テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
生徒会室を出て、そこからいちばん近い出入口から寮へ向かう。
寮は校舎よりは小さい方だけれどお城のように大きくてお洒落なのは変わらない。
そういえば一般生徒と特待生、生徒会は建物自体が別だ。
特待生と生徒会は建物が隣同士だから梅宮さん達に会える確率が高い。
梅宮さんに言われたように全学年共有玄関の鍵をカ ー ドキ ー で開けて、そのまま指定されたお部屋へと足を運ぶ。
お部屋の中ってどんな感じなんだろう … 。
ワクワクとドキドキがいっぱいの中、ガチャッと綺麗な扉を開けた。
中に広がっていたのはひとりで暮らすのには十分すぎるほどの広さのお部屋だった。
壁や床、天井、そして元々設置されてある基本的な家具が白で統一されていて、所々にナチュラルウッドが使われている。
ホワイトとナチュラルのバランスが絶妙に良くて、過ごしやすい環境になっている。
これは … 一部屋6畳の1Kのお部屋。
寮にしては広い方だ。
だってワンル ー ムじゃなくて一部屋+キッチンがあるんだもの。
お風呂もトイレも寮とは思えないほど広い。
特待生だからこんなに広いのかな。
一般生徒はワンル ー ムとか?
よく分からないけど … こんなところに私が住んでも大丈夫なのかな … っ。
だんだん不安になってくる。
「 … わっ、 」
ベランダに出てみると、凄く綺麗な景色が広がっていた。
寮から見えるのは … 街と遠くには水平線も見えた。
少し風も吹いていて気持ちがいい。
私は持ってきた物を出して、片付けた。
必要な家具類はお母さんかお父さんに送ったら買ってくれると言ってたから、必要なものを送る。
あ、そうだ、カ ー テンも買わなくちゃ。
こんなに買っちゃってるし、お金が稼げるようになったらお母さんにもお父さんにもあげないとね。
そういえば … 2人とも元気かな。
電話 … どうしよう。
ちょうどその時、スマホの通知音がした。
お母さんからだ。
いつ電話できるかの連絡。
【 私は今からでも大丈夫だよ 】
そうメッセージを送った。
すぐに既読がつくと、そのまま着信画面に切り替わった。
私はすぐに電話に出た。
「 もしもし?お母さん 」
《 あ、もしもし絃? 》
「 お母さん … ! 」
バイバイしてから1日も経っていないのに、なんだかすごく寂しく感じる。
《 お父さ ー ん!絃だよ ~ 》
お母さんがお父さんを呼んで少ししてから電話越しでドタバタと音が聞こえる。
《 絃ぉ!元気か! 》
お父さんの大きな声に、思わずスマホを遠ざける。
「 お父さんっ、元気だよ … ! 」
画面の奥からお父さんの泣き声が聞こえる。
それをお母さんが宥める。
《 ほんとか?告白とか … 恋人できてないよな!? 》
「 もうっ、お父さんってば心配性なんだから … !恋人なんて居ないし、告白もされてないよっ 」
れ、恋愛とか … よくわからないし … 。
恋人が欲しいなんて思ったこともない。
告白も、どういうものかもわからない。
でも恋愛をするドラマとかお友達とかいるから、なんだか楽しそうだなって思うことはある。
《 なんかあったらお父さんに言うんだぞ!
》
「 うんっ、ありがとう、お父さん 」
守ってくれようとしているお父さんが頼もしく思えて、素直にそう口にした。
《 お父さん。もう絃も寝る時間だから今日は切るよ 》
お母さんの声がしてふと時計を見ると、かなり時間が経過していた。
明日も学校あるし、今日はお開きかな。
《 わかった。絃、おやすみ 》
《 おやすみなさい、絃 》
「 うんっ、2人ともおやすみ … !また明日 」
プツンと電話が切れて、ベッドに横たわった。
新しい学校にお友達。
はじめての事ばかりだけど、自立も自律も出来るように頑張らないと … !
スマホを置いて、布団を被るとすぐに眠りについた __ 。
☆.*゚•*¨*•.¸♡o。+ ☆.*゚•*¨*•.¸♡o。
いきなり失礼しますっ!
主です … !!
今回はかなり内容が薄い上に短くなってしまったので次回からはもう少し長めに書けるように頑張ります✊🏻❤️🔥
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!