今回はね!!
という感じのね?まぁ見てってくだされな
世一兄はサッカーが上手い
世一兄は俺の一個上なのに、大人っぽくてでもたまに幼さが出るのが好きだ
弟の凛も世一兄の事は好きだ
そして俺も、
でも世一兄は気分屋なところがある、たまーにだが
だから一緒に出掛けようとしても気分じゃないと行かない
だから凛は泣くか怒るどっちかだ
そして今日もサッカーの試合があるのに世一兄は
世一「今日は気分じゃねぇなぁ…」
と言いお母さんに怒られてる
そんな様子も見飽きてきた頃だ
凛も呆れた顔をしている
凛「…まだ〜?」
母「凛ちゃん、持っちょっと待って!!」
世一「もう良くなァい?」
母「ダメに決まってるでしょ!!」
世一「気分なんだから…」
母「今日は試合!!」
冴「俺、世一兄のサッカーみたい」
凛「俺も!!」
世一「………しょうがねぇなぁ、特別だぞ〜?感謝しろよな」
冴「わかったから早く行くぞ」
凛「絶対勝ってよね!!」
世一「勿論」
母「世一ったら…、まぁ弟に優しいのは変わらないわね」
これが幸せ
と、そんな事を考えてるのは何故だろう
何故かは知らないが世一兄がどこかに行ってしまいそうで怖いのだ
試合は圧勝だった
5点 - 1点
相手チームの1点はチームのDKのミス
世一兄は気づいてるのに怒らない
なんで?とは思っても口には出さない
帰りは世一兄がアイスを買ってくれる
世一「ほら」
冴「ん」
凛「ありがと!!世一兄!!」
世一「早く食えよ~」ニカッ
俺は世一兄の笑ってる時が好きだ
明るくて、暖かくて、心が温まる、そして可愛い
世一兄は俺らの前以外ではあまり笑わなかった、嫌笑えることがなかったのかもしれない
でも世一兄は俺らの前で笑ってくれることがとても嬉しくて、嬉しくて、たまらなかった
凛「あ、当たった」
冴「いらねぇ運使ったな」
凛「そうなの?」
世一「かもね」
凛「じゃあ、いらない」ポイツ
世一「こら、ポイ捨てするな」
凛「ごめんなさい…」
世一「いいよ」
冴「…」
凛「…」
世一「…あのさ」
冴「?」
凛「何?」
世一「俺は明日世界一のFWになる為にスペインに行く」
冴「嗚呼…」
凛「知ってるよ?」
世一「俺は先に上に行く、置いてかれるんじゃねぇぞ」
凛「…うん!!」
冴「当たり前だ」
世一「…流石俺の弟達だ」ニコッ
今日は2回も笑顔を見してくれた
この笑顔を見れなくなるのは明日…嫌だな、でも世一兄より強くなって世界一になるのは俺だ
多分凛も同じことを思ってる、
だって、目がメラメラしてたから
凛「世一兄!!頑張ってね!!」フリフリ
冴「負けるなよ」ヒラヒラ
世一「あったりまえよ!!」フリフリ
手を左右に揺らしながらお別れの合図を出す
そして世一兄は歩いていく、正直寂しかった、怖かった
このままいなくなったらどうしようとか、思ってたでも彼奴は帰ってくる、だって俺が言ってるんだ
凛「…世一兄は強いよね」
冴「今更どうした?」
凛「…嫌、ただ思い返しただけ」
冴「…そうか」
それからも練習は欠かさず世一兄に追いつく為に
必死に頑張った
4年くらいだっただろう
明日には世一兄は帰ってくる
今は凛と一緒に1on1をやっている
最後に俺は凛からボールを奪いネットにボールを入れた
そうすれば綺麗にネットは揺れる
凛「負けた…」
冴「まだまだだな」
凛「くっそ……あ、雪」
冴「…さみぃな」
ザッザッ
冴「?」
凛「?…!!世一兄!!」
冴「!!世一兄!!……?」
世一「凛、冴」
世一兄は痩せ細り、肌色が悪くなっていた
冴「世一兄?…どうした何があった?」
凛「大丈夫か?…」
世一「…大丈夫、」
凛「で、でも…」
世一「伝えたいことがある、俺は夢を書き換えた」
凛「…え?」
冴「…は?」
世一「世界一のMFになる」
その時俺は頭が真っ白になった
同時に怒りが出てきた
冴「おい、どういうことだ…MFだと?…巫山戯んなよ!!俺らの夢はどうなる?世界一のFWだろ?何勝手に諦めてんだよ!!」
世一「お前らは世界を知らないからそんなことが言えるんだよ」
冴「は?…逃げんのか?あっちで何かあったかは知らねぇけど、お前はそんな奴じゃねぇだろ!!」
凛「…よ、世一兄…嘘、だよね?」
世一「…」
凛「ッッ…世一兄!!」
冴「巫山戯んなよ…巫山戯んなよッッ」
凛「俺、…世一兄と兄ちゃんと一緒にやれないなら…やる意味ないよ…」
冴「凛…」
世一「……だったらやめろよ」
凛「え…」
冴「は?」
世一「俺らと一緒に?やる意味が無い?そんなぬりぃことでサッカーやってんならやめろ、気分が悪い」
その時の世一兄の顔はゴミを見るかのような目だった
冴「ッッお前!!」
世一「事実を言って何が悪い、お前は甘すぎだ」
凛「…」
凛の顔は言葉一言で表すなら絶望だ
世一「それに、さっきのゴールはなんだ?弱いぞ」
冴「ッッ…」
そんなの知ってる、そんなの俺が1番わかってるのに…!!
