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人には『足りないもの』と『足りてないもの』がある
そう、私兎華に足りないものは恋愛度.
「兎華って恋愛に興味ないの?」
「うん」
(恋愛って意味わかんないし)
「即答(笑)」
別に人生に必要ないと思っている.
恋人や彼氏がいなくても生きていけるし
「莉亜は彼氏いるよね?」
「うんっ!」
自信満々な声.
まるで私みたいではなく、別の人類だと思う.
もう、関わらなくても大丈夫、そんな風にもたまに思う.
「あ、蓮君だ!」
(蓮ってうちのクラスの有名な…)
「あ、兎華ちゃんよな?これから時間ってある?」
蓮は大阪から東京へ引っ越してきて方言にはなれない
「蓮君?いいけど」
「こっちきて」
『ざっ』
蓮君についてく私の足.
(今まで、男子の後ろなんか通ったこともなかった)
ふわっと匂うこの柔軟剤
「兎華ちゃんが好き」
「え、無理」
「じゃ、じゃあ明日休みでしょ?デートせん?」
「いいけど」
「しゃっ!」
デート当日、蓮かっこいいスーツを着て現れた.
「服、可愛いやんけ」
少し胸がくすぐられた.
「兎華ちゃん、今日は楽しんでってくれや!」
(デートって初めてで…男子と2人きりなるのも初めてなのに)
「まずはカフェや!」
「お、これ可愛い」
私が指さしたのは5000円の朝食セット2人分だった.
「流石に高いな、いいや!」
「これな、注文お願いします」
しばらくすると注文した品が運ばれてきた
「え、めちゃかわい!」
また指を指すと蓮君のご飯だった.
「はいよ、やる」
「え、まじありがとー!」
「次は観覧車」
「え、キレー!夕焼けってそんなはっきりと見ないから」
『ちゅ』