【竜蘭】
寝る直前に思いついた話
*約5000文字ありますので時間のある時に読むことをおすすめします*
・自殺未遂
・蘭病み
・自我のあるモブ
・暴力表現
・リスカ
・みんな生きてる
・キャラ崩壊
・誤字脱字
・自己満
など含みます。
何でも大丈夫な方のみご覧下さい🙇♂️
多分一話完結です。。。
《蘭side》
____アンタなんて生まれて来なければ
____兄弟のくせに全然似てない
____死ねばいいのに
…うるせぇな。
俺が今まで言われ続けてきた言葉
何回も何回も夢に出てくるんだ。
両親が生きていた頃は家にいるだけで
殴られ蹴られ罵声をあびせられた
学校に行けばいじめられて
俺の心はもうボロボロ
いっそ死んでしまいたい、
そう思っても俺が生きていられるのは
竜胆のおかげだった。
たった1人の俺の弟であり
俺の恋人でもある。
竜胆は俺がいじめられていることを知らない。
竜胆が知ったらきっと悲しむから。
両親に虐待されていたことも
曖昧にしか覚えてないだろう。
どんなに辛くても、竜胆さえいればそれだけで俺の人生は幸せなんだ。
竜胆に愛されてさえいれば_____
<学校>
蘭「竜胆〜!一緒にご飯食べよ〜」
竜胆「あ〜…ごめん。俺今日は友達と食べるから他の人と食べてくれる?」
蘭「え…あ、うん、わかったー」
今までこんなこと無かったのに…
まぁ、しょうがないよね、
竜胆は人気者だし…!!
他の人…か、
…今日は食べなくていいや。
あー授業だっる…
モブ「お、蘭くんじゃーん!ねぇねぇ、これから俺たちと遊ばね??」
…っ!最悪っ!
蘭「え、あー…俺ちょっと用事が…」
モブ「そう言わずにさ〜!ね?いいだろ?」
普段の俺なら簡単に殺せる
…けど、竜胆に迷惑かける訳にはいかない
から毎日我慢してる
きっと今日も
モブ「はい、蘭くん、こっち来てね〜」
蘭「…」
<体育館倉庫>
ドゴッ ボコッドゴッドゴ
蘭「かはっ…!!」
モブ「ほら〜蘭くん、立てよ」
蘭「もっ、許してっ”…」
モブ「____ww」
モブ「____!!」
早く終わって…
モブ「いや〜楽しかったね〜蘭くん♡」
モブ「また遊ぼーな♡」
蘭「ゴホッゴホッ…」
早く教室行かなきゃ…
<教室>
ガラガラ
モブ「あ、蘭く〜ん♡やっと来たねっ♡」
また…??
もうやだよ…
助けて…
あれから授業中に後ろから画鋲を刺されたりとか色々したけど、竜胆に会えるから…
だから、大丈夫…
竜胆…
…よしっ、笑顔笑顔!
蘭「竜胆〜!!一緒帰ろ〜!」
竜胆「あ、ごめん…友達と帰るから先帰ってていいよ」
…
蘭「そっか…わかった!また後でな〜」
竜胆「うん、また後で」
…。
大丈夫、明日はきっと一緒に帰れる…
大丈夫…
あれから家に帰っても竜胆は何かと
理由をつけて俺を避けた。
俺、なんかしたのかな…
友達って言ってたっけ…
明日見てみよ…
<学校>
結局朝も一緒に学校に行ってくれなかった
昼休みになって、竜胆を誘ったけどまた断られたから後をつけてみることにした
!!
女…?
モブ「竜胆くんとご飯食べれるなんて嬉し〜♡」
竜胆「俺もだよ」
モブ「ねぇねぇ、今度一緒にデート行かない?」
竜胆「うん、いいよ」
モブ「や〜ん嬉し〜♡♡」
何、あれ…
浮気…?
竜胆が…?
…あの女さえいなければ俺は
また竜胆と一緒にいられるんだ
竜胆…
<放課後>
モブ「ふんふふ〜ん♡」
蘭「おい」
モブ「きゃっ!…って、蘭じゃん。何?」
蘭「ちょっと来いよ」
モブ「はぁ?あたしアンタに興味無いんだけど」
蘭「奇遇だな、俺も」
グイッ
モブ「いたっ…ちょっと!離しなさいよ!」
蘭「黙れ」
ボコッドゴッグキッ
モブ「やめ…っ!いたいっ…!!」
これでいっか。
久々に人殴ったわ笑
これで竜胆は俺だけのもの…
そうだよね、竜胆
<次の日>
竜胆「おい、」
…え?今俺に言った…?
