テラーノベル
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第3話 冒険者への道
少年は酒場に行く途中で思った
今のままの身なりではまたあしらわれてしまうのではないか、と。
少年は落ちていたコートの泥をはらってフードを深々と被りながら酒場へと入っていった。
カランカラン
「いらっしゃい!やけに暗いなぁ?」
「え、えぇ、まぁ」
少年は声を低くしながら返事をし、酒場の席についた。
周りの話を聞いているとここにいるのは冒険者や商人、農民の方々のようだ。
「おいアンタ、来てくれるのはいいけどなんか注文してくれないかね。」
「アッ、はい、えーじゃあこのきのこ酒一つ」
「うい、きのこ酒一丁注文入りましたッ!」
はぁ、と少年はため息をついてしまった。
酒を買うお金すらもないのだ
落ち込みながら少年は聞き耳を立てていると、東の絹刈村の近くの洞窟に住む魔物が蚕の養殖場を破壊することが増えて冒険者を雇おうとしているらしい
少年はその話を聞きこれだ!と思い酒場と扉を蹴り開け駆け出した。
「あんちゃん!お会計は!?」
なんか聞こえた気がしたがそんなのは構わない
東の村へと駆け出した。
道中とある商人と会った。
「旦那、これをもらってくれないか?」
少年は商人からとある蝋燭をもらった。
この蝋燭は魔物の新鮮な血でしか消すことができないそう。
これから洞窟に行くからありがたいと思い受け取った少年だが、この選択が後々少年を窮地に追い込むのはまだ商人以外誰も知らない、、、