⚠️猫化
⚠️きっす(R15)
まぁなんでもおkな人向けです
めっさメモなので主出ますすんません^^
某小説イラスト投稿サイトに投稿しようとしたところキッスシーンあったのでやめました
じゃあどぞ
イラストは今度つけるねオヤユビ
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涼しい風の吹く昼のことだった。
静かで、そんでもって涼しくて心地の良い木の下に。
することもなく非番だからと暫く意識を落としていようと思っていた矢先だった。
「…すずしぃー、、」
ガサガサ
ふと頭上から音が聞こえて反射的に目を開ける。
敵か?それともぞむさんが悪戯でいるのか?将又鳥か?
さまざまな可能性を一秒の間に込めて、少々警戒しながら音のした先を見る。
「、、、っは、?」
ソレを見た第一声は、本当に間抜けなもので。
ほんの数秒もない間に、目の前は、もふもふの黒いモノにかわった。
「ぅぶっ、!?」
ソレは、まだ生まれて間もないのか、又は大人になってもロボロさんのように成長をしてないのか。
小さな小さな、猫だった。
「かっ、かわいい、」
流石に本音。
かわいすぎる。
真っ黒な毛に、瞳は綺麗な石竹色をしていて、本当にロボロさんじゃないのかと疑うくらい。
そんな可笑しいことを考えながらも、手ではそれを撫でていて。
ゴロゴロと気持ちよさそうに喉を鳴らすこの猫は、とっても気分屋に見えた。
「んふふ」
「っへへ、くすぐったいわぁ、」
首元を猫に撫でられ、必然的に笑ってしまった。
すると猫は驚いたような顔をし、そしてゆっくりと先ほどまでの落ち着いた顔へ戻った。
「お前なんで木の上に居ったん?怖くて降りれなかったんちゃうかぁ」
内緒話をする子供のように小さな声でその猫に話しかけた。
すると猫は、その小さな頭を俺の顔に擦り寄せてきた。
「んー、?どしたんや」
甘え上手やなぁと思いながら猫の思うがままに身を寄せていた時。
「、っ!?」
猫の小さな口が俺のとも重なり、可愛いなぁなんて思っていたら。
ばふっと大きな音を立てて、その小さな猫は小さな男(の子)に変わっていた。
「ろっ、ろぼろ、さんっ、!?」
どうしてあの姿になっていたのか、まずこれは本物のロボロさんなのか。
聞きたいことはクソほどあるが、それよりもこの状況。
そして、独り言を聞かれていた羞恥心と、ロボロさんのはじめて()をとってしまった罪悪感。etc…
一先ずこの現場について理解しようと試みるが、
そんなことを考えるよりも先に、何故だか顔が赤くなる。
「ぁ、えぇと、」
どうやら、口合わせしてしまったあの気持ちは、ロボロさんも一緒らしい。
顔を真っ赤にして泣きそうな顔でこちらを見てくるその目は、
やっぱりさっきの石竹色だ。
「しょ、ぴくん、ぁの、、内緒にしてもろてええか、?」
一瞬、なんのことかと思った。
けれどすぐにわかった。どうせこの童貞()のことやから、口合わせのことやろう。
、、いや、?それやったんなら、あんな独り言言ってた俺の方が言われたくないことは多いはず、?
しかも、互いの口が当たってしまったなんてあの幹部どもにいうもんなら、俺だっていじられる。
よって、この人だけの損傷じゃない。
、ならどうして、?
何を言わないで欲しいんだ、??
さっきの情報も頭の隅に置いているため、考えられることに限度がある。
その限度の範囲が狭すぎるが故、脳がキャパオーバーを起こした。
「、えっと、?」
「、、その、猫になっとった、こと、」
想定外すぎて目飛び出るかと思った。
えなに、??猫になった??
「、はい、??どういう、」
「っぇ!!?きづいとらんかったん!」
未だ先ほどの距離から動けてない俺たちのこの間で、
そんなでかい声で叫ばれたら鼓膜がなくなるどころじゃあない。
「っぁ、ごめん、?」
「み、みみが、」
それでも。今から何か話すことで叫ぶことを考えても、それで真っ青になって死ぬことよりも。
不思議とまだ彼を腹の上に乗せておきたかったのは誰にも話さない俺だけの秘密で。
「だいじょぶ、、じゃないか、流石にね、へへ、、」
前言撤回。
どうやら先ほど同様、ロボロさんも退きたくないらしい。
それは、さっきよりもロボロさんの距離が近くなったことから。
、、これじゃあ2人の秘密じゃないか。
秘密とも口に出してないのに何故か思ってしまった。
「笑って誤魔化せるとおもってるんすか」
「スンマセン、、」
「で、なんで俺が気づいてると思ってたんです?」
「ぁ、えぇーっとぉ、」
さっきまで赤かった顔がやっと戻ろうとしているのに、
俺の質問にもう一度顔を赤くさせた。
「こ、これ、」
「、?雑面、?」
それは、いつもロボロさんがつけているものと変わらないものだった。
ただ一つ、変わったところというのなら、
「え、なんすかこれ」
雑面の裏には、黒猫のお洒落な絵が描いてあった。
「あの、俺も最初はわからんかったんやけど、」
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「ん、?」
ロボロが談話室に来る前の道_それは、Dr. Culareの研究所への階段_から、一枚の雑面がとんできた。
「なんでや、?」
この前、ロボロの部屋のものに勝手に何かを仕込んでいたので、今回もそうでないかと思ったロボロは、
眠い目を擦りながら地下へと潜った。
(だいたい、下から、俺が通りかかった時に飛んでくるとか、都合良すぎんねん、)
辿りついた先では、大量の雑面が壁に飾ってあり、それに埋もれるようにしてくられはいた。
「、、また何してはるんですか、、」
前科もあるので、ロボロは明らかに警戒している様子で話しかけた。
「おぉロボロくん!いいとこにきたね!!今新しい雑面を作ろうとしていて_、」
ソウいう専門用語が出てきた瞬間、ロボロは聞くことを諦めた。
