テラーノベル
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こんばんは💓
続きです。
山中さん視点です。
start
気まずいあの日以来、3ヶ月は経った。
あれから仕事でも会ったし、メシも行ってる。
でも、3ヶ月もカラダの関係がないことは初めてかも知れない。1ヶ月空くことすら無かったのに。
…今度のオフが被るときに俺のところに来るって約束、覚えてるのかな?
賭けだけど、気にしてるのバレたくないから。
こちらからは連絡しない。
…
19:00をまわって、やっと 連絡が来た。
“20:00にお前の家に行く”
と、それだけ。
“嬉しい。待ち遠しかったよ”
と本心で返事を打ってみるけど…こんなの送れるわけがない。 全部デリート。
“早く来て。待ってたんだから”
いや、違う。デリート…
“了解”
これで、送信…。
毎回思ってることだけど。
はやちゃんと付き合うことになったって報告されたらどうしよう…
ソレ言われたら、帰さなきゃいけない。
モラル的にさ…。
家に上げたら 即、シャワー浴びさせよう。
逃げられないように。
…
最初は尊敬だった。
憧れていたし、あんなふうになりたいって思ってた。何度も叱られたり、褒められたりもした。
そのうち、対等な立場になっていった。
一緒にいると、落ち着く。
もっと、一緒にいたいと思うようになった。
もっと、深く知ってみたいと思うようになった。
でも、好きだとか。付き合うとか。
そういうことは…あのときは分からなかった。
だって、深く知りたいと思った瞬間には、もう…
ズブズブの関係になっちゃってて。
吉田「…じゅう…ッ…もぉ、はいるッ…挿れて…」
山中「…しょうがないね。挿れてあげるね… 」
ズプ………
吉田「…ん…ふッ…」
山中「動か…ないで…?まだ入ってない…」
吉田「んッ…あぁぁぁッ…♡」
山中「ちょ…ッ…締めすぎ…話、聞いてるの?じんちゃん?」
吉田「じゅうたろう…きもちいい…♡もっと、来て…?」
…
初めてシた日から、何も変わらない。
発展もしてなければ、退化もしてない。
じんちゃんが俺のことどう思ってるのかも、
さほど興味ない。
ただ、自分だけがこの姿を知ってる。
この、皆から愛されている魅力的な男の、無防備な姿を。
その優越感に浸りたい。
それだけ。
最初はそう思ってた。
でも、今は…
…
吉田「最近は挿れてくれるんだね」
山中「ん〜?だって、じんちゃんナカの方が好きでしょ?」
吉田「そぉじゃ、無くて/////お前、一時期、挿れてくれないときがあったじゃん」
山中「そうだっけ?まぁシたくない気分だったんじゃない〜?」
吉田「お前テキトーやめろよ笑」
山中「あはは。今日は泊まってくの…? 」
吉田「いや、帰るよ」
山中「…えー。たまには一緒に寝たい」
吉田「…ハッ!何お前、デレ期?」
山中「はいはい。じんちゃんは、エッチさえできれば俺のことは用済みなんだもんね!」
バサッと布団を被って、手だけ出してひらひらさせる。帰りたきゃ帰れば?のジェスチャー。
吉田「んなこと言うなよ〜!そんなことないんだから!」
…嘘つき。
吉田「…そういや、昼に勇 斗と会っててさ」
山中「…!」
心臓がズキン…と跳ねる。
吉田「お前のこと……ぅわっ…!!!」
山中「……………やだっ!!!!」
布団からガバッと起き上がって、自分でも驚くぐらいの大きな声が出てしまう。
吉田「…な、なんだよ?聞きたくない話だった…?」
山中「ご、ごめん……あ。ちょっと前に怒られちゃったことかな…? 」
吉田「そうそう。女でもできたんじゃ?って心配して声かけたけど勘違いだったって。めちゃくちゃ謝ってた。」
山中「…そんなの、もう謝ってもらったよ。3カ月ぐらい前の話じゃない?」
吉田「…で?」
山中「え、なに…?」
吉田「女いるの?」
なんで…そんなこと聞くの?
興味ないでしょ。
山中「どうだと思うの。貴重なオフを、仁ちゃんに使いこんでるの知ってるでしょ。」
吉田「はは、だよな。お前は俺がいないと生きていけないもんな」
…女がいるかどうかは、やっぱり興味なかったみたい。聞きたいのは、今後もこの関係を続けられるかどうかってところ?
この関係。付き合うでもなく、別れるでもない。
このドライな関係。
…いいよ。俺、それでも。
じんちゃんが、これからもずっと、会いに来てくれるなら。
〜〜♪
ふと、ベッドの上に投げられたスマホが鳴り出す。
山中「じんちゃん?スマホ鳴ってるよ」
吉田「電話〜?だれ〜?」
山中「…はやちゃん」
吉田「出るわ。かして」
吉田「もしもし?」
吉田「っあー、そうそう。ちょっと一人で。飯食いに来てるんだよね。どした?」
吉田「えー?今日はもう帰るからムリ!は、何だよ。分かってるって!…おやすみ」
はやちゃんがなんて言ってるかは聞こえてないけど、たぶん家に来ないかって誘われたんだろうな。
それはいいけど、嘘つくんだ。
俺の家でガッツリ、エロいことしてたところなのに。
電話が切れたあと、すっ…とこちらに向き直す。
吉田「そういや、言ってなかったんだけど。俺さ、勇 斗と…」
山中「…じんちゃん。」
吉田「な、なんだよ。さっきから」
山中「…知りたくない。もう帰れば?」
吉田「…おう。どっちみち帰るつもりだったけど。」
もう身体のどこにも力が入らない。
なにもかも面倒くさくなって。帰る準備をしてるじんちゃんをただ眺める。
吉田「念のため確認さして。…お前さあ、」
山中「…なに」
吉田「…俺のこと好きなの?」
…
なんて答えたらいいの。
好きじゃないって答えたら気にするかな。
でも、好きって答えたら…?
振られる…?付き合ってもないのに。
吉田「お前が望むような関係でいられることは、今後も変わらない。だから正直に教えてよ。…てか、嫌いの可能性もあるよな。」
…こいつ。クズだ。
はやちゃんと付き合ってるクセに。
…言ってやりたい。
でも、言っちゃったら…
どうなるんだろ。
end
続きます
展開めっちゃ遅くてごめんね…💦
コメント
1件
🤍のドストレートな「こいつクズだ」発言がおもろ過ぎる笑💛くん、何か言いかけてたけどなんだったんだろう…続きが気になり過ぎる笑