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俺達の恋は╎第1話
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ごめん、君とは付き合えない」
俺の人生最後の告白
俺は好きだった職場の先輩(男)に振られた
でも最初から分かってた
先輩には可愛い彼女がいる
俺も彼女の話を何度も聞いてきてるし、彼女の話を聞いてる時はいつも胸が痛かった
でも今日はその先輩がこの会社をやめる
後で後悔する前に告白しよう、と俺は決意したのだ
「先輩、ありがとうございます」
「先輩に彼女がいることはもちろん知ってました。でも、この気持ちはどうしても伝えたかったので、最後に伝えられて良かったですニコッ」
声が少し震える
あーヤバい、涙出そう…
「あの、牛沢くn」
「あ、先輩、彼女のこと泣かせたら俺が先輩のこと許しませんからね??彼女のこと幸せにしてくださいねニコッ」
「じゃ、またいつか会いましょう」
「あ、……」
「では」
先輩の言葉を再ギリ、俺はその言葉を言い捨ててその場から走り去った
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
夜の公園、俺はひとりで泣いていた
周りからしたら変な人だと思われるかもしれない
でも今はとても辛かった
走ってる時も涙が止まらなかった
振られると分かっていながらもやっぱり辛かった
「グズッ…先輩っ…ウゥッ…ロポロポ」
あぁ、また涙が出てきてしまった
俺どんだけ泣き虫なんだよ…ダサいなぁ…
こんな姿先輩に見せなくて良かった…
「うっしー?」
「え、…」
急に後ろから声をかけられた
声をかけられた方を見るとそこには見覚えがある顔と髪をしたやつがいた
「っ…キヨっ…ポロポロ」
「え、どうしたの?!そんな泣いてっ…」
「おれっ…、がんばったよ…っ、グズッ…おれっンンッ…ポロポロ」
「っ………」
俺はキヨに抱きついた
今は誰にもこの顔は見せたくなかった
こんな酷い顔、誰にも見せれねぇよ…
「……とりあえず中入ろ?外じゃ寒いでしょ?確かうっしーの家ここから結構近かったよね」
「ほら、お酒とか買ってさ気分あげようよ!そしたらちょっと楽になるかもだし、話ちゃんと聞くよ…」
キヨは泣いてる俺に優しく声をかけてくれた
本当に、どんだけ優しいやつなんだよ…
「ほら、おいで」
キヨは俺に手を差し伸べた
「お酒買いに、コンビニ行こっか」
「…うん」
キヨは嫌な顔ひとつせず俺の手を握り俺に優しく微笑んでくれた
本当にこいつ、ズルいよなぁ…
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
コンビニでお酒を買った後の帰り道
相変わらず手は繋いだまま
いつまで繋いだままなんだ…?
もう俺もとっくに涙はおさまっていた
まさかこいつ、俺の事子供扱いしてんのか
「あのキヨ、もう手繋がなくていいぞ…? 」
俺がそういうと キヨの手を握る力が急に強くなった
すると握ってた手を自分のコートのポケットに突っ込んだ
「え、キヨ…?」
「もうちょと…だけ……」
「??…」
キヨが何かを言った気がしたが小声で何を言ってるかは聞きとれなかった
「キヨ、どうかしたか…?」
「あぁ…いや、なんでもないよ…」
「まだ手冷たいでしょ?俺が温っためてあげようかと思ってね… 」
俺の手そんなに冷たいか…?
さっきのでだいぶ温まったと思うけどな
まぁでも今は甘えてよう
「そっか、ありがとう」
「うん…」
さっきよりも手の力が強い
どうしたんだ、さっきも急に手の力が強くなって…
あ、さっき手の力が急に強くなった時、キヨ凄い悲しそうな顔をしてた
なんであんな顔してたんだ…俺がなんかしちゃったか…??
なんであんな…
そんなことを考えていたらいつの間にか自分の家についていた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『かんぱーい』
「じゃ、話聞かせてもらおうか」
「え、」
「最初なんであんなに泣いてたのか聞いてないし、気になるじゃん…」
「……えっと…」
これは話すべき、なのか…?
