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「っ……あ、や、だめ……っ、くぅ……!」
ふわふわの白いシーツの上。
華奢な涼音の身体が、陸の腕の中で震えている。
細くて柔らかい腰を抱えて、陸はゆっくりと腰を進めていた。
ぬるぬると絡みつく熱の中を、太くて硬いものがゆっくり奥へと進んでいく。
「ほら……もう、ほとんど……」
陸が囁く声はやさしくて、でも熱を帯びていた。
「……涼音さん、ほら、ここ……触って」
陸がそっと涼音の手を取り、下腹部の少し上――おへそのすぐ下あたりへと誘導する。
そのまま、彼の大きな手がその上から重なって、なでるように撫でた。
「ね、わかる? 俺のが、今……ここまで入ってるよ」
「っ――や、ぁっ……やだ、そんなの……言わないで……っ、は、ぁ、んっ……!」
涼音の頬が一気に紅潮し、耳まで真っ赤に染まる。
それでも、指先に感じる違和感――自分のお腹の奥に、陸がいるという事実に
ぞくぞくと背筋が震え、奥がきゅんと締まった。
「うん……締め付け、すごい。そんなに気持ちいいんだ?」
「や……だ、めっ、あっ……ん、んんっ! あぁぁ……っ!」
ずっしりとした熱が、下腹部を内側からぐいぐいと押し上げてくる。
涼音の喉から、細くて甘い声が漏れ続ける。
「涼音さん、ほんと可愛い……泣きそうになりながら、こんなに感じて……」
「ちがっ、違う……っ、そんな、の……僕、っ……っくぅ、や、んっ……!」
「……好きだよ、ほんと。全部、包み込みたくなる」
そう言いながら、陸は再び涼音の下腹をやさしく撫でる。
自分のが今どこにいるのか、まざまざと感じさせるように。
「ここ……もっと気持ちよくなるよ、ほら……っ」
「や、やだ、や、ぁ……っ、やっ、あっ、んんっ……! そんなに、奥っ……ついちゃ……っ!!」
涙がぽろぽろとこぼれた。
快感と恥ずかしさと、熱さと――全部が混ざって、涼音の中をぐずぐずに溶かしていく。