遅くなりすいません💦
竜胆side
あれから兄貴は救急車で病院に行った。
手術をし、今は目が覚めるのを待っている。
春『うぅ…‥ポロポロ』
春『ぅぐッ…ポロポロ』
竜『泣くなよ…兄貴は死んでないんだから…』
春『でもぉ……ポロポロ』
春千夜はずっと泣いている。
俺らは皆黙っていた。
病室の空気は重くて、春千夜の泣き声と機械音だけ。
さっきまでこんな事になるなんて思ってもいなかった。
蘭『……パチ』
竜『!!!』
竜『兄貴!!!???』
皆『!?』
春『らん…‥?よかったぁ……ポロポロ』
蘭『……』ニコ
マ『…良かった』
鶴『…そうだな』
蘭『……』ギュ‥((竜胆の手を握る
竜『?』
何だろう‥。そう思っていると、俺の掌に『し ん ど い』
そう書いた。
竜『!!!』
竜『…ごめん、皆一回病室から出てほしい』
察してくれた皆は春千夜を連れて病室から出ていった。
竜『兄貴~…何がしんどい?』
蘭『‥いた‥い‥』
竜『傷?』
蘭『………』
竜『そかそか…他はない?』
蘭『ッ……』ポロポロ
蘭『つら…い…』ポロポロ
竜『!!』
蘭『たいせ…つな…ひと…まも…れな…ぃ』
蘭『めいわく……ば……か…り』
蘭『ごめ…‥ん……』ポロポロ
竜『大丈夫‥兄貴は頑張ってるよ。』
竜『迷惑じゃないよ…』
蘭『うぅ……』ポロポロ
こんな風に人前で泣くことは今までなかった。
兄貴は皆の事本当に大切にしている。だからこそ、気を遣いすぎて無理しちゃってるんだ…。
それから数日後
蘭『早く退院したーい‥』
蘭『ひーまーーー!!!!』
竜『だめだよ…傷治ってないんだから』
蘭『ちぇ…てか病院ばっかじゃんかぁあああああ』
竜『静かにしてぇ…』
蘭『へぇへぇ…』
兄貴は直ぐに元気になった。まだ完治していないけどクソ元気。
ガラガラ
春『蘭!!』
蘭『春千夜~!!!!』
春『あんま暴れんなよ?傷治ってねぇんだから…』
蘭『!!心配してくれてる??』
春『…うるせぇ‥当たりメェだろ』
春『あんなことがあったのにさ…』
蘭『……♡♡♡♡』バタンッ
春『え…倒れた』
竜『え!?兄貴!!!』
春『らん!!!』
蘭『はい!』
竜『なんで春千夜が呼んだら起きるんだよ…』
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