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《私はダイアナ・フローラル。色々訳あって男装して学園生活を送っていた。VDC後、私の男装は学園中にバレた。学園長は私の事情を聞いて学園にいさせてくれた。これは私が幸せになるまでの物語…》〜中庭〜
エペル、ルーク「微かに視線が感じる?」
ダイアナ「うん。ルークさんの視線とは全然違うんです。なんか、気持ち悪い感じ…」
エペル「視線感じるのは分かったけど、ルークサンの視線と何が違うの?」
ダイアナ「そうだね。ルークさんの視線は私的に優しいというか見守ってくれる感じかな」
エペル「そ、そうなんだ」
ルーク「でも、ダイアナくん。何故ヴィルには話さないんだい?ヴィルなら迷わず君に手を差し伸べる筈だよ」
ダイアナ「…そうなんですけど、あまり頼ると甘えちゃうというか忙しいヴィルさんの邪魔したくないって思って…」
エペル「そうなんだ…」
ダイアナ「うん。最近決まった映画の撮影で忙しくてマネージャーとしてる私でもあまり話してないかも」
ルーク「確かにそうだね」
ダイアナ「だから、話せたのがお2人だったんです。ヴィルさんには悪いですが、話せないです…」
エペル「そっか。とりあえず、僕なりにダイアナ姉さんを守るよ!」
ルーク「ウィ!私もダイアナくんを謎の闇から守ってみせるよ!」
ダイアナ「ありがとうございます」
ルーク「お、そうだった。これからトレイくんとサイエンス部の話があるんだ。では、私は失礼するよ」(行った)
ダイアナ「はーい」
エペル「…ねぇ、ダイアナ姉さん」
ダイアナ「ん?なぁに?エペルくん」
エペル「姉さんはいつからヴィルサンが好きなの?」
ダイアナ「…⁈え⁈な、なんで⁈」
エペル「意外と分かるよ、姉さんの視線」
ダイアナ「わ、私はヴィルさんのマネージャーとして見ただけでそんな目では」
エペル「でも、バレバレだよ。ルークサンも知ってる」
ダイアナ「嘘〜…///あ!ヴィルさんは⁈ヴィルさんにはバレてないよね⁈」
エペル「た、多分」
ダイアナ「…はぁ〜、良かった〜」
エペル「そんなにバレたくないの?」
ダイアナ「うん…。彼と私の世界は全く違うし、告白してマネージャーの関係を個人的に壊したくないの。だから…」
エペル「うん、内緒にするよ🤫」
ダイアナ「ありがとう、エペルくん」
ヴィル「…」(楽しそうに話していた様子を遠くから見てた)
〜ポムフィオーレ寮 談話室〜
ヴィル(紅茶を飲んだ)「相変わらず、ダイアナの入れてくれる紅茶は美味しいわ」
ダイアナ「ありがとうございます。そう言えば、今日は何のお呼び出しですか?」
ヴィル「…エペルとなにを話してたの?」
ダイアナ「え…?なんの事でしょう?」
ヴィル「とぼけないで。見てたわよ、中庭で話してたところを」
ダイアナ「え⁈」
ヴィル「んで、なんの話してたの?」
ダイアナ「いや〜、それは〜…」
ヴィル「…ハァ…アタシでは話せない話?」
ダイアナ「!…そう、です、ね…」
ヴィル「…そう」
ダイアナ「ご、ごめんなさい」
ヴィル「いいのよ。こっちこそごめんなさいね」
ダイアナ「はい。では、失礼します…」(自分の部屋へ行った)
ヴィル「ええ。…(ダイアナが行った事を確認した)ハァ…アタシに話せないって何よ。…醜い嫉妬ね…」
〜ポムフィオーレ寮 ダイアナの部屋〜
