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※首締め表現注意
sm視点
「ん、……あれ……、……?」
目を覚ますと見慣れない部屋にいた。ここはどこだろう。辺りを見渡しても見覚えがない場所だった。
……どうして俺はここにいるんだ?確か俺はきりやんの家に行って、それで……、そうだ。
早く、早く逃げなきゃ。
そう思い、ベットから立ち上がろうとすると
「痛っ、は、あ……、?」
俺の右手首には手錠がされていて、ベットと繋がっている様だった。
「あ、スマイル〜。起きたんだ?あんまり暴れちゃダメだよ。せっかくの綺麗な身体に俺以外の跡が残ったら嫌だからさ。」
そう言いながら俺の方へ近付いてくるきりやんの顔は狂気に満ちた笑顔だった。
……これ、かなりヤバい状況かもしれない…。
「え、き、きりやん、なんだよこれ…うそ、冗談…だろ……?」
「いや?本気だけど」
澄ました顔をしてそんな言葉を放つ彼は、相当狂っているように思えた。
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kr視点
「ねぇ、俺さ。本当にスマイルの事大好きなの。そろそろ返事頂戴?」
「…、おれ、はっ……きりやんと、…ッ、友達で、居たい。……なぁ、まだやり直せる、だろ?こんな事やめよう、………」
少し涙目になった彼を観る。そんな彼の瞳は恐怖に満ちていてた。
はぁ。スマイルは何にも分かってない。
俺がどれだけスマイルを愛しているのかも、俺がどれだけスマイルを欲しているのかも。
全部教えてあげないといけないみたいだ。……じゃあまず、スマイルが誰のものなのか分からせてあげる。
「ねぇ、スマイル。俺が今どんな気持ちでいるか分かる?」
「え、……いや、分からない、けど」
「そっかぁ……。なら体に直接教えてあげるね?」
そう言ってスマイルの服を脱がす。
「な!?おい!何やってんだよ!」
「、うるさいなぁ……」
黙らせる為に思いっきり首を掴む。
「……ぅ、ひゅ……、ぁ、……く、」
「ねぇ、スマイル。お願いがあるんだけど聞いてくれるよね?……俺の事好きだもんね?」
「ぁ、……ぁ、」
「うん、ありがとう。じゃあさ、俺の名前呼んでよ。そしたら離してあげる」
「……っ、はぁ、……き、りやん、」
「もっと大きな声で」
「き、……きりやん!もう、いい加減にしろよ!!」
「…ふーん、そういう態度取るんだ。」
俺はスマイルの首から手を放し、スマイルから離れた。するとスマイルは少し咳き込んだ。
「げほっ、ごほ、はぁ、はぁ……」
「大丈夫?水飲む?」
スマイルに近づきペットボトルを差し出すと、スマイルは俺の手を振り払い自分で水を飲んだ。
「ははww……そんな怒らなくても良いじゃん」
「……お前、おかしいぞ。どうしたんだよ。」
「……別に何もおかしくないよ?」
「嘘だ。だっていつもだったらーーー
「あぁ、もう。うるさいな」
そう言うのを合図に彼の唇を塞ぐ。
「んっ、ふ……っ、ぅ………ッ…」
「あはwあんな言ってたのに抵抗出来てないじゃん」
そう言いながら首、鎖骨、胸、臍、下腹部へとキスをおとしていった。
スマイルはこんな事慣れてないから場所を下ろしていく度に体を反らせてしまっていて、そんな姿を自分にだけ見せている、と言う事実を思うだけで愛らしくてたまらない。
「ふっ…ぁ、やめ、ろってば………っ…///」
「っ……?きぃやん、あ、れ……」
ふと、彼の視線が壁に向くのがわかった。…あれ、もしかして……
最悪な事態を思い付いてしまった。どうか、そうでありませんように……。
「しゃし、ん、……?俺、の………」
………血の気が引いた、感覚がした。
あぁ、絶対にバレたくなかったのに。