家 出 少 女 。
第2話 作 湯葉
ーーは主人公
ーー「地雷系?ぴえん系女子?」
主にトー横界隈の人たちは地雷系や量産型、ぴえん系と呼ばれているらしい。
トー横界隈の女の子達のお洋服はとっても女の子らしくて可愛かった。でもこんな服はもちろん高い。
ーー「服1着1万超…!?」
予想以上に高かった。でも急いで貯金箱を見た。運がいい事にバイト代と昔から貯めていたお年玉があった。
ーー「お母さんに取られてなくてよかった、えっと、だいたい20万はある、」
昔から貯めていたので結構お金はあった。
ーー「よし、これで化粧品とか服とか可愛くなれるものは買える!」
ーーー次の日ーーー
ーー「よし、今日お母さんは明日の朝までまた知らない人と遊びに行った、」
今日はお母さんがまた知らない男の人と遊びに行ったのでこの日家出することにした。
ーー「まずは色々買いに行こう、」
私は電車でデパートへ行った。
ーー「ここが噂の服屋さんか。えっ、店員さん可愛い、」
店員さんもいわゆる地雷系のお洋服を着ていた。お客さんもそうだった。
ーー「私地雷系の服着てないけど大丈夫かな、」
店の前でそんなことを考えていると、
店員「なにかお探しですか!あ!かわいい!」
すごく声をかけられた。母親の化粧品で薄メイクをしていて良かった。
私はありがとうございますとお礼をして、店の中に入っていった。
ーー「この服かわいい、」
一応服は3着買って、靴とか色々買ったら5万円超になった。
ーー「まぁ服は買えたから、あとは化粧品とか、」
デパート内にある化粧品売り場で地雷系の子達が使ってる香水や化粧品を買って、1度家へ戻った。
ーー「ふぅ、結構買ったな。とりあえず服と化粧して、」
ーー「余ったお金は一応財布に入れてよ、」
ーー「家出に必要な物はまとめてっと、」
私はテキパキと準備を進めた。もうこの家には戻ってこない。
ーー「あっ、置き手紙位は書いて、」
ーー「家に戻らないならどこへ泊まればいいんだろう、お金もどう稼げば、」
考えていなかったことがポンポン頭に出てくる。まぁSNSで調べればいいけど。
ーー「ホテルを借りたり、男の人の家に泊まったり、か。」
ーー「男の人の家は危ないな。お金があるうちは安いホテルに泊まろう。」
ーー「えっと、お金は、…」
ーー「パ〇活とコンカフェやメイドカフェ!? 」
思ったより荒れた稼ぎ方をしているが生きるためには仕方がないか。まぁ私は19歳だし、コンカフェかメイドカフェで働いてみようかな。
ーー「えっとー、夜にいっぱい界隈の子がいるんだよね、なら少しSNSでも見ようかな。」
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