ダイアナ「…ハァ…嫌われちゃったかな…。でも、言えないよ…」
ー数日後ー
〜廊下〜
生徒A「ダイアナさん」
ダイアナ「ん?」
生徒A「昼休み、校舎裏の森に来てください」
ダイアナ「?はい」
生徒Aは行った
ダイアナ「…」
〜教室〜
ダイアナ「エペルくんいる?」
ジャック「ん?ダイアナ先輩。エペルになんか用で?」
ダイアナ「うん。呼んでくれる?」
ジャック「はい」(エペルを呼んだ)
エペル「なに?ダイアナサン」
ダイアナ「エペルくん、これ」(小さな紫色の宝石を渡した)
エペル(受け取った)「ダイアナサン、これは?」
ダイアナ「念の為。私が何かあった時にルークさんに見せて。お願い」
エペル「う、うん」
僕はこの後に絶句した。まさかあんな事になるなんて…
ー放課後ー
〜廊下〜
カリム「ヴィル!ヴィル!」(慌ててる)
ヴィル「あら、カリム。何よ、そんな慌てて」
カリム「ダイアナが!ダイアナが昼休みから戻って来ないんだ!」
ヴィル「は?どういう事?」
カリム「なんか昼休み呼ばれていたみたいなんだ。その後、戻ってないんだ!」
ヴィル「場所は⁈」
カリム「確か、校舎裏の森だって。ヴィル⁈」
ヴィル(ダイアナ…ダイアナ…!)(校舎裏の森まで走った)
〜校舎裏の森〜
ヴィル「ダイアナ!どこなの⁈ダイアナ!!(探し歩いたらダイアナの付けてるピンを見つけて拾った)ダイアナ…ダイアナ〜!!」
〜ポムフィオーレ寮 談話室〜
クロウリー「ダイアナくんはこちらで捜索します。お気持ちはわかりますが、待機でお願いします」
ヴィル「ええ」
クロウリーは行った
ヴィル「…ダイアナ…」
ルーク「ヴィル…」
エペル「姉さん…!(何かを思い出した)ルークさん、これ!」(小さな紫色の宝石を出した)
ヴィル「エペル、その宝石は?」
エペル「ダイアナ姉さんが言ってたんです。何かあったら、ルークサンにこれを見せてって」
ルーク「その宝石…!まさかあの時の⁈」
{ルークの回想}
ー数日前ー
〜魔法薬学室〜
ダイアナ「こんにちは」
トレイ「お、ダイアナ。どうしたんだ?」
ダイアナ「ルークさんに用があって来ました」
トレイ「分かった。呼んでくるよ」(行った)
ダイアナ「ありがとうございます」
ルーク「やぁ、ムシュー・ベルフレア。どうしたんだい?」
ダイアナ「少しルークさんに頼みたい事があって」
ルーク「なんだい?」
ダイアナ「実はルークさんの魔力で小さな宝石を2つ作って欲しいんです」
ルーク「もちろんいいよ」
数分後、小さな紫色の宝石を2つ完成した
ルーク「これでいいかい?」(渡した)
ダイアナ(受け取った)「ありがとうございます」
ルーク「これは何使うんだい?」
ダイアナ「いざと言う時に使うんです。それにルークさんの魔力が詰められてるので、尚更助かるんです」
{回想終了}
ヴィル「ルークの魔力で出来た宝石…。!もしかして」
ルーク「ヴィル?」
ヴィル「この宝石でルークのユニーク魔法使えるんじゃない?ダイアナは恐らくこの事を予想してもう一つの宝石は自分で持ってる可能性があるわ」
エペル、ルーク「!」
エペル「確かに姉さんなら有り得そう」
ルーク「それに私のユニーク魔法が使える。ヴィル」
ヴィル「ええ、ダイアナを救出するわよ」
ルーク「ウィ!」
外が騒がしい音が聞こえた
エペル「ん?」(ドアを開けた)
エース、デュース、グリム「うわ〜⁈」(倒れた)
ヴィル「小ジャガ共⁈」
カリム「よ!ヴィル!ルークとエペルも」