でも竜胆がそんな…
竜胆「聞こえねぇの?返事しろよ」
蘭「え、竜胆…?どうしたの…?」
竜胆「お前だよな?モブのこと怪我させたの」
蘭「え…えっと、その…」
竜胆「正直に言えよ」
蘭「ご、ごめん…」
あれ、俺なんで謝ってんだろ
俺悪くないのに
竜胆「俺の女に手出すとか見損なったよ、兄貴」
竜胆「もう話しかけてくんなよ、じゃあな」
蘭「まって、竜胆!!」
スタスタ
まって、、竜胆…
俺、竜胆に捨てられたの…?
竜胆に…?
嘘だ。嫌だ。
俺は悪くないはずなのに。
…もう、何も考えたくない。
<翌朝>
蘭「竜胆、おはよ…」
竜胆「…。」
いつも用意されてる朝飯は俺の分だけ無かった
俺、本当に嫌われたんだな…
俺は何してもダメだな…
もう、人生とかどうでもいいや
竜胆に愛して貰えない人生なんていらない
でも、もしかしたらまた…
期待なんてするだけ無駄か…
竜胆より先学校行こ…
蘭「いってきます…」ガチャ
竜胆「…。」
竜胆「は〜兄ちゃん可愛い♡♡」
竜胆「そろそろいいかな♡」
<昼休み:屋上>
何がダメだったんだろ
普通に竜胆と起きて、ご飯食べて、学校に行って、帰って、ゲームして…
そうやって普通に生活してたのに
やっぱり俺は誰にも愛して貰えないんだな…
もうやめよう。
蘭「最後くらい竜胆のご飯食べたかったなぁ…」
竜胆「兄ちゃんっ!!!」
蘭「ばいばい、竜胆」
竜胆「兄ちゃん!!!」
ピーポーピーポーピーポー
<病院>
竜胆「兄ちゃん!兄ちゃん!!」
医者「…灰谷様ですか、?」
竜胆「っはい、!兄ちゃんは?!」
医者「一命は取り留めました…」
竜胆「っはぁ…良かった…ポロポロ」
蘭「…病院?」
あれ…俺死ねなかったの?
なんで…もういいじゃん…
楽にさせてよ…
ここ何階だろ…
今からまた飛び降りれば死ねるよね
…よいしょっ
今度こそ、死ねますように
竜胆「兄ちゃんっ!!!」
ビクッ
蘭「り、んど…?」
なんで…
竜胆「兄ちゃん…っ、ごめんっポロポロ」
なんで、泣いてるの…?
泣かないでよ、竜胆
竜胆「俺のせいだよね、ごめんグスッ
お願い…こっち戻ってきて…?」
…なんで?
蘭「…」
なんで体が勝手に動くの?
もう死にたいのに
自然と竜胆の方に行っちゃう
竜胆「兄ちゃん…っ、グスッ」ギュッ
蘭「…なんで、」
竜胆「どうしたの、?」
蘭「なんで、俺生きてるの」
竜胆「…兄ちゃん?」
蘭「俺は生きてちゃダメなの」
竜胆「そんなことないっ」
蘭「離して、もう死にたいの」
竜胆「兄ちゃん!」
蘭「…竜胆は何しに来たの?」
竜胆「…謝りたくて…っ」
蘭「…なにを?」
竜胆「俺、兄ちゃんに嫉妬して欲しくて…それであの女と一緒にいたの…っグスッ」
竜胆「兄ちゃんが、こんなになるなんて…思わなくて…っグスッごめん、こめんなさいっグスッ」
蘭「…そっか。それだけだよね」
竜胆「…え、?」
蘭「竜胆が謝りたいのはそれだけでしょ?もう俺に用はないわけだよね」
スタスタ
竜胆「兄ちゃん…?ねぇ、危ないって」
竜胆「許してなんて言わないからっ、お願い、まって、、」
蘭「竜胆、竜胆は何も悪くないから、
何も気にしないで幸せになってね」
竜胆「ねぇ、兄ちゃん…っ」
蘭「竜胆の兄ちゃんで幸せだったよ、大好き」
竜胆「兄ちゃんっ、、!!」
グイッ
竜胆「…!たいしょーっ、!」
イザナ「ったく、世話焼かせんなよ…」
竜胆「兄ちゃん…!」
鶴蝶「大丈夫だ、気絶してる」
竜胆「よかっ…た…バタッ」
鶴蝶「おっと…」
イザナ「困った兄弟だな」
《竜胆side》
竜胆「ん…、!!、兄ちゃん!!」
鶴蝶「お、竜胆起きたか」
竜胆「兄ちゃん!!」
鶴蝶「大丈夫だ、ちゃんと寝てるよ」
竜胆「兄ちゃんっグスッごめんなさいっポロポロ」
鶴蝶「蘭は俺たちが守るから心配するな」サスサス
竜胆「グスッグスッ」
イザナ「竜胆、ちょっといいか」
竜胆「ん…」
イザナ「竜胆、蘭の腕とか色々見たか?」
竜胆「腕…?見てないけど…」
イザナ「じゃあ学校での様子とか」
竜胆「学年違うから昼休み以外は見てない…」
イザナ「…じゃあ、最近の昼休みの様子とか」
竜胆「最近…って、なんか関係することあるの、?」
イザナ「…まぁ、見た方が早いか」
竜胆「…え、、?」
嘘…だよね、?
