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また、
◾︎ 話はすべて筆者の妄想・フィクションであること。
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これらを全て了承でき、自衛できる方のみ本編の閲覧をお願い致します。
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朝の話
9割センシティブです。
♡、濁点喘ぎ
約6000字
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ふと意識が浮上したとき、下半身の謎の違和感にもぞりと体を動かす。それでも違和感は拭えず、ぱちりとゆっくり目を開いた。
視線の先はもちろんいつもの寝室。横を向いた体勢で、後ろにはいつも通り小柳を抱き締めて眠る星導。星導に意識が傾いた瞬間、違和感の正体に気がついた。
⎯⎯挿入っている。後ろに。
思い出した。星導が自身の中に挿入っている時間が愛おしくて、離れ難くてそのまま眠りたい、とお願いしたのだ。そう言ったときの星導の顔はかなり滑稽だった。小柳を抱えたままへぁ、なんて情けない声を出して、視線をウロウロと泳がせ後片付けを進める手だけは動いていた。その後体を綺麗にして抱き締め合っているときにもう一度挿れてくんないの?と首を傾げるだけでなにかと葛藤したような顔を見せてくれる。しょうがないなぁと横にして、再度この向きの方が寝やすいからと後ろから抱き締めてゆっくり挿入してくれたのだ。
その行為が、純粋に嬉しい。小柳の願いを聞いて、小柳の望んだ通りにしてくれたことが何よりも喜ばしいことなのだ。体の中の熱を感じ取り、んふ、と堪らず笑みを零した。自身の腹に置かれている恋人の腕が、背後の存在感が、中に埋められた熱が愛おしくて。目が覚めてすぐ、こんなに幸せを感じていいものなのだろうか。
しかし、次第にその熱に物足りなさを感じてくる。ぼんやりとした頭で星導の手に自身の手を重ねて幸せを噛み締めていた刹那、背後の星導が身動ぎをした。もちろん中に挿入っているものも連動して動くわけで。奥へコツン、と小さく突然刺激され、小柳は一気に目を覚ます。
起きているのかと思い首だけ振り向いたがすやすやと呑気に寝息を立てている様子を見るに未だ夢の中。本音を言うのなら起きていて欲しかった。欲しいものは既に中に存在しているのに、刺激が足りない。だからこそ、身動ぎした瞬間の刺激に反応してしまって。
「っ、くそ…ッ!」
物足りなさに耐えきれなくなってついに腰をゆるゆると動かし始める。中を擦られる度に体が反応してしまってキリが無い。
「んっ、んっ、…っふ、はぅ…ッ!」
ついに漏れ出る声ですら我慢することができなくなった。
一生懸命腰を揺らして、星導のそれを奥へと誘う。しかし中々欲しい刺激は訪れない。ひとりで腰を揺らして、中に入ったものに一生懸命になって。これでは自慰のようだ。恋人はすぐ後ろに存在すると言うのに、ひとり寂しく慰めているだなんて、そんなことがあっていいのか。
ばか、と口に出そうとした刹那、突然どちゅんっと中に挿入っていた男根が独りでに動き奥へと突いた。何事だと思案する前に、体がビクビクと反応して震えが止まらない。
「ぁ゛゛ッ゛ッッ~~~……ッ!?♡♡ ぉ゛…、へぁ…?」
「おはようございます♡ なぁにひとりで楽しいことしてんの?」
待ち望んだ声に小柳は耳を傾ける。なにか声を掛けたいのに、突然の奥への刺激に処理が追いつかない。ただ一つわかることは星導の目が覚めて動き出したということ。
ぎゅ、と腹に回っていた腕の力も強くなって圧迫される。起きて早々意識を飛ばしそうだ。
「朝イチセックス、しよっか♡」
背後から耳元で囁いて、腰を動かし始める。普段は行われない後ろからの体勢に小柳は恐怖を感じ取った。
「ゃ、やだ、やぁ!」
「は?俺とのセックス嫌なの?え~悲しい~。愛しい恋人とのセックスなのに?なに、好きって言ったの嘘だったの?そんな訳ないよね、俺のこと大好きだもん。」
「ちぁ、ちぁう、まえ、まえからがい…うしろや…っぁうッッ♡♡」
「あは♡ そういうこと?なぁんだ、俺のこと大好きじゃん。そうだよね、顔見えないとセックス嫌なんだもんね?」
でも今日は前向かせてやんない、なんて愉しそうに囁く。今まで幾度となく体を重ねて来たが、星導が小柳の願いを拒否したことなぞ片手で数えられるほどしかない。それほど星導は小柳に甘かった。
だと言うのに、今回は拒否された。それだけで小柳の頭の中はそれでいっぱいになって不安になる。
⎯⎯なんで。なんで聞いてくんないの。気に食わなかった?嫌になった?俺のこと好きじゃなくなった?