ルーク「おー!ロア・ドゥールとムシュー・マルチも来てくれたのかい?」
ジャミル「ハァ…俺は止めたんですけど、うちの主人が何度言っても聞かなくて」
エペル「んじゃあ、エースクン達は?」
ユウ「先輩が攫われたと聞いて来てみました」
デュース「聞いておいて無視は出来ません!僕も助けに行きます!」
エース「馬鹿!先生達に待機って言われただろ」
デュース「でも、フローラル先輩はVDCのマネージャーの事もシェーンハイト先輩の事も助けてくれただろ!」
エース「それはそうだけど…」
ユウ「無視出来ないよ」
グリム「そうなんだゾ!俺様、ダイアナには恩返しってのをしねぇとな」
エース「お前らまで…。あー、はいはい。分かったよ!行けばいいんでしょ!行けば!」
ヴィル「アンタ達…」
カリム「俺たちNRCトライブでダイアナを助けようぜ!」
ヴィル「…ええ。行きましょう、ダイアナを助けに!」
皆「おー!」
ー深夜ー
〜運動場〜
NRCトライブ(それぞれ箒に乗って出発した。監督生はエペルに乗せてもらってる)
〜上空〜
ヴィル「ルーク、ダイアナはどっちの方向にいるの?」
ルーク「ウィ(ユニーク魔法使ってる)ダイアナくんは輝石の国にいるよ」
エペル「!もしかして…」
デュース「エペル、何か心当たりがあるのか?」
エペル「うん、少し。本当は内緒なんだけど」
エース「へぇ。んで、その心当たりって?」
エペル「…ダイアナ姉さんは本当は貴族なんだ。公爵って言ってた」
皆(エペル以外)「え、え〜⁈」
ヴィル「貴族の中で1番高い位じゃない⁈」
カリム「へぇ、ダイアナは貴族だったんだ」
ジャミル「そんな呑気になれるか⁈しっかし、何故それを隠してたんだ?」
エペル「…確か、」
{エペルの回想}
ー入学式後ー
〜ポムフィオーレ寮 外観〜
エペル「姉さん、なんでここにいるの?」
ダイアナ「…エペルくん、私の秘密は覚えてる?」
エペル「え、うん。覚えているよ」
ダイアナ「私のお父さんが私を探してるって、お母さんが…」
エペル「え⁈」
ダイアナ「だから、お母さんが私を守る為に長かった髪を切って男装させてここに入学させてくれたの。エペルくんには嘘を言ってごめんね」
エペル「そうだったんだ。ううん、大丈夫」
ダイアナ「ありがとう、エペルくん」
{回想終了}
ユウ「お父さんから逃げてるの?」
エペル「そこは詳しく聞いてないけど、そうみたい。姉さんが怯えるほどだったから…」
ヴィル「…」
ルーク「なるほど。最初我々に怯えていた理由がなんとなく分かるよ」
ジャミル「そうですね。エペル、ダイアナが貴族だった時の家名を知ってるか?」
エペル「えっと、ノー、ノービリだったかな?昔に聞いた事だからあまり覚えていなくて…」
カリム「ジャミル、ノービリス家じゃないか?」
皆(カリム以外)「⁈」
ジャミル「確かにその一族は存在するし、輝石の国の貴族だな」
ヴィル「よく知ってたわね」
カリム「いや〜、珍しい家名と思っていて偶然覚えていたんだ」
ルーク「オー!流石だね、カリムくん」
デュース「でも、それだけで場所が分かるんですか?」
エース「あ、確かに」
グリム「そうなんだゾ」
ユウ「何かあるんですか?」
ジャミル「ああ。ノービリス家のお屋敷に訪ねた事があるんだ。なら、正確な所も俺なら分かる」
エペル「すげぇ」
ヴィル「んじゃ、行きましょう。そろそろ輝石の国に着くわ」
