桜side
皐月が急に暴走し始めてそれを梅宮が殴って止めたが
皐月は止まらない……。
皐月side
(拳を充てるのにこんな清々しくなるのか……、知らなかった…、楽しい、もっと、もっともっと楽しくなりたい……)
梅宮「皐月、どうしたんだ?いつものお前じゃないぞ?」
皐月『……。』
梅宮からそう言われて俺は何も分からなくなった……。
風鈴だからこそ守るべきだと……嫌違う、俺が、俺自身が守るかどうか決めるんだ……。風鈴として辞めるべきなんだ……。
そう踏ん切りしたら全てがどうでも良くなった…。俺は俺として何もなしとげ待てなかった……。
皐月『……なぁ梅宮』
梅宮「おっ!やぁっと読んでくれたなぁ、嬉しいぞ俺ぁ!」
皐月『……、お前にとって正義とは?悪は?何が正しい?』
梅宮「皐月…?」
皐月『……、分かったんだ、俺には何も守れない…傷つけるしか出来ない…。だからさ、もう辞めようと思う…。』
梅宮「…何をだ?」
梅宮からピリついた感情は手に取って分かる。
でも俺は辞めるつもりは無い。
皐月『ここ(風鈴)から出る』
梅宮「俺が許すと思うか?」
皐月『なら逆にこんな危険なやつ残すべきか?』
皐月『…俺さ、すげー考えたんだよ、どうすればいいかって…。でも考え纏まんなかった…、また手をあげるのが嫌なんだ……。怖くて仕方ない…、だから……、自由にしてくれ……。』