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#Snow Man
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junp_
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クリオネ?
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こんちくわ「クリオネ?」です。
今日こそ2話投稿を目指すぞ!と思っていたのに公式が分析とかいう面白いものを作ってくれたせいで昼間が全て潰れました(笑)
なので今日は1話で許してください。
あと、三作品全部#めめだてランクインありがとうございます!
本気で作者の励みになります!(作者がそういうの気になる派の人間のため)
これからもランクインそしてランクアップのためよろしくおねがします
ということでどうぞ
第6話:縮まる距離と小さな芽生え
病院からの帰り道、車内には静やかで心地よい時間が流れていた。
処方された薬が効いたのか、翔太は涼太の腕の中で規則正しい寝息を立てている。
「本当に、目黒さんには感謝してもしきれません。お仕事でお疲れのところを、こんなことに巻き込んでしまって……」
後部座席から申し訳なさそうに切り出す涼太に、運転席の目黒はバックミラー越しに和やかな視線を送った。
「お気になさらないでください。俺がやりたくてやったことです。それに……この前いただいたスープ、すごく美味しかったです」
「え……」
「温かくて、優しくて……仕事の疲れが吹き飛ぶくらい、心に沁みました。だから、そのお礼だと思ってください」
礼儀正しく、けれど飾らない本音の言葉。
涼太の胸の奥が、熱いもので満たされていく。
無事にマンションの部屋へ戻り、翔太をベビーベッドに寝かせた
後、涼太は玄関先で改めて目黒に向き合った。
「目黒さん、宜しければ……お茶でも飲んでいかれませんか? こんな時間に申し訳ないのですが、どうしてもちゃんとお礼が言いたくて」
普段の涼太なら、多忙な芸能人を夜中に引き止めるような真似は絶対にしない。
だが、今夜ばかりは彼をこのまま帰すわけにはいかないという強い気持ちがあった。
目黒は一瞬目を見開いたが、すぐに嬉しそうに目を細めた。
「……お邪魔でなければ、少しだけお言葉に甘えさせていただきます」
静かなリビングで、涼太は温かいほうじ茶を淹れた。
目黒は長身を少し丸めるようにしてソファに腰かけ、提供されたお茶を両手で包み込むように持っている。
「いつもお一人で、翔太くんを育てていらっしゃるんですか?」
「あ……はい。一年前、道端で泣いていた翔太を見つけて……そのまま放っておけなくて、自分が引き取りました。本当の父親ではないのですが、僕にとってはかけがえのない大切な息子です」
恋愛歴=年齢で、自分の人生は料理と翔太だけで完結すると思っていた。
そう語る涼太の横顔を、目黒は深く、慈しむような目で見つめていた。
「すごいですね、宮舘様は。……自分の信念を持って、温かい愛で翔太くんを守っている。本当に尊敬します」
「そんな……僕はただ、意地を張っているだけですよ」
照れたように微笑む涼太に対し、目黒は少し視線を落とし、ぽつりと漏らした。
「俺のいる世界は……華やかですけど、どこか冷たくて、誰を信用していいか分からなくなる時があります。礼儀正しく接していても、相手が見ているのは『トップアイドルの目黒蓮』であって、俺自身じゃないことが多いので……」
国民的スターゆえの、人知れぬ孤立感。
文武両道で完璧だと称賛される裏で彼が抱えていた孤独の欠片に触れ、涼太の胸がギュッと締め付けられた。
「……目黒さん」
涼太は目黒の正面に立ち、真直ぐにその瞳を見つめた。
「僕にとっての目黒さんは、隣に住むとても親切で、温かい心を持った素敵な方です。料理のことくらいしか分かりませんが……お腹が減った時や、疲れた時はいつでもここに来てください。僕が美味しいものを作りますから」
何の裏もない、シェフとしての、そして一人の人間としての純粋な優しさ。
目黒の瞳が一瞬大きく揺れた。
クールだった彼の表情が崩れ、胸の奥から溢れ出すような、心からの眩しい笑顔が浮かび上がる。
「……ありがとうございます、宮舘様。その言葉、すごく嬉しいです」
二人の間に漂う空気が、はっきりと変わり始めた瞬間だった。
雲の上の存在だった大スターと、不器用なシングルファザーの距離は、この夜を境に急速に縮まり始めていた。
コメント
1件
第6話、じっくり読ませていただきました。 目黒さんが「誰を信用していいか分からなくなる」と零した瞬間、胸がぎゅっとなりました。ああ、この人は本当に孤独なんだなって。でも、涼太さんが「いつでもここに来てください」と、料理という自分の武器でまっすぐ受け止めたのが、すごく美しいシーンでした✨ クールな目黒さんの笑顔が崩れて心からの眩しい顔になる、あの温度変化がたまらなく好きです。二人の距離が縮まる瞬間、こちらまで温かくなりました。 お忙しい中、更新ありがとうございます。次回も楽しみにしています🌷