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ぐRです
フランスが◯されてしまいます、
苦手な方は逃げてください
書斎の空気は重く、湿った緊張感で満ちていた。
雨の音は止み、代わりに静かな沈黙が二人を押し潰す。
フランスの裏切りに対する怒りと絶望が、ナチスの胸に膨れ上がっていた。
手は震え、目は赤く光り、思考は理性を失いかける。
「…もう…これ以上は…許せない」
気づけば、目の前にフランスが倒れていた。
血が床に広がり、赤い水たまりとなる。
ナチスの手は震え、胸の奥から吐き気と衝動、罪悪感が一気に襲う。
ソ連はその光景を見て、全身が硬直する。
怒りと恐怖、絶望、そして心の底から湧き上がる罪悪感に、息が詰まる。
「…な、ナチス…!?」
声は震え、涙が溢れる。
ナチスは膝をつき、顔を押さえる。
「…俺は…俺は…」
言葉は途切れ、胸を締め付ける吐き気だけが残る。
独占欲も支配も、愛情も、すべてが罪となった。
床に広がる血溜まりの匂いが、二人の心理をさらに蝕む。
ソ連は目を逸らし、手で顔を覆い、体も心も限界に近い。
ナチスは自分の行為に打ちのめされ、全身が震える。
「…どうして…どうして俺は…」
呟きは呻きとなり、声にならない叫びとなって書斎にこだまする。
絶望と罪悪感、血の匂い、そして愛する者を追い詰めてしまった現実――
二人の関係は完全に壊れかけていた。
血溜まりの前で、ナチスは吐き気と共に膝をつき、ソ連は声も出せず、ただ震えていた。
二人に残されたものは、絶望と孤独――そして、これからの長く深い心理崩壊の序章だった。