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🌵👓🌹💩まとめ

第1話 - 🌵×👓 首絞め

2025年11月07日

#あるよに

#ulyn

#nmmn

クソ暇な時に書くだけ。（低浮）

此方はあるてぃめっとよにん！のBL（ボーイズラブ）作品となっております。

御本人様と一切関係はありません。

nmmn故に自衛宜しくお願い致します。

新参者なので口調等怪しい箇所があります。

mtng（🌵×👓）未交際。変な気を起こしただけ。本番無し。けどかなりえっち。

🌵➸攻　「」

👓➸受　『』

その他《》

カチッとカメラが止まる音がして、一斉に全員で脱力する。ふう、と一息吐いてからチハヤが第一声を発した。

thy《は〜〜〜いお疲れ様！撮影終わり〜。》

hrnt《おつかれー。この後なんか用事ある？》

うーん…と少し唸ってから、企画のことについて相談したい件があったのを思い出した。

『えーっと。…あ、そういや。もちに相談したい事あったんだったわ』

「相談したい事？別にいいけど」

thy《あー、ならいいや！俺ら二人で飯行ってきていい？》

「ああ、いいよ。いってらー」

そう言って外に出ていく二人を送り出してから、互いに隣にストンと座ってはもちが先に口を開いた。

「んで、相談したいことってなに？」

『ああ、この企画のことなんだけど＿＿」

数十分程度話していただろうか？ようやく話が結論づいて、これからやっとゆっくり出来る＿なんて時だった。

『オッケー！いやー、助かったわ。ありがとありがと』

「一旦解決ね？良かったわ、ちょっと煙草吸ってくる」

『またかよwはいはい』

俺もトイレにでも行くかー、なんて思って同時に立ち上がると、たまたま互いの足が引っかかってしまい、危ない！と声を出す間もなく床に倒れ込んだ。

『いってぇ〜〜…！ごめんも、…ち…』

咄嗟の判断で目を瞑ったから分からなかった、が…目を開けてしまったことを即座に後悔することになった。まるで、こう…漫画のように、俺がもちに押し倒されているような構図になってしまった。

「…ゴメン、ちょっと…殴ってくんない？」

突拍子もなく何を言っているんだこいつは。と思ったが、…何か硬いものが当たって即座に理解した。ああ、冷静にさせろってことか。だが…流石に親友を躊躇いもなく全力で殴れる程無慈悲な人間ではない。

『いや…自分でやれよ、俺の手汚したくないし』

「ああ、違う意味で汚れることになるけどいいんだ」

『よっぽど殴られたいのなお前』

なんてくだらない会話を交わすが、変わらずダラダラと冷や汗が湧き出る。どうしよう。どうすればいい？脳内で葛藤していると、急に首筋に激痛が走って脳が冴える。

『い゛ッ、っっ〜〜！！？ぉ゙まえ、さぁ゙！！』

クッソ、噛まれた。必死に押し退けようとしても、体制的不利。

『ッ゛、っ゛はぁ゙、お前、マジで…』

暫くして口が離されて、目が合う。ぞくりと背筋が震え上がった。男だからこそ、わかる。雄の目だ。此方しか捉えてないと言わんばかりの……

「…ゴメン。後で殴っていいから。今だけ」

今すぐに殴りたいところだ、なんて返そうとすれば耳をかぷりと柔く噛まれてびくりと肩が跳ねた。鳥肌に似たような感覚が身体を走っていく。ぴちゃりと水音を立てながら、左耳が蝕まれていく。

『っ、は、っ、く゛…ひ、や゛め、ろ…っての゛、』

耳を弄られながら、何を思ったのかさっき噛まれた跡をすり、と親指で撫でられる。なんか、…まずい、気がする。段々と片手で首が包みこまれて行って、ぎゅぅ…と擬音が聞こえてきそうなまで首を絞められていることに気付いた。お前のフェチに付き合う気は無いんだが？苦しい、離せと伝えようにも上手く声が出ない。

