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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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端から見たら、とてもいい両親だった

勉強の事はなんでも教えてくれるし、やりたいこともやらせてくれた

けれど、その優しさがわたしには”毒親”のようにしか感じられなかった


m「りるちゃ~ん!!一緒帰ろ~!!」

この子は咲影美藍ちゃん(さきかげみあ)

天然でふわふわなところがかわいい

r「ん、いいよ」

m「やったぁ♪」


m「でね、ーーで~~だったんだよ!」

r「それは大変だったね」

m「そーなの!あ、私こっちだから~!!」

r「うん、ばいばい」

m「また明日ね~!!」

また明日、か…

明日も学校行かなきゃだなぁ…w


r「ただいま~!!」

母「おかえりー!」

母「今日学校どうだった?」

r「いつも通り楽しかったよ!(ニコ」

母「そう、ならよかったわ!」

r「私、やんなきゃいけない課題あるから部屋いくね」

母「あら、そうなの?頑張ってね!」

r「うん!」

はぁしんど…

親の前でもキャラ作るとかしんどいし、めっちゃつらすぎ

私は、小6にして”親の求めていること”が分かってしまった

親の求めていることと自分のやりたいことが大きく違い、どうすればいいのか分からずとてもつらかった

でも、そのときにふと思ったのだ

”キャラをつくってしまえばいいのだ”と

キャラを作ってしまえば、親の求めていることも叶えられるし、私だって傷つかない

その思いで2年間キャラを演じ続けてきた

r「そろそろ本当にきついなぁ~、」

r「もう死んじゃったら楽になれるのかなぁ~w」

r「調べてみよ、」

r「楽に死ねる方法っと」

r「全部痛そうだなぁ~、やめとこ」

r「って、なにこれ本当に思っていることを打ち明けるSNS,sin(心)…?」

r「ようは、みんなの裏垢ってことか」

r「一回使ってみようかな、」

r「メアドと名前決めるだけなのか」

r「メアドいれて、名前は…ruri.でいっか」

r「おっけ、できたけど…使い方わかんないしいろんな人の投稿見てみよ」

r「うわ、本当に思ってることしかないじゃん、」

r「いじめっこやいじめられっこ、社会的不適合者に、性同一性障害の人とか」

r「私も使ってみようかな、」

r「別に、裏垢だからクラスメイトにバレる心配もないんだから」

r「私の悩みは…」

私の事なんて何もわからないでしょう?

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コメント

1

ユーザー

るりちゃん…辛いんだな…

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