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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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深澤side


俺にはずっと好きだった人がいた。なんで過去形なのかってそんなのこっちが聞きたいくらいだほんの数分前に照から言われた一言



岩「俺、好きな人できた。」



一瞬頭が真っ白になった。でもすぐに反応してちゃんとおめでとうって言った…。


俺笑えてるかな…笑


結構俺、照の事好きだったんだけどな〜…


でももう必要ないよね



岩「ありがと、ふっかならそう言ってくれると思ってた笑」


深「……ん、…よね…」


岩「ん?ふっか?」


深「もう、必要ないよね…笑」


岩「え?」


深「おめでとう、好きだった人…幸せに」


岩「ちょっ!ふっか!」



俺は照にそう告げるや否や走って家に帰った。



………………………



岩本side

今日は楽屋に入るや否やラウールと康二に囲まれた。また何か企んでるのかと思いきや案の定そうだった。


岩「んで?なんだって⁇」


向「やから、ふっかさんにドッキリして欲しいんやって!」


ラ「そうそう‼︎」


岩「ドッキリってどうゆうドッキリなんだよ、」


向「そりゃぁ勿論俺好きな人できてんどっきりに決まってるやろ‼︎」


ラ「絶対ふっかさん岩本君のこと大好きだからね⁈笑」


岩「はぁ?んなわけ…」


目「いや、あり得ますね。ふっかさんの岩本君に対するあの感じぜってぇ惚れてる」


岩「目黒まで…」


目「俺いわふか夫婦大好きなんで笑」


ラ「もうこの際本当の夫婦になったら〜?」


宮「俺もいいと思うけどなだって照もふっかの事好きなんでしょ⁇」


岩「宮ちゃんまで、まぁそうだけどさ」


佐「いい機会なんじゃないの⁈」



って事でふっかにドッキリ仕掛けたんだけど…やばい…これは流石にやりすぎたよな…。


俺は急いでふっかの後を追いかけ家まで押しかけた。



岩「ふっか!開けて⁈」


深「……なんで来たの…」


岩「はぁっ、やっと開けてくれた…‼︎」


深「なんで、きたの?帰ってよ…」


岩「ふっか、ちゃんと話聞いてほしい、」


深「おっれは、聞くことなんてないからっ‼︎」



俺は玄関のドアを勢いよく閉めようとすると

照が咄嗟に自分の足を挟んできた。



岩「いっ、‼︎」


深「へっ、うそっ、ごめっ!」


岩「ふっか話、聞いてくれるっ、?」


深「そんな事より早くはいって、手当するからっ‼︎」



照をリビングのソファに座らせ挟んでしまった足の怪我の手当てをする。

本人はそこまで痛くないよって言ってくれたけど赤紫に腫れてしまっているまだ歩けてるから折れては無いだろうけど流石に怪我をさせてしまった罪悪感で押し潰されそうだ。



岩「ふっか大丈夫だからそんな痛く無いし」


深「でもっ、挟んじゃったから…」


岩「それは俺が足を出したからでしょ?」


深「でもっ、でも…グスッ」


岩「あぁっ、泣かないでふっか俺は大丈夫だから…ギュッ」



照に抱きしめられ安心して余計に涙が溢れてきて照のシャツの色が変わるくらい泣いてしまった。

その間もずっと俺のことを抱きしめてくれていてたまに頭を撫でてくれたり背中を摩ってくれて落ち着くまでそうしていてくれた。


やっぱり好きだなと思う反面振られてしまったんだよなと思うと胸が締め付けられた。



深「ひかっ、ごめシャツ濡らしちゃった」



岩「ううん、良いよ…落ち着いた?」



深「うん、大丈夫…」



岩「俺の話聞いてくれる?」



深「うっ、うん、わかった…」



岩「あのね、今日好きな人ができたってやつ嘘なんだ」



深「へっ、?」



岩「康二とラウールにドッキリを仕掛けたいって頼まれてあんな事しちゃったのほんとごめん…傷つけるならしなければ良かった…」



深「えっ、待って待って、ドッキリだったの?じゃあ照好きな人出来てないの?⁈」



岩「いや、好きな人がいないってのは嘘ちゃんと好きな人はいるよ」



深「あっ、そうなんだ…」



岩「ふっかの事だよ、俺ふっかの事好きなんだ」


深「…はい?」


一瞬頭を鈍器で殴られたかのような衝撃が走った。

照が俺の事を好き?

これはなんかの夢でもみてるのか?



岩「ふっかは?俺のことすき?」


深「おれも…すきです、だいすきっ…」


岩「ふはっ、良かったぁ…ギュッ」


深「ちょっ、ひかるっ、苦しいっ」


岩「んー、もう少しだけ…」


深「ふふっ、しょうがないな…」



この日は照がそのまま泊まってくれることになり次の日一緒に仕事に向かった。

楽屋では朝から康二とラウールが少し怒られたけどまぁ結果オーライだったから許してあげないこともないかな笑

もうこんな事は懲り懲りだけどね笑笑


end

………………………………………………

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