テラーノベル
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―数日後―
異世界から来た者たちは、少しずつE組での生活に慣れていた。
授業を受けたり。
休み時間に話したり。
時には校庭で体を動かしたり。
気付けば、最初の頃の緊張感もかなり薄れていた。
そして――
放課後。
リムルは校舎裏の木陰に腰を下ろしていた。
リムル(ラファエル)
《回答》
リムル(進展は?)
数秒の沈黙。
そして。
《解析完了》
リムル「!」
リムルが勢いよく立ち上がる。
リムル(本当か!?)
《肯定》
思わず声が出そうになる。
ようやく。
本当にようやく。
手がかりを掴んだのだ。
リムル(説明してくれ)
《回答》
《今回の現象は、複数世界間で発生した空間干渉によるものです》
リムル(やっぱりか)
《帰還自体は可能と判断》
リムル「……!」
帰れる。
その言葉だけで十分だった。
だが。
ラファエルの説明はまだ続く。
《しかし》
リムル「?」
《帰還術式の起動条件が不足しています》
リムル「不足?」
《肯定》
リムル(何が足りない)
《不明》
リムル「は?」
リムルが固まる。
《必要な要素が一つ存在します》
《ですが観測できません》
リムル「……」
40
#キャラ崩壊、口調迷子注意
夜桜😈🔮👻
69
#ヒロアカ
蒟蒻豆腐 @高浮上
489
喜んだ直後に突き落とされた気分だった。
リムル(つまり)
リムル(帰る方法は分かった)
《肯定》
リムル(でも最後の鍵が足りない)
《肯定》
リムル「……マジか」
頭を抱える。
そこへ。
五条「何してるの〜☆」
リムル「うおっ!?」
いつの間にか五条がいた。
五条「そんな驚く?」
リムル「急に現れるな」
五条「それで?」
五条「何か分かった顔してるけど」
リムル「……」
少し迷う。
だが。
隠す必要もないだろう。
リムル「帰れるらしい」
五条「お」
五条が珍しく真面目な顔になる。
リムル「ただ」
五条「ただ?」
リムル「最後の条件が分からない」
五条「なるほどね〜」
五条は空を見る。
五条「じゃあまだ帰れないか」
リムル「ああ」
五条「残念」
そう言うわりには、あまり落ち込んでいない。
リムル「お前な……」
五条「だってさ」
五条は笑う。
五条「帰れるって分かっただけでも大進歩じゃん☆」
リムル「……」
その通りだった。
数日前までは何も分からなかった。
今は違う。
帰る方法は存在する。
ただ最後のピースが足りないだけだ。
ならば。
探せばいい。
必ず。
その鍵を見つけ出すまで。
コメント
1件
え〜もう第7話!?早くない!?😭✨ リムルが帰れる方法見つけたのに「最後の鍵が足りない」って…そのジレンマがめっちゃ心にくる〜!! 五条の「帰れるって分かっただけでも大進歩じゃん☆」ってセリフ、めっちゃグッときた…さすが五条、ポジティブw 次は絶対鍵見つけてほしい…リムルがんばれ!!応援してる!!🌸