そんな小柳の心境を察したのか星導は違う違う、と慌てて弁明し始めた。
「嫌いになんないよ、俺は。お前のこと一生手放さないつもりだし」
「じゃ、ぁ、なんで…ッん、っん…ッぁぐ、ッッ」
「え~?たまには、と思って。ほら昨日…っていうか今日?シたばっかだし、趣向を変えてみようよ。」
後ろからもきもちいよ?なんて言われては拒否できない。そもそも小柳だって星導に対して甘いのだ。星導がやだ?と甘い声で首を傾げればうぐ、と喉を詰まらせるし、お願い、だなんて見つめられれば断れない。お互いがお互いに甘く、お互いがお互いに甘いのを理解し尽くしている。時にはそれを利用だってするほどに。
「やっぱ後ろからって奥入りやすいよね」
「っぁ、っあっあ゛…ッ♡ おく、おくやばぁいッ♡♡」
「っは、はは、きもち…」
「…きもち、きもちい?ほしるべきもちい?ッ゛♡」
「うん?うん、きもちーよ。なぁに、俺が気持ちいいと嬉しいの?」
「っぅん♡ うんッ゛♡♡ おぇもきもちぃから、同じなのうれし、ッいの♡♡ はぅ゛、俺だけきもちいの、や…らから、ッ゛ッ♡♡」
嗚呼もう、本当にこの男は。星導が気持ちいいと呟いた瞬間、幸せそうな表情でこちらを見るものだから興奮を抑えるのも一苦労。勘弁してくれ…とつい零した。
「ぁっ、あっあッ゛♡ ぁ、ぉ、きく…ッなった、ぁ…ぉ゛ッッ♡♡ んぐッ、ぁ、ふ、ふ、…ン゛ッ♡♡」
おっきくなったぁ♡、なんて甘い声と共に自身の腹を撫でる小柳のその姿に星導の性器は硬さを増していく一方で。
つい身体を起こして小柳をうつ伏せに動かし、潰す様に覆い被さった。所謂寝バックでの種付けプレス。隙間の存在を消すほど密着して腰を動かせば、初めての体位への恐怖も含まり小柳はもう悲鳴のような嬌声をあげることしか出来ない。うつ伏せなため星導が動く度に、調教しつくされた胸や陰茎が擦れて快感を拾う。快楽から逃れようと試みるがもちろんそれを星導が許すはずも無く。どうにか抜け出そうと動けばバチュンッと奥を突かれ咎められるのは当然のことだった。
「ッぉ゛っ、ぐ、ぁ、は、ふ…ッぁ゛ッッッ♡♡ っん゛♡ん゛ン゛…ッッ♡♡」
「あ、ちょっと。枕に浮気ですか?」
これが後ろからすることのデメリット。正面からの場合、小柳は快楽を耐えようと目の前の星導に縋り付く。手を伸ばして、それに星導が応えるように腕の中に収まれば、ぎゅっと抱き締め胸筋に星導の頭を押し付ける。
けれど後ろからの場合、小柳は星導に縋ることができない。そのため対象が星導から枕やシーツなど、目の前のものに移り変わるのだ。
その姿に星導がムッとするも小柳はいっぱいいっぱいで気が付かずぎゅっと抱き締めた枕に顔を押さえつけ声を抑える。それがまた、星導は気に入らなかった。
「ねーえ!やだ、それ。俺でいいじゃん。」
何度言っても変わらないその状況に痺れを切らして小柳から枕を強奪した。縋るものが突然無くなった小柳は抑えていた声を大きく漏らし、ぱちぱちと瞬かせる。
「へぁ……ッ?…♡」
困惑している小柳とその小柳を抱き締め腰を動かし続ける星導を照らすカーテンの隙間から漏れる日光が、行為とは似合わない時間帯という事実を押し付けてくる。朝っぱらから盛って、意味の無い交尾をして。
