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寧々Side
葵「おはよう、寧々ちゃん♡」
寧々「葵!おはよう!」
葵「ねぇ、寧々ちゃん」
葵「最近流行りのあの噂、知ってる?」
寧々「なぁに?それ?」
葵「トイレの花子さんに関する噂なんだけどね………」
寧々「ゴク」
なんだろう、気になるな…
あるところに三つ子の兄妹がいました
その3人は仲が良く
いつも一緒に遊んでいました
しかし、
下の2人……弟と妹は殺されてしまったのです
2人の死を悲しんだ1番上の子も結局死んでしまいます
その死んでしまった1番上の子が
現在のかもめ学園の七不思議が七番目
”トイレの花子さん”
花子さんは
殺されてしまった弟のことは覚えていますが
妹のことは覚えていないらしいです
なぜなら妹を殺してしまったのが
その子の兄であり、花子さんの弟である
三つ子の真ん中の子だったから
ショックのあまり
記憶から消してしまった……らしいです
でも、花子さんに忘れられてしまった妹は
花子さんに思い出してもらうため
今も学園で生徒として過ごしているとか……
その子の名前は……
葵「__雛宝ちゃん」
葵「もっと言うとその子は中等部にいるとか……」
葵「っていう噂なの♡」
雛宝ちゃんって
昨日の子と同じ名前……?
いやっ!雛宝ちゃんって同じ名前なだけだろうし……
でも漢字珍しいからなぁ……
でも花子さんに妹と弟がいるなんて……
後で聞いてみようかな
葵「寧々ちゃん?」
葵「大丈夫?」
寧々「あ、ごめん!大丈夫!あと用事思い出したから先に帰るね!また明日!」
葵「うん、気をつけてね♡」
寧々「葵!!噂教えてくれてありがとう!」
葵「寧々ちゃんのためならいくらでも教えてあげる♡」
私は葵に手を振って教室を出て花子さんのいる女子トイレへ向かった