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何の変哲もない。いつもと同じの廊下
そんなはずだった日の話だ。
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『ねぇ知ってる?1年6組のあの子の過去』
!
『なにそれ〜面白そう教えてよー』
?
『いいけどだれにも言わないでね?』
!
『実はあの子小学校で…』
1人が始めた話で簡単に噂は広まる。
噂を広めた本人には関係のない話
だから簡単に言えるのだろう。
頭の中でそんなことを考えていると、
チャイムがなった。
私は急いで教室に行き席についた。
第1話 『噂』
席に着くと隣の子が話かけてくる
隣の子
『1時間目数学とかめんどくさいよね』
自分
『ですよね笑頑張りましょう笑』
隣の子
『頑張ろ!』
先生
『α×2は…』
1時間目は数学の授業だった
いつもと同じ解き方。先生も同じ
毎日同じの繰り返しだった。
なにか言ってる?
後ろで会話が聞こえてくる
『ねぇあの子の噂知ってる?』
『なにそれ?』
『なんか小学校で虐めたみたいな』
『あの子が?やば!』
『それな?』
なぜ小学校の話を今掘り返すのだろう
中学1年生になり話題の
レパートリーを増やすためなのだろうか
まぁ私には関係のない話だ
ほっておこう
チャイムが鳴り数学が終わった。
次は美術。急いで教室移動しなければ
そう思い文房具と教科書を持ち外に出た。
美術室まで向かおう
私は歩き出したすると
『あの子ヤバいよね』
『それな?虐めたとかヤバい』
やはり廊下にでても”あの子”の話ばかりだ
噂をしている人はいじめではないのか
疑問が頭に残る。
私は美術室まで走った