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私自身、愛知への思いは募るばかりです…本当に大好き


ある日の昼下がり、愛知がソファでうたた寝をしている姿を見つけた岐阜は、そっと近づいて愛知の寝顔を観察し始めた。長いまつ毛が頬に影を落としており、小さな口は半開きになっている。華奢な愛知では肩の落ちそうなほど大きな岐阜のシャツを着てすやすやと寝息を立てる姿は天使のようで、無防備すぎるその姿に、岐阜は胸が締め付けられるような愛しさを覚えた。

しかし同時に、その隙に何かできないかという衝動にも駆られる。


首輪を軽く引っ張ってみると、愛知はわずかに呻いたが起きる気配はなかった。このままキスしても気づかないかもしれない。いや、それどころか—

岐阜の頭の中では次々と危険な考えが浮かんでは消えていく。だが今はただこの寝顔を堪能することに集中しよう。愛知の金色の髪を優しく撫でながら、岐阜は小さな声で囁いた。


「可愛いよ……本当に……」


愛知の唇が微かに動き、何か言いたげに見える。夢でも見ているのだろうか。岐阜はもう少し近くで覗き込むように体を寄せた。すると、愛知の瞼がゆっくりと開かれ、眠そうな瞳で岐阜を見上げた。

「お……おはよ……」愛知はまだ完全に目が覚めていない様子だった。


「おはよう」岐阜は微笑みながら答える。「良く寝てたな」


「うん……」愛知はまだ半分夢の中のような声で言った。「何してるん?」


「別に何も」岐阜は首を振った。「ただ見てただけだよ」


「そっか……」愛知は微笑むと、そのまま再び目を閉じてしまった。「あったかいな……」


その言葉を聞いて、岐阜の胸が温かくなる。こんな何気ない瞬間こそが何よりも尊い。首輪で物理的に繋ぎ止めるだけでなく、心の距離も縮めていかなければ意味がないのだ。


しばらく愛知の寝顔を眺めていると、ふと彼の首元に目が行った。黒い革の首輪が白い肌に映えている。まるで本物のペットのように見えなくもない。いや、ペットと言うよりは妻と言った方が適切だろうか。

岐阜は無意識のうちに愛知の首輪に触れ、その感触を確かめる。硬くて滑らかな質感が指先に伝わり、愛知の体温も感じ取ることができる。

「愛知……」岐阜は静かに呼びかけた。


「ん……?」愛知は眠たそうな声で返事をした。


「愛知は俺のものだよな……?」岐阜は少し不安になりながら問いかけた。


「うん……岐阜のものやよ……」愛知は即座に答える。

その言葉に嘘偽りはないようだった。

愛知の両耳のピアスが光る。岐阜がプレゼントした金色のピアスだ。あの日以来、愛知は一度も外したことがない。常に身に着けていることから、どれだけ気に入ってくれているかが窺える。


「愛知……」岐阜は愛知の耳元に口を寄せて囁いた。「俺のこと、どれくらい好きなんだ?」


「え……?」愛知は少し驚いたように目を開いた。「急にどうしたん?」


「いや……なんとなく聞きたくなっただけだ」岐阜は笑顔を作ろうとしたが、うまくいかなかった。「最近ずっと家にいるから、寂しくないかと思って」


愛知はしばらく考え込むような素振りを見せた後、ぽつりと言った。「寂しくないよ……岐阜がいるもん」


「本当か?」岐阜は嬉しさのあまり声が上擦った。「外に出なくてもいいのか?」


「うん……岐阜がいればそれでいいよ……」愛知は照れたように微笑んだ。「それに……ここなら安心やし……」


その答えを聞いて、岐阜の顔から笑みが零れた。やはり愛知は自分を選ぶのだ。社会や家族よりも、岐阜を選んでくれた。それが何よりも嬉しいことだった。


「ありがとう……愛知」岐阜は愛知の額に優しくキスを落とした。「これからもずっと一緒にいような」

ずっと一緒。それが岐阜にとってどれだけ重くて幸せな言葉であるか、愛知は知る由もなかった。



たぶん飽きるまで続きます 見守ってやってください 尾張弁の解像度が低くてごめん…!

掲載許可貰ったので自慢させてください

推し絵師兼友人に自宅愛知を描いてもらいました。ありがとう!

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