コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
岐阜×愛知 監禁もの 苦手な方はブラウザバック。今回はややすけべなシーンが多めかも
とある日の午後、ずっと眠っていた愛知が目を覚ました時にはすでに夕方近くになっていた。寝過ぎたせいか少し疲れた顔をしている。岐阜が淹れたハーブティーを手渡すと、愛知は喉を鳴らして一口飲んだ。
「ありがと……なんかいい香りやね」愛知がティーカップを両手で包み込むように持った。「これは何のハーブ?」
「カモミールとレモンバームだ」岐阜は答えながら愛知の横に座った。「リラックス効果があるらしい」
「そうなんや……岐阜は詳しいね」愛知は感心したように目を丸くした。「おれ、そういうの全然知らんかったわ」
「まあ、調べたからな」岐阜は愛知の肩に腕を回す。「お前のために色々勉強してるんだ」
愛知は嬉しそうに笑った。「嬉しい……おれのこと大事にしてくれてるんやね」
「当たり前だろ」岐阜は愛知の髪を撫でる。「俺にとって愛知が全てだから」
愛知はしばらく黙っていたが、カップの中を見つめながらぽつりと言った。「おれも……岐阜がいれば他に何もいらん」
その言葉に岐阜の心が震えた。思わず愛知を強く抱きしめる。愛知の小さな体が腕の中で縮こまり、やがてゆっくりと抱擁を返してきた。薬の影響なのか、今の愛知は以前よりも依存的になっているように見える。岐阜にとってそれは願ってもない展開だった。
「愛してる……愛知」岐阜は耳元で囁く。「これからもずっと一緒にいような」「うん……もちろんだよ」愛知は幸せそうに微笑んだ。「ずっと一緒やね」
窓の外では日が沈みかけていた。茜色の空が部屋を淡いピンク色に染めている。二人の影が壁に重なり合う形で映し出されている。岐阜はそっと愛知の顎を持ち上げて唇にキスをした。
「んっ……」愛知は目を閉じてそれに応える。キスは次第に深くなり、お互いの舌が絡み合っていく。薬の影響で抵抗なく受け入れる愛知に、岐阜の欲望は募るばかりだった。
「寝室に行こう」岐阜が囁くと、愛知は何も言わずに頷いた。
ベッドに横たわる愛知のパジャマのボタンを一つずつ外していく。赤い痣が点々と刻まれた白い肌が露わになるにつれて、岐阜の呼吸が荒くなっていった。愛知は羞恥で顔を赤らめながらも、じっと待っている。
その従順さが愛おしくて堪らない。
「怖くないか?」岐阜が尋ねると、愛知は首を横に振った。
「ううん……岐阜ならいい……」
その言葉に理性が飛びそうになるのを必死で抑える。もっとじっくり愛したい。焦って壊してしまうような真似はしたくなかった。岐阜は慎重に愛知の身体をなぞるように触れていく。鎖骨から胸元へ、そして腹部へ。愛知の吐息が徐々に熱を帯びていくのがわかる。
「はぁ……んっ……」
愛知の声が小さく漏れた瞬間、岐阜の我慢も限界に達した。最後のボタンを外すと、一気に服を脱がせる。裸になった愛知の体を抱きしめながら、岐阜は首筋に噛みついた。
「痛っ……」愛知が小さく悲鳴を上げる。
「ごめん……つい……」岐阜は慌てて唇で慰めるように傷口を舐めた。「でも綺麗だ……俺の印が付いた……」
「うん……嬉しい……」愛知は涙目になりながらも微笑んだ。「おれは……岐阜のもの……やよ」
その言葉を聞いた瞬間、岐阜の中で何かが決壊した。これ以上我慢できない。この純粋な魂を自分のものにするために必要な儀式だと信じて、岐阜は愛知の足を開かせた。
「愛知……いいか?」岐阜の声は掠れていた。
愛知は一瞬だけ躊躇いを見せたが、すぐに頷いた。「うん……来て……」
岐阜は愛知に覆いかぶさり、ゆっくりと侵入していく。苦しそうな表情を浮かべる愛知の顔を撫でながら、少しでも楽になるように優しく動き始めた。痛みと快感が交錯するような微妙な表情がまた一段と官能的だ。
「はぁ……岐阜……大丈夫……」愛知は喘ぎながら言った。「おれ……すごく幸せ……」
「俺もだ……愛知……」岐阜は愛知の指に自分の指を絡ませる。「絶対に離さない……誰にも渡さない……」
行為は次第に激しさを増していった。愛知の声は高くなり、その体は小刻みに震えている。薬の作用もあり、愛知の反応は非常に敏感になっていた。
「あっ……岐阜……もう……ダメ……」愛知の声が切迫したものに変わる。
「イけそうか?」岐阜が耳元で囁く。
「うん……おれ……イっちゃいそう……」愛知は泣きそうな顔で訴える。「一緒に……来て……」
「ああ……俺もだ」岐阜は動きを加速させた。「愛知……愛してる……」
二人はほぼ同時に絶頂を迎え、互いの体が痙攣するように震えた。荒い呼吸が静かな寝室に響く中、岐阜は愛知の上に倒れ込んだ。
「はぁ……はぁ……」愛知が弱々しく呟く。「すごかった……」
「大丈夫か?」岐阜は心配そうに愛知の顔を覗き込む。
「うん……ちょっと疲れただけ……」愛知は微笑んだ。「でも本当に幸せ……岐阜と一つになれちゃった……」
岐阜は愛知の額にキスをした。「これからも何度でも一つになろうな……」
「うん……いつでもいいよ……」愛知は幸せそうに目を閉じた。「おれはずっとここにおるよ……岐阜と一緒に……」
その言葉を聞いて、岐阜の目から一滴の涙が零れ落ちた。これでいい。この関係さえ続けば、自分も愛知も永遠に幸せなままだ。たとえそれが歪んでいたとしても、これが二人の選んだ道なのだから。
気まぐれで更新します