ぎゅ、と抱き締めているその身体が愛おしくて、つい普段はつけることのできない背中に数多の印を残した。
「ッは、ふ、…イく、イきそ…」
「ンッ♡ おれも、おれもイ゛ぐ、ッッ♡♡♡」
「ほんと?一緒にイけるじゃん、ッ♡ ね、奥、だしてい?」
「おく、……?♡ おく、ぉくらして♡ い~…っぱいらしてぃー…ッよ゛ッッッ!?♡♡」
小柳が言い切る前に星導はストロークを早めた。うつ伏せになっている小柳は、視界に星導が映っていないことが不安なのか、首を回しできるだけ後ろを向こうと努力する。が、力の入り切らない今の小柳では満足に後ろを振り向くこともできず徒労に終わる。諦めてまた伏せた小柳の背後にさらりと星導の長い髪が落ち、小柳を閉じ込めた。
マズイ。そう小柳は本能的に感じ取った。白狼である小柳は五感が人一倍鋭い。もちろん嗅覚も敏感なわけで、密着しきった星導の匂いが巻きついて離れない。星導の髪に囲まれるということは匂いに囲まれるも同義。星導の動きと共に靡く一本一本が小柳を穿つ凶器のように思えて。
「ぁ、ぁああ゛ッッッッ~~……ッ♡♡」
「ッ、ちょ、締めすぎ……ッ!! ッふ…………ッッ~~~~ッ……♡」
伏せた小柳の手がシーツをぐしゃりと掴み体を大きく震わせる。連動するように繋がっている部分をぎゅぅ、と締めるものだから耐え切れず、小柳の手を包み込むように重ねて奥へ奥へと植え付けた。
こうなるとは想像もしておらず、ゴムをつけることもせずに挿れていたものだから星導の白濁はなんの隔たりも無く小柳の最奥へと鎮座している。
はくはくと浅い呼吸をしながら精一杯整えている小柳の身体を仰向けにしてやり、彼の苦手な体位でしてしまった事への謝罪を含めて先程は叶わなかったキスを汗ばんだ額へと送った。
「ん…」
「は、ぽやぽやしてる…きもち?」
「んぅ…」
未だ余韻に浸っているらしい。小柳の頬に添えた星導の手にすり…と頬を擦り付けてくる。愛らしい自分だけに許された姿にまたキュンと胸が鳴るのがわかった。
「朝からごめんね」
「本当にそれな…おれら発情期の動物かよ…」
「あ、やっぱお前も満更でもないじゃん。」
「………うるせぇ」
「俺ら」なんて自分も含めて言う小柳はやはり嫌では無さそう。存外わかりやすく態度に出る彼はむしろ嬉しそうに見える。
名残惜しいが挿入されたままのそれをゆっくりと慎重に抜き自身と小柳の身体を軽く拭いて、風呂を沸かすために額にキスを送り星導はその場を離れた。
シーツの上に仰向けになった小柳は、天井をぼんやり眺めたまましばらく瞬きを繰り返していた。体の奥に残る鈍い熱と、まだ耳の奥に残っている気がする鼓動の音。その全部がゆっくり現実へと引き戻してくる。未だぽやぽやとしたまま現実に戻ろうと尽力する虚ろな瞳をした小柳は、寝起きの体に植え付けられた子種を大事そうにそっと腹の上から撫でた。
「っは、…やば、…………掻き出したくねぇー…」