『も゛、ち…っァ゙、く゛るしい゛、っ、は、ぃ゙…っつ、ぅ゙…』

「見たらわかるよ、そんなん」

掠れた声を必死に絞り出すと、はは、なんて薄ら笑いが聞こえた。何笑ってんだ。そんなに滑稽か？いや滑稽ではあるけど。更にぐりぐりと喉仏を押される。

『っけ゛ほッ゙！ン゙、ッん゛…か゛はッ゙、ひュ゛う…っ』

流石に命の危険を感じて反射的に腕を退けさせようと力の入らない手で腕を掴めば、少し眉を顰めてから顔が近づいて、そのまま口付けされる。野郎同士で何やってんだこいつ、よりもとうとう完全に呼吸が出来なくなる、まずい。

『っン゛、ん゛…っ！！ん゛ん゛、っぅ゛！』

苦しい。息ができない。殺す気なのか？ほんとに、脳に酸素が回らなくて意識がぼんやりしてきた。なんとかこいつを離せさせようとするにも、身体に力が入らない。

「……っ、は…っふ、」

『ン゛…〜〜っ！！んん、っ！！んっ、ン゛んぅ…ッ！！』

力を振り絞って、がぶりと舌先を噛んでやった。互いの口内に鉄の味が広がる。クソ、ほんとに何してんだよ俺らは。

「ぃ゛っ、た…ひでえ。噛むなよ」

『は…っ〜〜〜ッはっ、はっ…ひュぅ、げほッ……、っこの、こんの…ッバカじゃねえの！！死ぬかと思っただろ！』

酸素が回らない故か、はたまた違う感情か。顔を真っ赤にしながら、口を抑えるもちを睨んだ。

「ねぎMでしょ？こういうの喜ぶと思ったんだけど。違ったか…」

『喜ぶわけ、ないだろ…』

半分、嘘だ。

…苦しさの中に、猛烈な背徳感と快感が俺を襲ってきていた。ぞわぞわと背筋を駆け巡って、思わず身震いしてしまいそうな程の。頭がくらくらして、目の前のやつだけに夢中になって、支配されてる感覚がして。……っ、クソ。

「…っはは、何顔真っ赤にさせてんの？キスしたくらいで顔真っ赤にするような初心だったっけ。それとも＿

やっぱ首絞められて興奮した？」

『ッ、一旦、黙れよ、お前……、』

何も、反論できなかった。言い返しても全て虚偽になってしまうから。その通りだったから。悔しくて惨めで堪らなくて。

「はーぁ、どっかの誰かさんに舌噛まれて勃ったモンも萎えたしちゃんとヤニ吸ってくるわ。」

『勝手に言ってろ！さっさと行け！』

ガチャリ、とドアの閉まる音と背中を確認した後、はあぁぁぁぁ…と深く長く、大きいため息を吐いた。クッソ、くっそ。ただの親友に、調子かき乱されるとか。ヤケクソで俺もヤニ吸いに行ってやろうかな…なんて回らない頭でぼんやり考えて、ふと下を見ると…

『………………はぁぁぁ……マジで…』

自身の緩く勃ち上がっているソレが目に入って、本日何度目か分からない溜息を零した。こんなことをされて、しっかりと勃ってしまっているのだ。ドМだなんて言われるのも無理はない。………どうやって処理、しよっかなぁ…………

🌵視点

玄関を出て、ふぅ……と感情ついでに煙を吐き出す。別に、特別な感情とか、邪な感情を抱いている訳ではなかった…が、こうなってしまうと話は別で。首を絞めたときの恍惚、そして何より…あの顔。本人は全くもって無自覚だろうが、目をぐらつかせながら悦びを味わっているような表情。腰がズシンと重くなるような感覚がした。正直萎えたなんて全くの嘘で、これ以上見ているとついに一線を超えてしまいそうだったから退避しただけだった。

まだヒリヒリと舌が痛むのに、痛覚になんて全く意識は行かない。脳裏に焼き付いた表情と濁音混じりの声が思考を支配して、感情を狂わせられて狂わせられて仕方がない。それでも半強制的に、自身の欲に付き合わせてしまったのも事実である。

