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ピピピピッピピピピッピピp カチッ
「ん…。」
時計に目をやると時刻は6時半を回っていた。
「はぁ…。起きなきゃ。」
階段を降りて一階に向かう。
白を基調としたリビング。清潔感があるというよりは何も無いという方が正しい。
「おはよう。」
私の一日は誰もいないリビングに挨拶をするところから始まる。もちろん返事はない。
朝ごはんを食べているとき何気なくテレビを点けてみた。
『続いてのニュースです。昨日、男が運転する自動車が小学生の列に衝突する事故が起きました。一人は軽sh』
ブチッ
「最近こんなのばっかり。」
テレビを点けたことを少し後悔したあと、食器を片付け、学校に行く準備をし時間になるまで適当に時間を潰す。
「…行くか。」
ドアを開けると生ぬるい空気が流れ出す。5月の下旬で梅雨の時期が迫っている。
少し寒さを感じながらもいつもと同じ道を歩く。
少し歩いて角を曲がって現れるのは私の通う高校。
〜教室〜
ガラッ
今日も一番乗りだ。一番であることが嬉しいというよりも、まだ誰もいないということにホッとする。
今日もホームルームまで本を読んで時間を潰す。読んでいる本にこだわりはない。図書室の本を片っ端から読んでいる。
本を読んでいると誰も話しかけてこないから楽だ。
そうこうしていると教室に続々と人が集まる。
ガラッ
先生「おはようございます。今日は〜」
こうして学校が始まってなんとなく過ごしているともう帰りのホームルーム。
日直「気をつけ。礼。さようなら。」
やっと学校終わった。
「帰るか。」
そう思い昇降口で靴に履き替えていると。
〈ーねぇ。あれ誰だろうね。〉
[結構イケメンじゃない!?]
〈それな!声かけてみない?〉
[いや無理!でもなんであんなところにいるんだろうね。]
そんな会話が聞こえてきた。
誰かいるのか?
まぁ。私には関係のないことか。
そう思いそそくさと玄関へ向かう。
『ねぇ』
玄関を通り過ぎようかというとき声をかけられた。
振り返るとそこにいたのは私と同い年くらいの男の子だった。
『君。希美ちゃん?』
主人公 秋月 希美(あきづき のぞみ)
難しい。この物語ダラダラ続くかも。
ていうか土曜日運動会なのに雨降りそう…。
雨が嫌いなわけではないけどタイミングが悪い!あと一日ズレてくれ。