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音愛@桃源暗鬼好きと繋がりたい
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ぷりんのかす
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あの日、君に恋してから1年が経った。
今日も僕は、あの日運命だと言った君に恋してる。
「いむくーん!!」
「っわ、」
思い出に浸っていると、急に誰かに飛びつかれた。僕の小学校の頃からの親友、有栖初兎、通称初兎ちゃん。初兎ちゃんは僕があの人に恋をした時からずっと応援してくれてる。
「なーいむくん、今日で1年やな 笑」
「ぅえ”、っ!?」
にやにやしながら言ってくる。
くそ、記憶力いいな…
「なんでそこまで覚えてんのさ」
「そりゃまー親友の恋愛事情はねぇ?」
「っちょ、!」
そこまで言われて、咄嗟に僕は初兎ちゃんの口を塞いだ。
そして教室を見回す。
大丈夫だ。まだあの人は来ていない。
ちなみにほとんどの人は僕があの人のことを好きなことを知っているらしい。なんで??
「初兎ちゃん!!大声で言わないでよ!」
「まーまー今ないちゃんいないしええやん」
「そーゆー話じゃ…」
「なに、俺の話?」
「どわぁッ!?」
「え冷笑界隈??」
びっくりした。そりゃ急に張本人に話しかけられたらびっくりする。
そう。この人が僕の好きな人、内藤ないこ、通称ないちゃん。
「もー!びっくりさせないでよ!」
「ごめんごめん 笑
ところで何の話してたの?」
「あ、それはその…」
口ごもる。言えるわけないだろう。君に恋して1年経ったなんて。
そんなのも知らず目の前の男はきょとんと首を傾げている。かわいい。多分、女の子とかは、ないちゃんを見るとかっこいいって思うんだろう。
でも、笑顔でノリがいいところも、体重気にして泣きそうになっちゃうところも、こうやって何も知らないくせににこにこ寄ってくるところも、全部、全部かわいい。
「いむくんが恋して1年経ったって話してんのよなー 笑」
「え」
「…ちょっと初兎ちゃん!?!?」
危うくスルーするところだった。何言ってんだこのうさぎ!?
「……いむ、恋してんの」
「ぇ、あ…………うん」
「ふーん……」
え、何この空気。
初兎ちゃんは少し離れたとこでにやにやしてるし。いやにやついてないで助けて。
「……だれ」
「え」
「…すきなひと、だれ」
心做しか、ないちゃんが悲しそうな、怒っているような感じがする。言えない。君のことだよだなんて、言えない。
「いや、それは……その、」
「言え、ないの、?」
「…………ちょっと、まだ、内緒。」
「…そか」
さっきより悲しそうな顔になった。……かわいい……じゃなくて。これは、期待してもいいのかな……?
「じゃあ、いつか、教えてね……?」
「っうん、!」
あれ、これ、僕絶対いつか告白しないといけないやつじゃん。やっちゃった……
「あ、ホームルーム始まっちゃう」
「あ、ほんとだ!」
気づけばホームルームまであと1分。ないちゃん気づいてくれてよかったぁ……
「ね、いむ」
「ん?なーに?」
「…今日さ、二人で、……」
「?」
ないちゃんは口をもごもごさせて言いづらそうにしてる。どうしたんだろ。
静かにないゃんの言葉を待つ。
「っその、今日、二人でお昼食べない?」
「え、昼?」
「そう。……その、二人だけで」
「っ!」
いつもお昼は仲良し6人組みんなで食べてた。でも、二人きりでなんて、しかも、ないちゃんから誘ってくれた。こんなの、断るわけないじゃん
「もちろん、!」
「っほんと、!ありがと!」
「っ〜!」
僕が誘いに乗った瞬間、ないちゃんはさっきまでの不安そうな顔からぱあっとひまわりみたいな笑顔になった。嬉しそう。かわいい。
「じゃ、昼休み屋上で!」
「うん!」
そう言って、僕らは自分の席についた。
昼休み、楽しみだな。