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コメント
14件
好き! 続き楽しみで夜寝れない!
新連載!!!星涙病も患ってるのか…ニャン⭐︎ 確か片思い相手にその星を食べさせられれば治るはず…にゃん⭐︎
涙が星になるの!? 菊ちゃんの涙が星に……! 菊ちゃんの星ちょうだいぃ! はぁぁ⤴︎最高です!!!!!!!
余談
下手。真似、通報は却下
「ゴホッゴホッ…」
「…….また、ですね」
「はぁ…..」
孤立の病院で独りでに暮らす本田菊….。
ゆらりひらりと花弁が落ちる。
そう、本田菊は、所謂奇病にかかってしまったのだ。
奇病の一つである花吐き病…。
片想いを拗らせてなる病気の一種…
菊は誰に片想いをしているのかは分かっていた…
しかし、相手も想いを通わせているのか…誰にも分からない。
ある時、本田菊の所に七人の医者が来た
ガラッと扉が開く
「….!」
その医者は…
昔からの幼馴染だったのだ。
とても…懐かしい…
菊はそう思った。
さぞかし相手も驚いただろう…
菊の事故から十年以上も会って無かったからだ。
「…!!菊~!!!」
と先に声を上げたのはフェリシアーノという元気で活発な性格の医者だ。
フェリシアーノとは小学校で会ってそこから高校生までずっと同じクラスだった仲だ。
すると、ある医者が
「大丈夫か?菊?」
彼の名前はアーサー…
アーサーとは、子供の頃から高校生までずっと喋って一緒に居た仲だ。
ちょっと独占性が強いがとても優秀で優しい人ってことを菊は知っている。
「皆さん….やっと会えましたね」
にこやかに笑顔を浮かべる。
それは決して偽り何かではなく、本田菊本心の笑顔だった。
「取り敢えず、菊が元気そうで良かったぞ!!!」
「御心配ありがとうございます、アルフレッドさん」
アルフレッドとは元気で一緒に居るとちょっとばかし疲れるがいい人で
アーサーの独占性が移ったのか、何時も菊を取り合っている。
ポロッ…
皆が元気そうで良かったと思っている本田菊に地獄が舞い降りるかのようにやってくる奇病….
今さっき花吐き病が進行してきたばかりだ。
しかし、その奇病は誰にも止められることは出来ない。
「…?」
「菊?何か落ちたけど____」
「…..?!」
涙が星に….。
そう、思って驚いたのだろう
「あぁ….皆さん…あまり気にしないで下さい」
引き攣った笑顔。無理にでも笑顔に変えようとしているのが分かる。
「菊….」
「我は菊を心配しているある…だから」
「そんなに引き攣った顔をするなよろし…我は菊の本当の笑顔が好きある」
「….耀さん…..」
「….はい、分かりました」
二度目の笑顔。向日葵の様…。
「それで良いある!」
元気よく言う耀…
彼は菊の自称兄で、結構頼りがいがある。
「それじゃあ、お兄さん達は治療を探して来るから、それまでの辛抱だよ菊ちゃん」
やる気の満ちた顔と早く治してあげてと言う哀しい顔…。
その表情が混ざり合っていた顔。
フランシスは、時々お菓子を振る舞ってくれる優しいお兄さん…。
「それじゃあ、フェリシアーノと俺は介護。」
「他は治療及び研究を」
と…ルートが呼び掛ける。
一番しっかりしている…とても優しく真面で話しやすい相手だ。
「分かったよ、菊君を守る為だからね」
次にイヴァン
ちょっと恐い一面もあるが、とても優しく仲間思いの人だ。
本田菊は唯一、その性格分かっている
「今….助けるからね!菊!」
フェリシアーノの声がする…
しかし、菊は意識朦朧としている。
次第に菊は疲れで眠りへと落ちた…。