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〔注意事項〕
iris様達の作品です。
cpは青×水
nmmnルールが理解出来る方だけどうぞ。
〘 I f 視点 〙
【12 / 24日】
水 ふんふふーん♪
どうも、皆さんこんにちは。Ifです。
突然ですが、彼女が可愛すぎます。
え?楽しそうに鼻歌歌ってる………、
水 っあ、いふくん!
青 ん?どした、
水 ちょっと出掛けてくるね、
青 うん、7時にないこん家に行くから、6時前には帰ってきてな、
水 おけ!んじゃっ、行ってきま~す!
ガチャン
じつは、7時からないこの家でクリスマスパーティーをする予定が入っているんです!
……にしてもどこに行くんやろ……、
変な男とかにナンパされへんかな……?
そもそも、今日はクリスマスなんやから、
一緒に居りたかったな……、
ちょこっと寂しい気持ちを抑え、
俺も出掛ける準備をする。
え?何処に出掛けるのか知りたいって?
…しゃーないなぁ、折角やから教えたるわ、
俺がこれから行くんは、まぁ……
街にある、お店。
今から受け取りにいくんよな~……、
何のためか、っていったらそりゃ
クリスマスプレゼントしかないっ!
ほとけ、喜ぶかなぁ………、
少し期待を持たせた胸が弾む。
青 いってきます、
バタン……
〘 ‐hotoke‐視点 〙
皆さんどうもこんにちはっ!
いむくんだよ~!
僕は今、何をしているのかというと……
りうしょーと一緒にお買い物に来てます!
今日、お買い物といえばクリスマスプレゼント!
今は、マフラーを選んでます!
水 うーん……、りうしょーは決まった?
白 おん、決まったで~、
赤 りうらも!このコート、絶対ないくんに 似合うと思うんだ~、
白 俺も俺もっ!このインナー、悠くんと
オソロにするんや~!
赤 ほとけっちは決めてないの?
水 えっと……、どっちの色にするかまだ迷ってて……、
白 もういっそのこと、2つ買っちゃったら?
白 1つはまろちゃんの、1つはいむくんのでさ、
赤 うんうんっ!おそろっちにすれば良いんじゃないっ?
水 ん~……、じゃあ、そうしよっかな、
白 ほな、お会計行こか!
従業員 ありがとうございましたー、
白 とりあえず一個は買えたな!
赤 次は何買うー、?
水 ん~………、
水 っあ、!それぞれのモチーフのマスコット買うとか!
白 お、ええなー、
赤 あ、それだったらあの雑貨店に可愛いのいっぱいあった気がする、!
水 じゃあ行こ行こ!
白 賛成ー!
〘 If視点 〙
青 あ、先日予約した、猫宮ですけど……、
従業員 あっ、はい!届いております!少々お待ち下さい〜……、
青 ん…………、
ふと、周りを見渡すとマスコットやら、何やらで【クリスマス仕様】などと、書かれていた。
青 これ、買おうかな………、
ほとけは、実生活でも何やら、狐のものを集めているのだ。
ちょうど、このマスコットのラインナップにも、狐がある。
従業員 ーーーせん、すみません!
青 ………っ!?
どうやら、呼び掛けられていたのに気が付かなかったみたいだ。
従業員 では、こちらを…………、
青 あ、すいません、このマスコットも付けていいですか、?
従業員 あ、はい!代金400円です〜、
青 は〜い………、
従業員 お買い上げ、ありがとうございました〜、!
丁寧に包まれた袋を受け取り、退店する。
青 さむー……っ、
〘‐hotoke‐視点 〙
水 わぁっ……、可愛い!
白 なー……、このライオン、ちっちゃくてかわええ……、
赤 あはは……、wこのワンコ、ないくんに似てるなぁ……、
水 僕も可愛いの見つけた~!
白 じゃあそれぞれ買おか!
赤水 うんっ!
従業員 こちら、マスコットの首元にリボンがお付け出来ますが、どうなさいますか?
白 どうする?
赤水 つけるっ!
白 なら、付けてください!
従業員 かしこまりました。
従業員 ではこちら、どうぞ。
水 ありがとうございまーす!
従業員 ご来店ありがとうございました!
白 あと買いたいものあるー?
水 んー…、僕は無いかな、
赤 うん、俺も大丈夫!
白 ほな帰ろか!
赤水 うん!
赤 あ、じゃありうらこっちだから、
白 ん、俺も、またな、いむくん!
水 またねっ!
赤 んー!またね~!
仄暗くなった空から、雪の結晶が静々と降ってくる。
水 んひゃっ、冷た……、
冷たい結晶が肌に触れ、思わず身を震わせる
水 早く帰ろ……っ、
ガチャッ
水 ただいまー………、
しばし沈黙があり、数秒後には。
青 おかえりっ!