星導はあまりゴムをしていない状態では挿れてくれない。お腹に悪いだの、掻き出すの大変でしょ、だの。別に星導のを取り込むことが原因で引き起こる腹痛ならなんて事ないのに。掻き出すのだって、そのまま取り込んでしまえば良いだけで。確かに仕事のことを考えるのなら体調には気を使った方がいい…のはもちろん分かってはいるのだが、小柳は愛する人が自分に欲情し、気持ちよくなってくれた証を無かったことにしたくはないのだ。
そのため今回はかなり想定外の幸運。このチャンスを掴むためにどうにか言いくるめられないかと長考するが生憎星導に口で勝てる未来は一向に見えない。
せめてもと、栓を失い重力に従ったまま溢れてくる白濁を掬って自身の奥へ奥へと押し込むように擦り付けた。
「…なにしてんの」
そこへ風呂のセットが完了したのであろう星導が戻り、信じられない光景を目にしたかのように目を見開く。星導はねぇ、と低い声を出しながら近づいた。
「なにって…お前が抜いたせいで溢れてくるから奥に戻してるだけだけど」
「おっ…まえさぁ~……!…そんなに俺の精子好き?いつもゴム無し強請ってくるもんね。」
「はぁ?”お前の精子”じゃなくて”お前”が好きだからに決まってんだろ、何言っとる?そりゃお前が好きなんだからお前の精子でもなんでも好きだけど」
緩かった滑舌も時間が経ちかなり元通り。アホなん。なんて言いながらも手を止めない小柳に星導は頭を抱えさせられてばかりだ。普段の小柳ロウからは感じられないほどのデレに星導はいつもクリティカルヒットを喰らう。小柳にその自覚がないのもまた憎らしい。
「俺もお前が好き…」
「ッハ!知っとるね、さすがに。」
ぎゅ、と抱き締めて肩口に頭をぐりぐりと押し付けながら言う星導に小柳は吹き出した。
「…あのさ」
「あ?」
「ごめんね、後ろ嫌って言ってたのに。」
「……よ、くはないけど、まあ…お前がしたいんなら、いいよ、別に。」
「けど、ちょっと、怖かった。」なんて目を逸らして顔を染めながら言うものだから忍耐力を試されているのかと思った。
そのまま何も言わず二人はしばらくくっついていた。
朝の光がカーテン越しに揺れて、さっきまでの熱が静かな温度に変わっていく。
「……お風呂、入る?」
「…あと五分」
「五分ね」
「…………十分」
「交渉下手か?」
「いーや?おまえが甘いだけやね。」
「それは否定できない」
そう言って星導は小柳の髪に顔を埋めた。さらりとした小柳の髪と、ふわふわとした星導の髪が混ざり合う。
行為後の独特な雰囲気を纏ったこの時間が堪らなく好きで、熱を覚ましたくなくて時間を稼いでいるということには気づかれているのだろうか。
「……一緒に入る。」
「んふ、もちろん。」
短い返事。
身体を繋げ、心も通わせた今の二人にはそれだけで十分だった。
終
前回のイラストにたくさんの反応ありがとうございます。
ここまで反応頂けるとは思っていませんでしたので大変恐縮です> <
実はメインで活動しているのはイラストの方なのでまだご覧になっていない方は1つ前のチャプターをご覧下さい。反応お待ちしております୨୧ ˊ˗
時間かかる場合がございますが一応コメントからリクエスト受け付けております。
現在はrbruのみ。
詳しく詳細いただけるとより早く仕上げられるかもです。
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