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慎)ただいま〜
湊)おかえり!!慎!!
慎)た、ただいまですけどなんかありました?
湊)え、なんで??
慎)なんかいつもより変に明るいので
湊)そうか??ご飯できてるぞ
慎)あぁありがとうございます
慎語り)ご飯中、湊さんはなんかそわそわしていた
慎)湊さん大丈夫ですか?
湊)え?
慎)なんかずっとソワソワしてるし、体調でも悪いんじゃ!!
湊)悪くねーよ!!いつも通り
慎)そうですか‥あ、そういえば検査の結果そろそろ来ましたよね?
湊)え??
湊語り)今、俺が1番聞かれたくないことを図星で聞かれた。なんで、覚えてるんだ!!忘れて欲しかったと思った
湊)い、いや!来てない!明日、来るって
慎)あ、そうだったんですね!楽しみだな
湊)そんなに楽しみにするもんじゃねーだろ
慎)そうですけど笑笑
湊)‥笑笑
語り)翌日
湊語り)俺は頭の中でずっと考えていた
どうやって、このことを慎に伝えればいいのか
Ωなんて言われたら、引かれるだろうと思っていた。慎が大学から帰ってきたところで伝えようと思った
語り)夜になり
慎)ただいま〜
湊)‥
語り)慎を湊を探し、縁側に来た
慎)帰りました!
湊)あぁ!!おかえり、気づかなくてごめんな
慎)いや、別に‥なんかあったんですか?
湊)え??
慎)昨日からずっと浮かない顔してるから
湊)‥慎
慎)なんですか??
湊)別れようか‥
慎)は??
湊)慎のこと好きじゃなくなった。別れたい
慎)どういうことですか??
湊)そのままの意味だよ
慎)無理です。そんなの納得いきません
湊)頼む、お願いだから
慎)‥
語り)湊は立ち上がりその場を立って後ろに振り向いた
湊語り)慎に嘘をついてしまった。でもこれでいい、この先大変だし困らせないためにも今別れておいた方が絶対いいに決まっている
バシッ
慎)お願い待って‥
湊語り)腕を掴まれ、そう言った慎の顔は真剣で、今にも泣き出しそうなくらい切ない顔だった