テラーノベル
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ドアは七つ。
真正面に一つ、左右に3つずつある。
スティ「兄さん〜!」
聞き覚えのある声の人「うおっ、どうしたどうした」
スティーブ看守は正面の両開きタイプのドアを勢いよく開ける。
聞き覚えのある声の人「っ!はち…ばん…か…?」
エプロン姿のステイサム看守が俺を見て配膳していたであろう皿を落とす。
ぺ「えっと…お久しぶりです、ステイサム看守?」
ステ「…そうか、そうか、そうか…」
スティ「えぇ兄さん?大丈夫…?」
涙を含んだ笑顔を浮かべながら俺の方に向かってくる。
スティ「よかった…覚えていてくれてありがとう…」
ぺ「……えっと……。」
俺の両肩に手を乗せて力無く言葉を発するステイサム看守に僕も涙が滲んでくる。
レ「…?ぺいんと…?」
レスさんが戸惑う声で聞いてくる。
けど俺は返事を返すことができなかった。
ぺ「えっと……っなんだろうな…っみんな死んでて…っ僕が…最後で……苦しくて…」
スティ「そうか…」
ぺ「うーんっと…気づいたらっ…この体でっ…っお兄ちゃんもいて…けどっ死んじゃって…っ知らない人がっ俺のことっぺいんとって…違うのにっ」
ステ「あぁ…うそか…そうだなぁ…」
スティ「うぅぅっ、八番よく頑張ったねぇっ」
レ「え…大丈夫か…?」
俺は、ぼろぼろと涙を流してしまう。 そしてステイサム看守も、つらつらと涙がつたう。スティーブ看守も。
そして唯一泣いていないレスさんだったが…
レ「……ぐずっ」
もらい泣きを喰らっていた。
ある家の重々しい空気の中、青い青年が口を開く。
ら「憲兵にも行って、知り合いにも全員声をかけて、色んなとこを探しに行ったのに…」
ダ「いない…な」
ホ「ほんと…どこ行ったんだろう…」
ら「どうしよ…」
日はもう陰っていて、夜からいないとなるともう無事かどうかも怪しい。
ホ「福葵…もし…福葵が攫われてて…もし…」
ら「いや…まだ、まだだ、城に行こう。」
ダ「は?入れないんじゃあないか?」
ら「知り合いがいるんだ。」
ホ「そう…そうだね。探してもらう規模を広げるのもいいかもしれない…ぺんいとを探してもらおう。」
ら「この国じゃなくて、ペニテンシャリーの城に。」
ホ「え?なんで…」
ら「あそこの国の皇子と仲がいいのもある、けどあそこは正義というか、悪は罰するべきという考えが強い、だからあそこなら…」
ホ「わかった。あそこならちょうど死神君もいるし、行こうよ。今すぐ。」
ら「まじかぁ。いろんなことが起こってるなぁ…」
ダ「いや、そう思うより行動に移そう。」
ら「だね。」
そう言って彼らは動き始める。
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つみき@