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「今年もこんな賞がいただけるのって本当に嬉しいねぇ」
授賞式が終わってベッドに入ったのはもうとっくに12時を回っていて普段ならもう眠り姫な彼がにこにこと呟くのをみる限り本当に嬉しかったんだろう、と思う。
もちろん俺も嬉しいけど恋人の幸せそうな顔を見ると更に上をいく嬉 しさを感じる。
「嬉しいね。りょうちゃんが喜んでくれるの見ると更に嬉しい」
「僕も···ねぇ、キスしよ···」
珍しくりょうちゃんから求められてまた嬉しい、と感じる。
俺の幸せはつくづくこの人の上に成り立っていると実感する。
軽いキスを交わして終わりと思っていると彼の腕がそっと俺の首に絡まる。
更に求められてキスはだんだんと深く甘くなっていった。
「元貴···だめ?欲しい···の」
「や、俺も···だけどりょうちゃん身体が···」
「僕は平気。けど、元貴は喉休めなきゃだから静かにしてて!動かないでね」
どっちかというと静かに、はりょうちゃんじゃないかなぁなんて思っているとズボンを脱いだりょうちゃんが俺のズボンもパンツも全部脱がせてしまう。そしてゆっくりとそこに触れられると期待で少し硬くなったそれがどんどん熱を帯びていく。
「元貴のおっきくなってきた···」
「りょうちゃん···んっ···」
なんかいつものりょうちゃんと違う。
手だけじゃなくて口を近づけてそこを舐められて頭がふわふわとなってくる。
興奮冷めやらぬ、という感じなのだろうか。 そんな彼にこっちもドキドキが止まらなくて早く欲しくなってしまう。
「りょうちゃん、気持ちよすぎて···」
「···ん」
最後にちゅぅ、と軽く吸ってから離れたりょうちゃんが俺の上に跨ると腰を動かす。
「いきなりは無理だって···」
「しー、大丈夫だから···元貴はじっとしてて」
くっと腰を押し付けるとゆっくりとそこにのみこまれていく。
あつくてきゅっと締まるそこに準備してくれてたんだとクラクラしながら考えると求めてくれてくれてたことに身体がより熱くなる。
「もときのおっきぃ···ん、きもち···好き···すきっ···」
目を閉じて気持ちよさそうに腰を揺らすりょうちゃんがえろ過ぎてやばい。
無意識に声を上げているのも。
これで動くなって方が無理じゃない?
腰を掴んで下からぐっ、と押し上げると背中を反らして綺麗な喉元がくっと見えた。
「ぁんっ!だめぇっ···」
「いい、でしょ?俺はすごくいいよ、はぁ···っ」
下から何度も突き上げて揺らすと中はがきゅん、と俺を締め付けて限界はあっと言う間だった。
「やっ、ぁっ!元貴いいっ、いく、いくぅ···」
「いいよ、俺も···っ」
くたり、とりょうちゃんが倒れてきて汗ばんだおでこにキスをする。
幸せな瞬間だ。大好きな人を抱きしめてこの人がいれば何もいらないと思える。
地位も名誉も···手に入れたもの全部手放してもりょうちゃんがいればそれでいい。この人と音楽の為に俺はいる。
2人でもふもふとした毛布に包まるとりょうちゃんはようやく落ち着いたみたいでうとうとしている。
「···来年もずっと一緒にいてね···僕は元貴がいればなんにもいらない···」
「俺も同じこと思ってたよ···ずっといっしょにいよ···」
「それってすごく幸せ···」
部屋は静かで柔らかな寝息とトクトクと鼓動が伝わってくる。
まだ年末年始と忙しいのは百も承知だけど、今はただ幸せの中で微睡んでいよう。
コメント
7件

すてきです。 ありがとうございます!! 2026年もよろしくお願いいたします🙇
はぁ…ありがとうございます😊良い年末年始が迎えられそうですっ
うん⋯。そうよね。年末だもんね(?)来年もいい年にしたいなって思える小説だっ!好きぃ!!🩷