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いつもの服を着て、いつものKILLと書かれた帽子を被りいつもどうりナイーブ達の訓練をし、毎週末に行われる報告書の提出をしにいつもどうり司令室に行こうした。でもいつもとは少し違った。
それは、未熟胸腺細胞の頃から虐めてくる嫌な奴
キラーT「うっわ、最悪…」
無意識に壁の後ろに隠れちまった…
?なんか喋ってんな
モブヘルパー「〜〜~笑」
モブヘルパー「あいつなんかが班長になったから今回の戦いでは細胞が沢山死んだんだよ」
モブヘルパー「笑まぁ未熟胸腺細胞の頃から劣等生のやつに班長なんか務まるわけないだろ笑笑」
ヘルパー「だよな!笑笑」
キラーT(そうか…そうだよな…俺なんかが班長なんて役割務まるわけねぇよな)
ズルズル
キラーT「ははっ、なんでこんな涙なんて出てくるんだよ…クソが」
俺なんて泣く資格もねぇのにな…
キラーT「あ〜ぁなんか意識が遠くな…」
ゴトッ
ヘルパー「もう!あいつったら報告書渡しに行くの忘れてるじゃないか!!制御Tさん!ちょっと取りに行ってくる!!」
制御T「そうですか。行ってらっしゃい」
ヘルパー(それにしてもおかしいな…あいつが業務を忘れることなんて今まで無かったのに…)
ドスッ
ヘルパー「いっ!」
な、なんか蹴ったんだけど???
ヘルパー「って…キラーT細胞?」ヘルパー「君、キラーくんだよね?」
キラーT「ひっ、や、ごめ、なさ!」
?喋り方が変だ
ヘルパー「キラー、大丈夫か?」
キラーT「え?ぼ、僕未熟胸腺細胞…ですけど?」
ヘルパー「へ?キラー、流石にそんな…」
いや、あいつはそんな嘘は付かない…ってことは本当?
そんなことがあるのか?後で記憶さんや樹状さんに聞いてみるか…
キラーT「?」
あぁ、周りに花とか焦ってる感じの空気がふわふわしてる…やっぱりなにか異変が起こって中身だけ元に戻ってるのか。
ヘルパー「未熟胸腺細胞くん、少し難しい話かもしれないが君についてお話しなければならないことがある」
キラーT「んぇ?わ、分かりました」
かくかくしかじかほんにゃらほい
キラーT「?え??」
ヘルパー「難しいことかもしれないがこれが本当。」
キラーT「じゃ、じゃあヘルパーさんはあの僕と同じ部屋の細胞で僕はちゃんと立派なキラーT細胞になれたってこと?」
ヘルパー「そうだね、君は立派なキラーT細胞になったさ」
キラーT「!!あ…でも…じゃあなんで僕昔の…ん?今の?んえ?…僕になってるの?」
ヘルパー「さぁね…だから今から樹状細胞さんや記憶細胞さんに知ってるかを聞いてみようか」
キラーT「うん…」
ヘルパー「じゃあ行こうか、おいで」
ヘルパー「…胸腺細胞くん!!!」
キラーT「!な、なに?」
ヘルパー「そのままだと迷子になるよ!もう、手を繋ごうか…」
キラーT「…わ、わかった、ごめんなさい」
ヘルパー「いいよ、はい、手をだして。いこうか」
ヘルパー「樹状細胞さん、居ますか?」
樹状「あれ〜?ヘルパーT細胞さんじゃないですか〜今制御T細胞さんが探してましたよ〜」
ヘルパー「え!あ、そうだ言うの忘れてた。」
樹状「ふふ、それでどうしたんですか〜?」
ヘルパー「あぁ、そうだ。実は…」
かくかくしかじかほんにゃらほい
樹状「そうなんですね〜でも僕それは知らないな〜あ、制御T細胞さん来ましたよ〜」
ヘルパー「あ、制御Tさん。実はさ(略)」
制御T「そうでしたか。では午前中に今日の業務は終わらせてありますので今回は休みにしておきます。」
ヘルパー「ありがと〜。あ、僕が休みってことは制御Tさんも休みだよね?だったら一緒に歩かない?」
制御T「…分かりました。」
キラーT「??なんか見たことある…?」
ヘルパー「あぁ、あの胸腺学校の子だよ」
キラーT「や、やっぱり…?」
制御T「よろしくお願いします。」
キラーT「う、うん、お前もちゃんと制御T細胞になれたんだな!」
制御T「…そうですね…」^-^
ヘルパー(は、初めて笑ってるとこ見たぞ…)
制御T「では、次は記憶細胞さんのところに行くんでしたよね。行きましょうか。」
ヘルパー「あ、そうだった。じゃあ、失礼しました。」
キラーT「ばいばい!」
樹状「またね〜」
ヘルパー「記憶さ〜ん!」
B細胞「あ、ヘルパーT細胞さん!少し待っててくださいね、すぐ読んできますんで!!」
ヘルパー(なんで記憶さんを呼ぼうとすると高確率でB細胞くんが来るのか…まぁいいか)
記憶「ヘルパーT細胞、なにか用か?」
ヘルパー「あ、あぁ」
かくかくしかじかほんにゃらほい
記憶「…じゃあ君の横のキラーT細胞は実は中身だけ未熟胸腺細胞に戻っていると言うことかい?」
制御T「えぇ」
記憶「…すまないが、記憶にないな…」
ヘルパー「ですよねぇ…」
キラーT「じゃ、じゃあ僕、戻れないの?」
記憶「そうだね…うーん……あ、マクロファージさんにも聞いてみたらどうだい?」
ヘルパー「あ〜、確かに。聞いてみます」
制御T「ありがとうございました。」
キラーT「ありがとう!バイバイ!!」
ヘルパー「では、また」
記憶「うーん…」
…独り言を言ってるみたい。
2000文字超えたので一旦終わり!!
キラーTはみんなに愛されてるんです😘
ではまた、次回お会いしましょう!!