ」
そう言って笑うnoは、まず「本当に大丈夫ですか」と確認する。
noも随分と変わった。
yaを救いたい一心で空回りし、支配欲に飲まれそうになっていた青年は、今では相手の安心を一番に考えられる。
yaが頷いてから、そっと抱き寄せる。
「……苦しくないですか?」
「うん」
そんな何気ない確認が、二人には当たり前になっていた。
yaはnoの胸に額を預け、小さく笑う。
「? どうしたのですか?」
「いや、俺今めっちゃ幸せだなぁーって」
「え?」
その一言に、noの動きが止まる。
何気ない言葉なのに。
その一言を聞くために、何年も頑張ってきた気がした。
「……よかった」
それしか言えなかった。
yaは照れくさそうに笑う。
「昔はさ、
『命令して』しか言えなかった。」
「うん」
「でも今は」
yaはそっとnoの手を握る。
「『おはよう』も、 『おかえり』も、 『ありがとう』も、 『大好き』も」
「ちゃんと言える」
noは静かに笑った。
「僕も、
yaくんに会えて、本当に幸せです」
yaは少しだけ目を潤ませる。
「俺ね、 もう、自分が嫌いじゃない」
その言葉に。
noは堪えきれず笑ってしまった。
「……それ、反則です」
「え?」
「泣かせるつもりですか」
二人で顔を見合わせる。
そして同時に吹き出した。
あんなに悩んで、壊れかけて、泣いたばかりだった二人が。
今は、幸せに笑い合っている。
noはそっと額を合わせた。
「yaくん」
「はい」
「これから先も、
嬉しいことは二人で笑いましょう。
悲しいことは半分こにしましょう。
苦しい日は、俺が隣で助けます」
yaは何度も頷いた。
「じゃあ俺も。
noさんが苦しい日は、 今度は俺が助ける」
noは目を見開く。
「……頼もしくなりましたね」
「でしょ?」
少し得意げに笑うya。
noはそっとyaを抱きしめ直す。
あの頃の支配でも、依存でもない。
ただ、大切な恋人を抱きしめるように。
「愛してる」
「うん、 俺も」
窓の外では桜が風に舞っていた。
あの日。
「命令して」としか言えなかった少年はもういない。
「……noさん」
「はい?」
「助けてくれて、ありがとう」
「生きててよかった」
その言葉に、noは涙を浮かべながら笑った。
「こちらこそ」
「生まれてきてくれてありがとう」
春風が二人を優しく包む。
もう、壊れることは怖くない。
傷は消えなくても。
二人なら、何度でも笑い合えるから。
一緒に幸せになれたね、yaくん。
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