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学パロ、本人様とは無関係です。フィクションです。解釈不一致注意 nmmn注意それでは本編へどうぞ
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文化祭は2日間しかなかったのに、こんなに短い時間だったのに、俺にとっては長く感じた。
「なんでかなぁ。」
誰に言うわけでもなく、何に対してそう言ったのかも分からず、ぽつりと呟く。
布団にくるまり、ただ天井を見つめる。この時間になんも意味はない。
空腹感に襲われ、やっと体を起こす。リビングへ行き冷蔵庫を開けるも、空っぽ。両親は仕事だし、今は手持ちがないため何かを買うこともできない。
「給食…食べに行くか…」
行きたいけど行きたくない。そんな気持ちを食欲で紛らわして身支度を始める。
学校に着くと、教室の静けさを切るように勢いよくドアを開けて入室した。みんなももう慣れているので、少しこちらをチラ見して、またノートとにらめっこを始める。
授業が終わるまでの数分で、この前の反省をしてみる。
俺が傷ついたのは、skmが女子と一緒に文化祭を回ってるのを見たから。やっぱり、skmが俺以外の誰かと一緒にいるのはモヤモヤしてしまう。特に異性だと。
じゃあどうしたら良かったのか…
skmの隣に俺がいれば他の人と回ることはなかったんだ。
俺には積極性が足りない。skmは俺と一緒に回ろうと誘ってくれたけど、俺はそれを断った。
それのせいで最悪な方に向かっている。
今が変わるべき時なのかもしれない。
変わるって言っても何をすればいいのかはあまり分からない。とりあえず、一歩ずつ。毎日自分から話しかけるのはどうだろうか?
地味だけどきっと大事なこと。
この縛りから逃げられないようにskmに宣言してしまうか…?
少し悩んだ末、言うことにした。
「skmさん、ちょっといいですか?良ければお昼一緒に食べませんか?」
「おー、いいね!でも、教室別だから一緒に食べれなくない?」
「まぁー…ちょっと移動して食べるくらい、別に大丈夫ですよ。」
「それじゃあちょっと着いてきてください、お気に入りの場所があるんです。」
「へ〜、お気に入りの場所?トイレではないんだよね?」
「違いますよ、屋上です。」
「え、屋上って…鍵かかってなかったっけ?」
「ちょっと……パクってきました。」
「えぇ…!?どうやってw」
「実は裏技あるんですよ。この学校の教員は全員ドブゴミなので、くれって言ったらくれます。」
「おいw終わってんな……」
ようやっと長話が終わり、少し錆びた南京錠に鍵を挿す。 扉を開けると、風が吹き抜ける。
地面に腰を掛け、暫くしてから話を切り出す。
「………skmさん、明日から、毎日。skmさんに話しかけます。」
「え?うん。」
skmはどう反応したらいいのか分からなくて、なんとなく笑っている。
「だから、なるべく他の人と話さないでいてくださいよ。僕がskmさんと話せないので。」
少し冷静さを欠いて、余計なことまで口にしてしまう。
「え〜それはちょっといやかもな…だって他の人とも喋りたいし。 んー、まぁとりあえず毎日msyが話しかけてくるの待ってるわ。他の人と話す話さないは置いといて。」
どんどん綻びが見え始める。脳と口が直接繋がってるみたいに、言葉が溢れて止まらない。
「じゃあ、今日はもう僕以外と話さないでくれませんか?僕とだけ話しましょうよ。そっちの方が楽しいと思いますよ?」
skmは目線を逸らして、1つだけ音を出した。
「あー……」
続けて口を開く。
「ねぇ…msy。少し前から、ちょっと思ってたんだけどさ…なんか変じゃない?」
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一旦ここで切ります、短かったですが読んでいただきありがとうございました!
次まで気長にお待ちください。