ルーク「ウィ」
〜輝石の国 森〜
ジャミル「ここから見える大きなお屋敷がノービリス家です」
ルーク「確かにあのお屋敷から私のユニーク魔法が途絶えてるね」
エース「てか、ダイアナ先輩のお屋敷デカ⁈」
デュース「ああ、凄いな」
グリム「でも、あんな大きなお屋敷に住んでいたんなら楽に暮らせてはずなんだゾ」
ユウ「それはそうだけど…」
エペル「僕も詳しく分からないけど、余程戻りたくなかったって」
???「あの〜」(メイド姿)
皆「⁈」(戦闘準備)
???「ちょっ、ちょっと待ってください!皆さんはダイアナお嬢様のご友人ですよね?」
皆「⁈」
ヴィル「…アンタは?」
ダリア「私はノービリス家に雇われてるメイドのダリアと申します。今はダイアナお嬢様の専属メイドです」
ヴィル「…そう」
エペル「姉さんは⁈ダイアナ姉さんはどこにいるんですか⁈」
ルーク「エペルくん落ち着いて」
ダリア「…お嬢様はあのお屋敷の塔の高い所に閉じ込められてます。何度も逃げようとした為、あそこへ監禁されました。しかも魔法封じまでされて。お可哀想に…」
エペル「そんな…」
ヴィル「…アンタ、ダイアナの専属メイドよね?アタシ達をダイアナのところへ案内して」
ダリア「…案内してあげたいですが、あの塔は道が細くて通るのが難しいんです」
ジャミル「なるほど。…ヴィル先輩、貴方がダイアナのところへ行ってください」
カリム「そうだな。ダイアナはヴィルに会いたいと思ってるだろうし、俺たちが気を引き付ければいいし」
ルーク「カリムくんの言う通りだね」
エペル「ヴィルサン、姉さんをお願いします」
ヴィル「…分かったわ」
ダリア「では(フード付きの黒いマントをヴィルに渡した)これを着てついて来てください」
ヴィル(受け取った)「分かったわ」(着た)
ダリア「では、ついて来てください」(行った)
ヴィル「ええ」(追いかけた)
エース「…んで、俺たちはどうするんですか?」
ジャミル「そうだな。…ノービリス家の闇を暴くというところだな」
デュース「え⁈どういう事ですか⁈」
ジャミル「あくまで噂なんだが、ノービリス家には少し裏があるって聞いてな。アジーム家にとって害なすなら今のうちに潰さないとな…」(悪い笑顔)
エペル「ジャミルサン、なんか怖い…」
ルーク「主人に尽くすジャミルくんのその姿、素晴らしい!」
グリム「でも、どうやるんだゾ?」
ジャミル「それはな、」(説明した)
エース「それで上手くいくんすか?」
ユウ「やってみるしかないよ」
ジャミル「んじゃ、タイミングみてやるぞ」
皆「はい!」
〜ノービリス家のお屋敷 塔の階段〜
ダリア「もうすぐ着きます。そこにダイアナお嬢様がいます」
ヴィル「ええ」(黒いフードかぶってマントを身に纏っている)
〜ノービリス家のお屋敷 塔の部屋〜
ヴィル「へー。塔の部屋は中々広いのね」
ダリア「ダイアナお嬢様、お客様です」
ダイアナ「ダリア、あの人なら追い返してって、」
ヴィル「へぇ、誰の事?」(フードを取った)
ダイアナ「え、嘘…なんでここに…」
ダリア「では、失礼します」(部屋から出た)
ダイアナ「え、ちょっ、ダリア⁈」
ヴィル「…ダイアナ」(ダイアナにゆっくり近づいた)
ダイアナ「あ、あの黙っていてすいません。ヴィルさんには迷惑かけたくなくて、それで、」
ヴィルは黙ってダイアナの喋る途中でダイアナを優しく抱きしめた
ダイアナ「!…ヴィ、ヴィル、さん…?」