「_だからこの試作品をつけてみて欲しいんだ!」
「、試作品、?」
「、、キミ、私の話聞いてなかったね」
苦笑しながら聞いてくるくられに、ロボロが、じゃあもう少しわかりやすく話せよ!!と心の中でツッコんでいたのは、知る由もない。
「はは、それで試作品って?」
「あぁそうそう。それがね、『付けると動物になれる』ものなんだけど、」
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「、、なるほど、」
「それで俺は、ぜひ一枚持っていってくれって言われていつもの雑面取られたから、」
「代わりとしてその雑面をつけていると、」
「うん。それで、俺は猫を選んだんやけどな」
猫にもけっこー種類があってーと話す彼は、先ほどと打って変わって楽しそうだ。
、、ふとここで、一つの疑問が湧いた。
「ロボロさん。なんで、黒猫にしたんですか?」
「えっ」
その言葉に明らかに動揺していた彼は、暫くすると先程よりもひどく顔を赤くしていた。
「ぁあえーと、目がピンクやったから、?かな、」
「ふーん?」
物理状況的には俺の方が下だが、思考能力では俺の方が上になれたようだ。
「あ、まず、なんで上にいたんすか」
そういえば、と一番聞きたかったことを思い出して聞いた。
「あ、雑面つけてる時に風で飛んじゃって、それで、
取りに行って『うわ降りるのこえー』って思って先に雑面つけよって、」
「あぁ、」
「俺元々大先生に呼ばれとったから談話室に行く予定やったんやけど、
その前に眠くて眠くて、猫になった時に、あここめちゃくちゃ寝心地いいで寝てたらおっこちた、_」
「え、何徹したんすか」
そりゃ、猫になれる話とかクソ興味あるけど、それよりも、ロボロさんが眠いと言ってることが気になった。
さっきは脳が動きすぎて気にならなかったが、ロボロさんの目の下にはクマができていた。
「えぇあ、2、?」
「ほんとは?」
「、4、」
「寝ましょう」
「えぇえ!」
「ええじゃない馬鹿なんですかマジで」
自分よりも他人を優先する頭おかしい思考に呆れながら、
俺の上に乗っているロボロさんをおんぶして部屋に連れて行く。
「ぇ待ってまって!俺雑面つけてないっ、」
「、はぁ、?」
「一般兵俺の顔見たことないやろ多分、」
「それがなにか」
「俺のプライド、、」
「は???」
何を言ってんだと思っても、ごたごたいいながら体に力を入れていくこの人は、
ほんとに顔を見せたくないんだなと。
「、、理由がなんなのか知りませんけど、今日は勘弁します。」
「へ、?」
「ロボロさん。さっきの木の近くにいてもらっていいですか?その雑面、つけてていいので」
この辺は一般兵もちらほら見られる。
あんなに見られたくないなら、猫になってた方がマジだろう。
「、あんがと、!」
「はい。すぐ戻ってきます」
そう言ってロボロさんを下ろし、俺は急いでくられさんのところにいった。
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「あれ、大先生。こんなとこに猫とかいたっけ?」
「ん~?あー、俺ここあんまこんからわからへん」
「まじ?」
「おん。」
「はぇ~。にしても、かわえぇなぁこの猫たち。真っ黒やん。しょっぴに送ってやろ」
「バカぐっすりやん。あ、てか、ロボロどこ行ったかわかったりする?探してんけど見つからんくて、」
「あー、それいうならショッピもいませんね」
「確かに見てないな。どこやろか」
「、、大先生」
「ん~?なんやちーの」
「この猫たち”ぽく”ないっすか?」
「えっなにが、、あー、確かに”ぽい”なぁ」
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いやあああかわいいいいいい
最後のやつ、どっちかの雑面はずれとって、人間に戻っとるのもよかったなとは思った。
かきたくなったらかくね!!!!ふふ!!!
おまけ
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「あれロボロさん猫になってなかったんすか」
「あー、あんまり猫慣れてないし、」
「そのセリフからおかしいですけどね」
「へへ」
「あてか、猫の戻り方ってくられ先生に聞きました?」
「え?ううん。雑面選んだら、研究の邪魔だー!ってすぐに放り出されたわ」
「あいかわらずですね、、」
「ショッピくんは?聞いてきた?」
「俺は、あー、聞いてないっすね」
「絶対聞いとるやろおい」
「いや、まだ教えんくていいかなーと」
「なんやそれ、、」
「それよりもロボロさん。早よ寝ましょ」
「え、ショッピくんも?」
「別に猫同士だからいいでしょ」
「まぁそれはそう」
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「くられ先生」
「あぁショッピくん!珍しく息切らしてるけどどうしたんだい」
「気のせいです。猫の雑面くれませんか?」
「あぁ、じゃあとっておきのが!」
「それと、猫になった時の戻り方を、」
「あ、ロボロくんにはいってなかったね。伝えといてくれる?」
「はい。わかりました」
「えっと、動物から戻る方法は残念ながらこれしかないんだけど、_」
隣で眠るロボロ猫の姿を見て、(『_誰でもいいからキスしたら戻れる』とかいえねぇよなぁ、、)と苦笑したショッピであった。
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あ”ーーかわいい
ちなむと自分からキッスしないと解けないです^^
だから多分、ぴくんは、んごが起きてからおらしろよって煽ると思うわ
で、ろからできたら、自分から煽ったくせに顔真っ赤にするっていうね。
んふふふ、^口^
コメント
2件
控えめに言って尊いです