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莉音
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#うりえと
すのの
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驚きと絶望で固まっていた俺とは違い、
おんりーは事態を察し、すぐに動いた。
急所であると思われる首を確実に狙ったはずのナイフは空振り、おんりーは投げ飛ばされた。
きっと疲労や傷の痛みで限界なのだ。
だが、なんとか近くに着地して、俺の方に来て言った。
「MENだけでも逃げて。」
「…は…?」
言葉が出なかった。
これ以上失うのか?
大切な仲間を、
「嫌だ…。」
「あいつには俺達2人で攻撃しても敵わない、そう思わない?」
「いや…それは…、でも、なら2人で逃げればッ…!」
「こいつを放って置くことはできなから。」
「なら、俺が残る!だからお前が助けを呼びに…。」
「…どちらにしろ俺は、もう死ぬと思う。」
「…、!」
「さっきから傷口の血がずっと止まらない。
頭が痛いし、吐き気もする。
こんな俺が助けを呼びに行くことなんてできないからさ。」
「そ、…な…」
俺は掠れた声でそう言うと、おんりーはとびっきりの笑顔で言った。
「だからさッ…生きて、MENだけは。
俺はもう、仲間を失いたくないんだ。」
それだけ言うとすぐにおんりーは魔獣の方を向き、走っていった。
「おんりーッ!!」
俺の声は聞こえてるはずなのに、無視をしてきた。
「…優しすぎるんだよ、お前は。」
そう俺が呟いた瞬間、キラリと綺麗な粒がお前から落ちた。
今声をかけてもきっと一緒に逃げてくれない。
なら…
せめて早く、応援を呼ばなければ。
ダッ
「皆、今いくからね_」
おんりーが呟いたその言葉は誰にも届かず、爆発音だけが耳に届いた。
ドガァァン
『さよなら。MEN。』
『また会おう、おんりー。』」
「…!」
「だから…もう1人で生きていこうっておもったんだけどなぁ…。
どこかお前には…あいつの、面影があって…。放って置けなくて…。」
「そっ…か…。」
「話を聞いてくれてありがとう。少し…楽になった、きがする。」
「…なら、よかった。」
「…やっぱ、音。お前もいいやつだよ。
おんりーと一緒だ。」
「…そう。」
コメント
1件
えび天さん、第5話読みました〜!!😭💦 おんりーの「生きて、MENだけは」が胸に刺さりすぎてやばいです…。自分を犠牲にしてまで仲間を守ろうとする姿、そして「俺はもう、仲間を失いたくないんだ」って言葉に全部詰まってる…。 最後の「さよなら。MEN。」「また会おう、おんりー。」の呼応、エモすぎて声出た…。 おんりーの面影を音くんに重ねるところも切なくて、でも温かくて。また二人の話聞かせてください!🫶💕