ヴィル「良かった。アンタが無事で…」
ダイアナ「ヴィルさん…。(ヴィルを離した)来てくださったのは嬉しかったです。ですが、すぐにここから出て行ってください」
ヴィル「嫌よ。アタシはアンタを連れて帰る」
ダイアナ「それは無理の上にダメです。速くここから出ないと」
ヴィル「んじゃ、理由を教えて頂戴。どうしてここから速く出ないといけないのか。それとアンタはなんでアタシを拒むのか」
ダイアナ「ッ…」
ヴィル「…じゃあ、なんでルークに魔法石を作らせたのよ」
ダイアナ「ッ!そこまでバレてましたか…。分かりました。全てお話します」
ヴィル「ええ」
ダイアナ「ルークさんに作らせたのは私を助けてもらう為です。ヴィルさんには迷惑かけたくなくて…」
ヴィル「…そう」
ダイアナ「でも、状況が変わりました」
ヴィル「アタシが来たから?」
ダイアナ「いえ、違います。事情が変わったからなんです。ノービリス公爵は何やら裏があるような事をしていて。しかも、それを隠す為にやばそうな組織を雇ったみたいで…。なので、ここにいたらたとえヴィルさんでも危ないです」
ヴィル「なるほど。速く出ないといけないのはそういう事ね。んで、もう一つ。アタシを拒む理由は?」
ダイアナ「!そ、それは…」
ヴィル「…」
ダイアナ「…(自分の手に握っていた小さな紫色の宝石を見た)…貴方が好きだからです…」
ヴィル「…は?」
ダイアナ「貴方が好きだからこそ突き放したんです!ヴィルさんには迷惑かけたくないし、ヴィルさんと私じゃ住む世界も何もかも違う!それに私は醜い…。私の体にはノービリス公爵によって傷つけられた傷がたくさんあります。こんな私を美しい先輩である貴方の側にいられるわけないじゃないですか!!…ッ…」(涙を流し始めた)
ヴィル「…勝手に決めないで頂戴」(ダイアナを優しく抱きしめた)
ダイアナ「ッ!…ヴィル、さん…」
ヴィル「アタシはアンタのこと、充分美しいと思うわ」
ダイアナ「う、嘘…」
ヴィル「このアタシが認めたんだから。それともアタシが嘘をつくと思う?」
ダイアナ「!」(首を横に振った)
ヴィル「アタシはアンタを愛しているわ。心から」
ダイアナ「え?嘘…」
ヴィル「本当よ。なら、証明する?」
ダイアナ「え?」
ヴィル(ダイアナの前で跪いた。そして、ダイアナの右手をとり、右手の甲にキスした)
ダイアナ「⁈ヴィ、ヴィルさん⁈///」
ヴィル「ダイアナを生涯愛することをアタシは心から誓うわ。これで分かってくれる?」
ダイアナ「…(自分の左手で口を押さえ、頷いた)はい…はい…。私も貴方を生涯愛することを心から誓います。もっと一緒にいたいです…」
ヴィル「ふっ、よく言ったわ」(ダイアナをお姫様抱っこした)
ダイアナ「きゃっ⁈」
ヴィル「アンタ、相変わらず軽いわね。食べてる?」
ダイアナ「た、食べてます!///」
ヴィル「あら、そう。ダイアナ、アタシのマントのフード被せて」
ダイアナ「え、はい」(ヴィルの纏ってるマントのフードを被せてあげた)
ヴィル「これからお姫様を攫うわよ」
ダイアナ「え、え⁈あ、危ないですよ!さっき言いましたよね⁈」
ヴィル「あら、大丈夫よ。それに1人で来たわけじゃないし」
ダイアナ「え、まさか…」
ーその頃ー
〜ノービリス家のお屋敷 玄関ホール〜
ヴィル以外の皆はヴィルと同じような格好して暴れてた
カリム「お!どうだった?」
