数年前のあの日、おん兄は、 ママ パパ お姉ちゃん を殺した。
なんで殺したのかはわからん、やけど、、、なんとなく想像はつく。
俺は”虐待”にあっていた。毎日殴られ蹴られ、暴言言われで、俺はもう限界を迎えそうになっていた。
やけど、、、おん兄は毎日ゲガの治療をしてくれ、 「大丈夫?」「しんどかったね、、、」「辛かったね?」
と、毎日声をかけてくれた。
けど、途中からおん兄の様子が変わり始めた。
怒ってもう我慢の限界、と言うように。
それから、気づいたら、お母さんとお父さんが血まみれになって倒れていて、
それで、おん兄は 「もう大丈夫だよ?これからは”二人”で一緒に仲良く暮らそうね?」
って、こういった。
その時のおん兄はまるで、ヒーローみたいだった。
それから、俺は、おん兄の言うことを良く聞いた。
友達は作らない、下手な夢を見ない、おん兄とだけ一緒にいること、決して、おん兄が家族を殺したことを誰にも言わないこと。
それが俺達の約束。
コメント
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だから友達を作らないで!って言ったのか… 分かるかも…