でももし迷惑かけたら…
「っ……」
でもキヨなら…
「キヨっ…あの、さ…俺…」
「うん」
泣いていた理由、先輩に振られたことなど色んなことをキヨに打ち明けた
キヨは真剣に俺の話を聞いてくれた
「そっか…それは辛かったね…でも、うっしーはよく頑張ったと思うよ」
「っ……」
あぁ、さっきまで止まってたのに涙がまた出てきてしまった
「っ…ごめんッ…」
「うんうん、全然。いっぱい泣いていいよ」
「ッ……!!ポロポロ」
キヨは俺の背中を優しくさすってくれた
泣いてる俺のことを優しく見守ってくれた
本当に、どんだけ優しいやつなんだ…
キヨは俺の涙がおさまるまでずっと俺のそばにいてくれた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
沢山のお酒を飲み、結構酔ってきた時のこと
「………」
急にキヨが黙った
「……キヨ…?」
「……俺だったら」
「?」
ドサッ
「は、」
「俺だったら、うっしーのことを…」
「急にどうしたんだよ?!お前酔すg」
チュ
「え、」
今何が起こった…
今キス…して…
「はっ、!?」
「ごめんうっしー!!本当にごめん!!」
「へ、??」
「さっきのは本当に……」
キヨの顔が青ざめる
「本当にごめんっ…さっきのはもう忘れて……今日は俺帰るわ、頭冷やす…」
「本当にごめん…じゃ、」
「え、」
俺は頭が真っ白だった
キヨに急に押し倒されて、で、キ……スされて…
「………⸝⸝」
顔が赤くなる
『さっきのはもう忘れて』
忘れられるわけねぇだろ…⸝⸝
だって、さっきの嫌じゃなかったんだぞ…⸝⸝
嫌じゃないって思いたくなかった
でも俺の心はそう言ってる
嫌じゃなかったって
なぁキヨ、なんでキスなんてしたんだよ…なんであんな顔したんだよ
教えてくれよっ…俺、もうわかんねぇよッ…
自分の気持ちがわからない…
なぁ、頼むから教えてくれよっ…キヨッ…
俺は何故か涙が止まらなかった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「………」
やってしまった
なんであんなことしちゃったんだ…
うっしーが嫌がることはしないって…そう、誓ったのに…
うっしーが先輩の話をしてるのはもう聞きたくなかった
うっしーから相談とか色々聞いてたけど正直嫌だった
だから振られたって聞いて正直嬉しかった
なのにまだ先輩が好きとかなんとかで…
途中から我慢できなくなって……
俺ならうっしーを……
「……ッ」
ただその先輩に嫉妬して、ただ俺の嫉妬だってわかってる…
でも……っ…
今頃うっしー怒ってるんだろうなぁ…
はぁ…なんであんなことしちゃったかなぁ…
次うっしーと会う時どんな顔して会えばいいか…
「………」
早く帰ろ
もうあのことは忘れて…
その瞬間急に後ろから声をかけられる
「キヨ…!!」
「…っ!?」
聞き覚えのある声
さっき聞いた声
今一番会いたくない人…
「うっしー……なんで……」
「……こっち向けよ」
「っ……嫌だ…」
「なんでだよ」
「だってさっき……俺…」
「………」
グイッ
うっしーは無理やり俺の腕を引っ張り、自分の方へ向けた
「わぁっ、!?うっしー……」
「……なぁ…なんで、あんなことしたんだよ……」
うっしーは下を向きながら俺に問いかける
「っ……それは…」
「言えよ…」
「ッ………これを言ったら、うっしーを困らせる…」
「困らない、絶対…」
「っ……」
そう言ってるのは今のうちだけだよ…うっしー…
「………うっしー…」
「ん、?」
ギュ
牛沢の手を握るキヨ
「へ、」
「俺、うっしーのこと好きだよ、大好き」
「ぇ、⸝⸝」
言ってしまった俺の本音
もう言ってしまったらもう後には戻れない
「うっしーのことが好きで、あんなことしちゃったんだ、ごめん…」
「………」
少しの間が空く
その間が俺は怖かった
「俺さ、、その、、⸝⸝…嫌じゃなかったよ、、⸝⸝」
「え、何が…?」
「ッ~~!!!…だから、⸝⸝⸝」
「キス全然嫌だって思わなかったの!!!⸝⸝⸝」
「え、⸝⸝」
え、嘘でしょ
「でも、さ、キヨのこと、その、、好きだなんて思ったことなくて、、その…」
「ッ……」
やっぱり、そうだよな…
……あ、でも…
「まだ俺にもチャンスあるってこと」
「え、」
「キス、嫌じゃなかったんでしょ、?じゃあさぁ、俺にもまだチャンスあるってことで……いいの、?」
「ッ~~…⸝⸝」
「ねぇ、うっしー……どっち、?」
「……チャンス、大ありだよ、!!!⸝⸝⸝」
うっしーは顔を真っ赤にしながら俺に言ってきた
その顔が凄く可愛くて愛おしかった
「ふふ、そっか」
「ッ…なんだよその顔、⸝⸝⸝」
「いやー?まだうっしーが俺のものにできるかもしれないなんて思ったら嬉しくてニコッ」
「ッ、、!?⸝⸝⸝お前、本当にズルいな…⸝⸝」
「え、何が、??」
「無意識なのやめろ、!!!…⸝⸝⸝」
「うっしー」
チュ
牛沢の手にキスを落とすキヨ
「っ…⸝⸝」
「絶対、うっしーのこと堕としてみせるから覚悟してね」
「ッ~~~ !?!!⸝⸝⸝、だからお前ズルいんだよ!!! ⸝⸝⸝」
「?」
「だから無意識なのやめろ~~!!!⸝⸝⸝」
これから俺はうっしーのことを堕とす為に頑張っていく生活が始まった
続く…
コメント
2件
あーーーーーーーーー!!!!!!!!! 最高👍もう……ほんとに、こういうの好き。ありがとう😇💕 🐱がやらかしたって逃げちゃうのも解釈一致だし🐮が少し時間を空けて頭が冴えて来た頃に追いかけるのもほんっとに…解釈一致すぎる😖💕 🐮が照れるのに嬉しくなって🐱が色々試してて欲しい🫠 コメ返についてはりょーかい!勉強かね?分からんが一旦応援しとく!頑張れーーーー!!!👊🏻❤️🔥

読みたいですヽ(*^ω^*)ノ