ジャミル「ああ。やっぱり噂は本当だった。警察にこの書類の証拠を出す。あとは任せれば大丈夫だろう。とりあえずここから離れるぞ」
デュース「了解です」
〜ノービリス家のお屋敷 塔の部屋〜
ダイアナ「嘘、皆が…?」
ヴィル「さぁ、捕まってなさい」
ダイアナ「え?え〜⁈きゃあ〜⁈」
ヴィルはダイアナをお姫様抱っこしたまま凄い速さで脱出した
〜ノービリス家のお屋敷 玄関ホール〜
ダリア「ダイアナお嬢様…」
ダイアナ「!ダリア…」
ダリア「…お元気で」
ダイアナ「!…ダリアも」
ヴィル「…」(そのまま森へ向かった)
〜輝石の国 森〜
ヴィル「ふぅ…」(ダイアナをゆっくり下ろした)
ダイアナ「あ、ありがとうございます…」
ヴィル「ええ」
エペル「姉さ〜ん!!」
ダイアナ「エペルくん!皆さん!」
ルーク「ウィ!来たよ」
デュース「先輩、無事で良かったです」
ダイアナ「ありがとう。でも、よくあの人達を倒せたね」
カリム「それは、」(ジャミルに口を塞がれた)
ジャミル「とりあえずここから離れて学園に戻りましょう」
エース「そうっすね」
皆(ダイアナ以外)箒を準備した
ダイアナ「あ…」
ヴィル「ダイアナ、アタシと乗りなさい」
ダイアナ「え⁈」
ヴィル「は、や、く」
ダイアナ「は、はい///」(ヴィルと一緒に箒に乗り、皆と一緒に上空へ)
〜上空〜
ルーク「ヴィル、何故ダイアナくんが宝石を紫色にしたか知ってる?」
ヴィル「?知らないわ」
ダイアナ「あ!ルークさんそれ内緒!///」
ヴィル「…ルーク、教えて頂戴」
ルーク「ウィ」
ダイアナ「ちょっ、ダメ、」
ルーク「実はダイアナくんがヴィルの瞳の色である紫色にして欲しいと頼まれたんだ」(ダイアナが止める途中に話した)
ダイアナ「あ〜!!///」
ヴィル「あら、可愛い事をするじゃない。ダイアナ」
ダイアナ「もう、やめて…。死ぬ…///」
ヴィル「あら、死んだら困るわ。アンタは一生アタシの側にずっといるんだから」
ダイアナ「え…?…///」(思い出して顔真っ赤になった)
デュース「?フローラル先輩、顔真っ赤ですよ?大丈夫ですか?」
エース「察し悪いなぁ。ねぇ、ダイアナ先輩。ヴィル先輩に何を言われたの?」
ダイアナ「え?な、なんでも、ない、です…///」
グリム「…絶対なんかあったんだゾ」
ユウ「教えてくださいよ〜」
ダイアナ「無理無理無理!絶対無理!」
皆でわいわいしてる
カリム「賑やかだな!」
ジャミル「全く緊張感がないな」
皆で無事に学園戻った。皆(ダイアナ以外)は怒られた。その後、ノービリス家は悪事がバレて逮捕された。母もこの事に安心した
〜中庭〜
ヴィル「ハァ…結構怒られたわ。ダイアナ、労って」
ダイアナ「え〜…💧」
ヴィル「輝石の国まで箒で飛んでアンタを助けたのよ。少しはいいじゃない」
ダイアナ「え〜…。では、目を閉じてください」
ヴィル「ええ」(目を閉じた)
ダイアナはこっそりヴィルの頬にキスした
ヴィル(目を開けた)「…口にはしないの?」
ダイアナ「え、それはまた今度で…///」
ヴィル「あら、残念」
ダイアナ「…(咄嗟にヴィルの口にキスした)で、では!///」(逃げた)
ヴィル「…(一瞬唖然としたが、すぐ正気に戻った)ちょっと待ちなさい!ダイアナ!」(追いかけた)
《この後、私はヴィルさんに見事に捕まり、愛を死ぬまで囁かれました。そして無事好きな人と結ばれ、幸せになりました》
〜the end〜