世一「お前もだ凛、なぜ取られた、何故彼処でシュートしなかった、何故迷った…」
凛「…ッッ」泣フルフル
世一「…俺はもう行く、」
冴「ッッ待てよ!!」
待てと言ってもそれでも歩く足は止まらない
冴「待てって!!」
世一「…」
止まってくれない…笑ってくれない、そんな事が悲しくて、辛くて、寂しくて、苦しかった、どうして見捨てるんだよ…どうして…
凛「…ぅ…ッッ…」
冴「…凛、…泣くな、俺はあのクソ兄貴を潰す、お前もだろ?凛」
凛「…当たり前だ…ッッバカ」
その後ブルーロックっと言うプロジェクトに参加した
1ステージは終わり、2ステージも終わり、uー20戦もあると報告された時だった
凛「…糸師 世一…?」
冴「は?」
世一「ここに士道龍聖はいるか」
士道「あ?なにおまえ
世一「糸師世一だ、一緒に来い」
士道「はぁ?なんで?」
世一「いいから来い、時間を使いたくない」
士道「ふーん…まぁいいけどさぁ、まぁ?糸師家の長男様のオネダリでちゅもんね〜、」
世一「…いいから来い」
凛「おい」
冴「クソ兄貴」
世一「…どいて」
冴「なんで其奴選んでんだよ」
凛「…」
世一「選ぶ…?まだそんなぬりぃ頭してんのか?選ばれるんじゃなくて選ぶ方になれよ、凛、冴」
凛「ッッ…」
冴「…どう見てもトップ1、2を選ぶのがバストだろ」
世一「俺は此奴の実力に興味があっただけだ」
クソ兄貴は俺らの実力に興味も無く、その触覚野郎に興味があるのだと…んでだよ…!!
世一「…お前らそれで満足してんのか?…ちょっとは成長したかと思ったが、期待はずれだったな」
凛「ッッ!!」
冴「ッッ…」
蜂楽「ねぇ、ちょっと」
世一「…君には用はないけど」
蜂楽「俺はあるの、その2人の長男?だっけ、実の弟にそんな態度なくない?」
世一「君に関係ある?」
蜂楽「あるよ、友達だし、てか君君って俺蜂楽 廻だよ!!」
世一「…」
千切「俺も、其奴の兄なんだろ?この2人兄に勝つ為に頑張って努力もしてんだよ、それを否定してそれが兄なのか?」
世一「俺は事実を言ったまでだ」
凪「俺も、イラつくやつだけど…そんな事言う必要ないんじゃない?」
世一「…」
蜂楽「てか、俺らを舐めないでよね、」
千切「それな?本当イラつくぜ」
世一「…楽しみにしとく、行くぞ触覚」
士道「俺士道龍聖だからな?」
凛・冴「待ってろよ…クソ兄貴!!」
どうでしょうか、…結構長く書いたよね、…まぁ途中半端すぎてごめんやけどさ次は、…何系で行こうかな
コメント
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潔スペインで何があったんだぁ''ッ、、、、
また、冴と潔の話が見たいな〜 ブルーロックのメンバーも入りで、