「……後で謝りに行くかぁ。」

色んな感情をぶつけるようにぐり、と煙草を灰皿に押し付けて潰した。

👓視点

『ふっ、ふぅ゛…っぁ、っぅ…っ〜！』

なんで、なんでこんなことになった。

感情が昂って昂って落ち着かなくて、自分のモノも落ち着いてはくれなかった。ほぼヤケクソで自室に駆け込んで、雑に下半身の服を投げ棄てる。適当に抜いて落ち着かせてやる、クソ。それにしても、何を…っ、いや。流石に、流石に…アレ思い出して抜く、とか…、っでも…思うだけなら、別にバレない…し。

『っぅ゛、ん゛んっ゛…ひ、あっ…！は、ぁっ…っ、』

足りない。なにかが、足りなくて。自分で片手を首に掛けて、すこしぎゅぅ、と締めてみた。瞬間にびりびりと脳内を灼き尽くす様な電流に似た何かが走る。

『っぁ、ぁっ…！ゃ、ぅ゛…ぃや゛、ァ゛…ひゅ、ふ゛…っ！んく゛…っ』

脳が快楽で支配される。でもさっきのは、もっと、強くて、何も考えられなくなって。足りない。もっと、圧迫感に包まれたい。両手で支配されたい。

『っゔ、ぁ゙あ…ン゛っ、は、ァ゛…ぇ゛ぅ、も゛、ち…ぃ゙っ、』

「なんだ。やっぱ嬉しかったんじゃん。」

後ろから聞き慣れた声が聞こえた。途端に背筋が凍って、’まずい’と脳が危険信号を送る。

『ぇ゙あ、ちが、っちがッ…ッ゙なんで、ぃ゙やだ、見んな…っみ゛んなぁ゙！て、とまんな゛…っ！ぃやだ、ぁ゙…っ』

嫌なのに、恥ずかしいのに、見られたくないのに、悔しいのに、手が、止まらない。快楽に脳を支配されている、止めなきゃ、止めなきゃ。

「いいよ。こうされたかったんでしょ？首絞めといてやるから、自分の扱いてて。ほら。」

へらりと口角があがって、先ほどとは比べ物にならないくらいの強さで首を絞められる。やばい、今度こそほんとうに死んじゃう。危ないのに、苦しいのに、気持ち良くて。やめないでって、心から願ってしまう。やめて、やめないで、思考が支離滅裂になる。

『っぁ゙！ぁ゛あぁっ゛！ぅ、ぁひュッ゙ぅ゛！ん〜〜〜ッ゙…！！は、はッ゙♡ぐぅ゛、ぁ゛…♡』

全身に力が入らなくなって、ずるりと力が抜け落ちる。扱くにも扱けなくなり、頭にバチバチとした快楽が集中的に集まる。あ、これ、なんか、やばい。

『ッ゙ッ゙っ〜〜〜〜ーー！！♡♡ぃ゛、ぁ…っ、はぁ゙…っ、ゔ…っぇ゙………』

最期は首を絞められただけで絶頂して、ぱちんと視界が真っ暗になってふらりと意識を手放した。

『ん゛、んん゛……』

あれ？俺は、何を…

「？あぁ、起きた？良かった良かった。死んだかと思ったわ」

『っぇ゙！？！？！？なんでここ、に…って、ぁ……っ』

一気に記憶が蘇ってきて、暴れ出したい気分になった。俺はなんて醜態を晒したんだ。

「あー、忘れた？俺に首絞められただけでイったことも？(笑)」

『マジでお前、覚えてろよ……』

肩を一発殴ってやって、そう吐き捨てた。

悪くはなかったなんて、絶対に言えない。

閲覧ありがとうございました。

あるよにの作品が少なくて少なくて・・・自給自足、しちゃいますよねえ。

ほんとに口調あやふやだったと思いますが、楽しんでいただけていたら幸いです。

それでは。

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