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呪術廻戦

1 - 五条先生体調不良ネタ

♥

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2025年05月07日

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~ 注意事項 ~

この物語は完全なる自己満です。

メモ帳の書き溜めから引っ張って来ただけなので低クオです。

口調・キャラ崩壊・解釈違いなどは自衛してください。

なんでも許せる人だけどうぞ。




呪術廻戦二次創作


2000文字ちょっとあります。長いです。

五条先生体調不良ネタ


登場人物

虎杖悠仁

釘崎野薔薇

伏黒恵

五条悟

伊地知潔高


五条side


五条¦…もう朝か。


現在時刻7:25。いつもより遅く起きる。

日が昇った窓の外が見えるが、体を動かす気にはなれない。


五条¦ぅ゙…、なにこれ、キツ…。


体が熱を帯びている。体温は高いのに寒さを感じて布団に包まる。

どうやら風邪を引いてしまった様だ。

サイドテーブルから端末を手に取り、電話を掛ける。

聞こえてきた気弱な声に文句を言う気力もない。


五条¦あ゙~…、もしもし…。

伊地知¦もしもし…、五条さん?

五条¦今日休み取って…。風邪引いた。

伊地知¦えっ、わ、分かりました、お大事に…。


了承の言葉を聞いて、一方的に電話を切る。

ベッドの上から動けない。頭の中が気持ち悪い。

思い通りに動かせない体に唸り声を上げる。

今は…、丁度8:30。いつまでも布団の中で蹲ってる訳にも行かない。

そう思って体を起こした時、玄関のチャイムが鳴った。


ピンポーン。


何となく予想は出来ていたけど…。

僕が体調不良と聞いて、来てくれるのはあの子達。多少フラつきながらドアを開く。


五条¦…やっほ~、みんな、

虎杖¦先生!大丈夫?!


出来れば来て欲しくなかったな。皆に移ったら二度手間だし。

…でも、やっぱり嬉しい。「最強」《僕》を心配してくれるなんて。


釘崎¦うわっ、めっちゃ顔赤いじゃない。

伏黒¦アンタは寝ててください。

五条¦あはは、朝から元気だね~


今日は目隠しを付けていないから、熱で赤くなった顔が隠せない。

にこりと微笑みを浮かべるが、僕の強がりなんてお見通しなんだろうな。


五条¦入って入って~

虎杖¦お邪魔しまぁすっ!

伏黒¦…。アンタ、熱測りました?


あ。そういえば測ってないな。

そう思ったのが表情に出たのか、恵は溜息を着いて体温計を渡してくれる。


伏黒¦ベッドに座っててください。

釘崎¦そーよ。病人は大人しくしときなさい。

虎杖¦先生待ってろよ!俺がお粥作るからね~!


体温計を襟ぐりから脇に通し、熱を測る。

39.6…元々低体温だし、結構な高熱だ。

どうしようか…。


五条¦…、ン。測れたよ~


嘘を吐いてもすぐにバレるし、いっそ開き直ろう。


伏黒¦ッは?!五条先生、熱高すぎるでしょう…、

釘崎¦うわぁ…。高すぎて引く。


辛辣だなぁ、悠仁がお粥を作ってくれている間。僕はベッドに座っていた。

時折咳が出るけど、騒ぐ程じゃない。

熱で浮かされた脳が上手く働かなくてボーッとする…

三人の会話を眺めていると、悠仁が手元にお粥を持って近付いてくる。


虎杖¦はいっ、ど〜ぞ〜!

五条¦!、わ~っ、美味しそ〜。ありがとゆ〜じ♪

釘崎¦冷めない内に食べなさいよ。

伏黒¦なんでお前が言うんだよ…。


柔らくて、暖かい。美味しい。

スプーンですくって少しずつ食べる。


五条¦…ははっ、美味しいね〜♪

虎杖¦でっしょ〜?


ワイワイといつもの様に会話を交えながら、食べ終えた食器を机に置く。

そんな僕の様子を見て、皆荷物を纏め始める。


伏黒¦じゃ、また明日。

虎杖¦センセ!お大事に〜!

釘崎¦私達に移したら承知しないわよ!


五条¦うん、またね〜


すぐ近くで、明るい笑顔を見せながら手を振った。

悠仁が一歩を踏み出した時、皆が驚いた表情をして振り返る。

…どうしたんだろう?


五条¦?、どうかした?


僕がそう尋ねると、悠仁は目を逸らしながら、少し照れ臭そうに言う。


虎杖¦い、いや〜…先生、コレ無意識なの?


コレ、と言われても何の事か分からない。

首を傾げる僕を見て、恵が指を差す。


五条¦…えっ。


指された先を見て、驚いた。

悠仁の服の裾を掴んだ僕の手。思わずバッと勢い良く手を引く。

熱のせいじゃない。顔が赤く、熱くなるのがわかる。


五条¦…、、ワザトジャナイヨ。


カタコトになってそう言う僕を、悠仁が突然抱きしめる。


虎杖¦あっはは!先生にも可愛いトコあんね!

五条¦んぶっ、

伏黒¦はぁ…。今だけですよ。

釘崎¦アンタねぇ…、


…悠仁の体温。暖かい…。

僕を包み込む心地良い温もりに、瞼の力が抜ける。

つい眠くなって、、僕は悠仁の腕の中で意識を落とした。


悠仁side


普段、あまり見れない先生の甘え方に、可愛いと思って抱きしめた。

すぐに押し離されると思ったけど、先生は静かだった。

そして、俺の胸元にもたれて眠ってしまった。


五条¦…スー…、、

虎杖¦…ど、どうしよう。先生寝ちった。

伏黒・釘崎¦はぁっ?!

虎杖¦しーっ!


穏やかな寝顔を写真に撮った。後で揶揄おう♪

暖かい…熱を帯びた体をそっとベッドに寝かせて、静かに部屋を出る。


三人¦お大事に。

この作品はいかがでしたか?

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