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・ぺいしに
大丈夫な人はどうぞ!
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視点 pi
ぺ「…ん~………今何時だ…?」
頭上に置いてあるスマホを手に取り、時間を確認した。
08:02。そろそろ起きないといけない。
ぺ「しにがみ……起きて……!」
し「ん~…もうちょっとだけ……スゥ…」
ぼーっとする頭で、隣で寝ているしにがみの肩を揺らした。
ぺ「お前今日仕事だろ…?」
し「や~だ~!……ってぺいんとさんは?もちろん仕事だよね?」
ぺ「や・す・み」
そう言って、わざとらしくにっと笑った。
すると、彼が幼い子供のように駄々をこね始めた。
し「ずるじゃん~!僕仕事なのにぃ……」
ぺ「はいはい、朝飯作るから着替えて」
し「うぅ…」
ガチャ
し「じゃあ行ってきます…」
ぺ「行ってら!笑」
不機嫌な彼に、笑いながら手を振った。
ぺ「さて、掃除でもしますか!」
珍しく平日に休みになった俺は、好きなことをして一日を過ごした。
楽しいことをしていると時間が早く過ぎるというが、まさにその通りで、
気がつくと夕方になっていた。
ぺ「もう夕方?!早く晩飯作んねぇと!」
~数十分後~
し「ただいま帰りましたー!」
ぺ「おっ!お帰り!晩飯できてるけどもう食べる?」
し「食べる!何作ったんですか?」
キッチンで作業をしていると、とことこと彼が近づいてきた。
そして、火にかけた鍋の蓋を取り、中を覗いた。
し「カレーだ!」
ぺ「しにがみー、食べる準備してー!」
し「はーい!」
ぺ・し「「いただきます!」」
手を合わせそう言うと、彼はお腹が空いていたのか、猛スピードでカレーを食べ始めた。
ぺ「喉詰まらせんなよ!笑」
し「はいひょうふれす!(大丈夫です!)」
ぺ「ほんとかよ笑…………あ」
呆れた顔で彼を眺めていると、口元にご飯粒がついているのが見えた。
ぺ(!、いいこと思い付いた!)
俺は、にやにやしながら彼の名前を呼んだ。
ぺ「しにがみ!」
し「ん?」
グイッ
し「おわっ!?」
チュッ
ぺ「ご飯粒、付いてたよ」
し「へ?」
急なことで頭が追い付いていないのか、口を開けたまま顔を赤く染めた。
し「ちょっ、いきなり何するんですか!」
ぺ「だってつい笑、それよりさ」
し「?」
俺は、彼の唇を触りながら顔を近づけた。
し「え…ぺいんとさん…?あの──」
ぺ「食後のデザートが欲しいなー」
し「あっあの!明日も仕事があるんで……」
ぺ「さ、寝室に行こっか!しにがみくん」
叫びながら暴れる彼を引きずり、寝室へと運んだ。
そして次の日、無事腰を痛めた彼は、仕事を休むことになったのだった。