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「ナンパ」
stpl、nmmn、水赤、r18
ねーねー、
そこの君
今日も都会はうるさい
ナンパなんて当たり前。
そんな街を歩く人々は今日も活気で賑やかだ
でも今日はぶらぶらしたくて外に出た
「…」
はぁ、今日も疲れるなー
ねぇ、君だよ
当然のように肩を叩いてくる
は、?自分…?
「何ですか…」
「かわいいね、一緒にご飯でも行かない??」
かわいい?ご飯?
誰が喜んで行くものか
大体僕は男だし。
「すみません、一応男です」
「え、」
驚いた顔。見慣れた。
まあみ間違われるのも苦じゃない。
髪も肩の近くまであるし、赤ピンクのような色
ザ・メンズっていう服も来てないしネイルもしてる
何より顔が女性らしい
昔からよく間違われた。
でも嫌じゃなかった。
「で?」
「…え」
何だその返答
普通はなんだよ、とかまじかよって
それはないわとか全然言われるのに
何だこの人…本当にナンパ?
もしかしたらホストとかそういう系の勧誘…??
それかただのゲイ…
「自分は相手の性別とか気にしてへんで」
「本当に可愛いと思って声掛けただけ」
…よく顔を見たらその人も中性寄りな顔つきだった
「…ありがとう」
ナンパじゃなくて良かったと思ったけど
正直この人も怖い
白色に近い髪色で、服装も周りから見たら陽キャ感満載
僕に話しかけてなんのメリットがあるというの
「なんか親近感湧いちゃって」
「LINE交換しない?」
「…」
「大丈夫!変なことは絶対にしないって笑」
怪しい…
正直誰かも分からない人と実際にLINE繋ぐことは良くないなんて百も承知だ
「LINEくらいなら、」
なにやってるんだよ!ちむ!!
意図せず発した言葉をものすごく後悔する
「ふーん、いいんだ?」
「繋いじゃっても」
本当に、繋いじゃった…
ま、まぁ、あんまり話さなきゃいっか
早速その人は僕のことをお気に入りに登録する
…なにやってんだか
すると満足したかのようにスマホをポケットの中にしまった
「あ、そうそう」
「自己紹介まだやったわ」
「自分はれる」
「れるってよんでな!」
「…こえです」
「よろしくな!こえくん」
「LINE繋いだってことはもう友達やな!」
「…え」
関西人のペースには追いついていけない
もっとこう…好きな食べ物はーとか、なんかあるでしょ
まぁナンパされて実際そんな会話をするのは嫌だけど、
「もうちょっとあっち行かない?」
拒否権もなく手を引かれる
でも大きめの手で安心するような暖かさを感じた
そこは路地裏の薄暗い場所だった
時間ももう夕暮れ時だし、人もいないのでさらに暗い
何をするんだろうと呑気に考えていると、
「…えっ/」
突然 ドンッ と音を立ててちむに顔が近づく
思わず赤くなった顔を手で隠す
「可愛いことするじゃん…♡」
「…っ//」
耳元で囁かれ、じんわりと身体に熱を感じる
「大丈夫?顔赤いで?笑」
「うるさいっ…」
きっとわかってて言ってる
「…よいしょっ、」
両手を掴まれて上に固定される
状況を理解する暇もなくれるくんは更に顔を近づけて言った
「なぁ、ほんまはどうなん?」
「お前男か?」
「…は」
僕は正真正銘男だし!
心も体も!
可愛いものは好きだけど、女の子になりたいだなんて思わない
「男だし…!!」
少しだけ怒りが湧いてくる
知らずのうちに睨んでしまったようだ
「ふーん?」
嬉しそうにニヤリと笑う。
「じゃあその立場分からせてやるわ笑」
「ほんまはメスって……♡」
「っ、おい…!//」
慣れたような手つきで服を脱がせてくる
他の人ともこんなことしてるのって考えると嫌になる
「大丈夫、れるはほんまに好きになった人としかやらへんから」
何が大丈夫なのか
ていうか、思考を読んでくるな…!!
「解かすなー」
んっ…あ、っふぅ……///
その長くて細い指で中を掻き回される
あっ…、ん、は…///
段々と汗が出てくる
焦りと、恥ずかしさと、気持ちよさ
「ふ、可愛いな♡」
「っ、やめ…//」
大体、ここは外だし声だって聞かれるかもしれないし、しかも見られたら……
「ばれちゃう…っ///」
「じゃあバレへんように抑えといて?」
れるはそんなの気にしないような余裕そうな声で返事をする
でも本当に誰かにバレたら嫌だから腕で口を抑えた
「…っ//んぅ…///」
「あかん、えろすぎやろ笑」
「もうそろええか」
「このまま奥やるな〜」
「…にゃっ!!?///」
完全に油断してた
いきなり奥の方を触られて声が漏れる
「猫かよ、可愛ええって♡」
「んうっ…///はぅっ//」
指の数も2、3本と増えていくのが分かる
バラバラに動かされて余計に快感が大きくなる
「まっれ…///」
「んー?またへんよ?笑」
「お口塞ごか〜w」
「んむっ!?////」
僕だけ呼吸が浅くなる
でもれるくんはそんなことなかった
はぅ…///あぁっ//
舌をねじ込まれてもっと息が苦しくなる
顔の熱がさらに高まる
はっ///まっ…///
そのまま下もまた動かされる
「むぃっ///ん//」
っはぁはぁ……///
だ、だめだ、気持ちいい…
でも、抵抗しないと、このままじゃっ…
考えているうちに上の服のボタンも外される
たまたまボタンのある服を着てきてしまった自分を責めたい
一つ一つ丁寧に外されるせいでなんだか焦れったく感じる
「こえくん♡」
「っ…////」
「可愛すぎていっぱい触りたくなっちゃった♡」
……
「んっ…//ちょっ//」
摘んだり、跳ねさせたり、その度に胸に痺れるような感覚が走る
あっ///それっ…//
爪を立ててくる
くすぐったくて、少し痛い、でも気持ちいい
びゅるるるっ)
「あれ、いってもーた?笑」
「…ん、//」
「そっかぁ、」
「だめやろ?」
「へ、?」
「れるの可愛いかわいい女の子になってくれるんやろ?」
「女の子はせー✘なんて出さへんよ?」
「ぁっ…ごめ、らさ//」
「じゃーあ、これから我慢しような?」
「っ、はい…//」
「あ、この際こえくんだから言うけど、」
「れるも一応中性ではあるし、体は女なんよね」
「だかられるの手でいっぱい遊ばれてな」
「…!」
あっ…んん///はぅっ、////
も、だめぇっ//
「ふふ、だーめ♡」
ガクガクと震える身体で無理やり足を開かれる
そして体をなぞられれるくんは僕で遊んでくる
れるくんだったら、
僕は女の子になってもいいかも…
もしれるくんが男の子で、僕が女の子だったらなんて考えてしまう
(もしそうなら……)
(もっと満たされてただろうな…♡)
都会はこんな危険なことが起こる
でも相手がいいならいいんじゃない?
fin.
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