こんな…
イザナ「…どうだ?何か思い当たることとかあるか、?」
嘘だ、こんなの…
俺のせい…?
俺があんなことしたから…?
兄ちゃん1人で抱えて…?
いつから?なんで?
イザナ「竜胆!」
竜胆「!あ…ごめっ」
蘭「…ん」
竜胆「!にいちゃ…」
蘭「…!!バッ」
兄ちゃんは咄嗟に自分の腕を隠した。
やっぱり隠してたんだ
蘭「ちがうの…これは…っ」
鶴蝶「蘭、ゆっくりでいいから話してくれないか?何でもいんだ、悩みでも不安事でも」
蘭「…そんなのないから…っ」
竜胆「兄ちゃん、なんでも俺力になるから…」
蘭「ほんとに、、なんにもない…っ」
竜胆「学校のことでもなんでもいいよ」
蘭「なんもないって…っ!!」
イザナ「蘭、落ち着け。ゆっくりでいい。」
蘭「ハーッ、ハー」
イザナ「蘭、こいつらに見覚えは?」
大将は、俺たちが通ってる学校のヤツの写真を複数枚見せた。
蘭「え、ぁあ”っ”…あ”っ、プルプル」
竜胆「大将!」
イザナ「はい次、蘭、**月**日の昼休み、何してたか簡単に教えてくれ」
竜胆「大将、今の兄ちゃんには…!」
蘭「あ”…この日、、竜胆が一緒にご飯食べてくれなくて…それで…っ」
その後兄ちゃんは学校であったことを話してくれた
どうやら大将は、兄ちゃんに自白剤を飲ませていたらしい
イザナ「とりあえずこれで全部な。蘭。よく頑張ったな」
蘭「…。」
イザナ「竜胆、あとは見ててやれ」
竜胆「う、うん」
とは言っても、どうしたらいいんだろ…
竜胆「兄ちゃん…俺、わかる?」
蘭「りんど…」
竜胆「俺、兄ちゃんが好き、どうしようもないくらい」
こんなこと言える状況じゃないのに
これしか言葉が出てこなかった
今はただ、学校のヤツらへの怒りがこみ上がってこないよう必死に抑えるしかなくて。
竜胆「兄ちゃん、俺兄ちゃんとずっと一緒にいたい。一緒に寝て、一緒にご飯食べて、一緒にゲームでもしてさ、兄ちゃんがいればそれだけでいいんだ」
蘭「…。」
竜胆「…全部聞いた。俺のために今までずっと我慢してたんだね。ありがとう。でも、今度からは1番に俺を頼って欲しいなぁ…。俺じゃなくて、自分を大切にして欲しい。」
蘭「りんど…?」
竜胆「竜胆だよ」
蘭「りんどう、」
竜胆「なぁに、兄ちゃん」
蘭「…名前、呼んで?」
竜胆「なぁに、蘭」
蘭「ごめんなさい…」
竜胆「蘭は何も悪くないよ」
蘭「俺がいなければ、竜胆はもっと楽しかったよね…」
竜胆「蘭がいなければ何も面白くないよ」
蘭「生まれてきてごめん…」
竜胆「生まれてきてくれてありがとう」
蘭「りんど…」
竜胆「ん、おやすみ、蘭」
【あとがき】
終わらせ方分からなくなった。
長すぎた
過去最長笑
ちなみにクソモブ共は大将達が揃って絞めに行ってます👍🏻
勉強前に軽く息抜きしようとしたのにめっちゃ長くなってしもーたー\(^o^)/
久しぶりの投稿(?)だしいいよね(*´ω`*)
ではまた*˙︶˙*)ノ”
コメント
18件
めっちゃ泣いちゃった、やばいめっちゃいい終わり方で泣きそう「?
普通に泣いちゃった💦🥺 紫雨ちゃんさすが👏🥺 竜蘭は私を救うね🥰🥹 は〜兄ちゃん可愛いの所にやけちゃった🥺 そのあとは泣いたけど😂😭
こういう竜蘭も好き💕😭