優しい笑みを浮かべたいふくんが出てくる。
ギュッ
水 んわっ……、
青 んふふ、あったかい?
彼の大きな腕に包みこまれ、抱き締められる
水 うん、あったかいよ……?
青 ほな良かったっ!
青 あ、そろそろ行かなアカン時間やから、荷物だけ置いて行こか、
水 うん、分かったー、
青 みんなに渡すプレゼント、持った?
水 うん、持ったー!
青 じゃ、行こ?
水 はーいっ!
水 ふんふふん……、♪
クリスマスという、特別な日の幸せを噛みしめながら、歩く。
ちなみに、ないちゃん家は僕たちの家から20分程の場所にあるから、歩いて行ってるよっ!
青 あ、ほとけ、
水 うん?
ギュッ
水 んひゃっ……、
いふくんの、寒さに充てられた手が僕の手を包み込む。
青 あ、ごめん……、冷たかった?
水 ううん、いーよ!
水 あったかくしてあげる!
青 ………wありがとう、
スルッ……
ちゃっかりいふくんは、僕の指と自身の指を絡め、離さない。
僕も、その手を離さないようにギュッと握った。
ピーンポーン………
赤 はーい………、!
ガチャッ
赤 っお、まろとほとけっち!
赤 いらっしゃ~い……!
水 お邪魔しまーす!
青 邪魔すんでー……、
桃 邪魔するなら帰ってー、w
奥から、悪戯気な笑みを浮かべたないちゃんが出てきた。
青 ほな帰るわ、またな、w
ないちゃんからのノリにいふくんも乗って、
出ていこうとする。
桃 っちょ、待って待って!w
桃 冗談だから、!!
赤 ないくん達、いつもそれやって、よく飽きないねー……、
水 まぁ、この2人だとお決まりというか…
赤 ささ、上がって上がって!
青 ん、邪魔すんでー、
桃 はいはい……、w
ガチャッ
白 お、いむくんたちいらっしゃ~、
水 あれ?アニキと初兎ちゃん、もう居たんだ……、
黒 おう、にしても、いつにもまして賑やかやったなー…w
赤 クリスマスだからねっ!
白 そーやで!はよクリスマス会開こーや、
桃 はいはい……、
桃 あ、まろ、この料理あっちに運んでー、
青 んー、おっけー!
コトッ
白 んわっ、美味しそー!
水 え、めっちゃ映えそうじゃん……、写真撮っとこっ!✨
白 それなっ!
赤 りうらも撮るー!
黒 ……いつも通りやなぁ、w
本格的な雪が降り始めた頃。
桃 それじゃっ、準備も整ったし……、
桃 クリスマス会はじめー!w
水 えぇっ、そんな掛け声で始めるの?w
桃 だってわかんないし………、
青 まぁまぁ、もうええやんか
青 こうやって、初兎たちももう食べ始めてることやし、
白 むぐむぐ……、そうやで?
水 えぇ……、ま、いっか!w
黒 あ、初兎、これ美味しいで?
白 ほんま?食べてみるわ……、
白 んむっ…、美味しいな!
白 さすが、悠くんの言った通り!
桃 おーおー…、イチャイチャしてるなぁ、
赤 ないくんもイチャイチャしたいの?w
桃 え?まぁ……、料理頑張ったし……ね?
赤 んもー……、今日だけね?
赤 はい、あーん
桃 っ✨、あーん!
桃 ……っうん、美味しいっ!
赤 そ、良かったじゃん
桃 ほら、りうらもやったげるよ、
赤 え、りうらは良いって……、
桃 ほらほら、あーん!
赤 うぐっ……、あーん…、
水 ………、
青 ………、チラッ
何か物欲しそうな表情のいふくんと、目が合う。
水 ………、
そんないふくんの視線を避けるように、僕はひたすら食べる。
青 ほとけー…、
隣に座っていたいふくんが、ぐいっと距離を縮めてくる。
水 っなに、?
水 んぅっ…、
後頭部の方をそっと支えられ、柔らかな感触が口に触れる。
水 んっ…、
水 ……っは、
いふくんの唇から開放され、ニコニコと微笑んでいる彼をキッと睨む。
水 なにすんのっ、//
青 んはっ、キスやけど?
勝ち誇ったような表情で言われて、少し悔しい。
青 ほーら、蕩けた表情、はよ直しや?w
水 〜〜ッ、///
恥ずかしくなって、目線を食卓に移した時。
白 ………、w
赤 ………//
桃 〜〜っ、♡ (ニヤニヤ
黒 ……………、ww
水 なっ……、/////
みんなの視線が、こちらに向いていることに気づき、またもやいふくんを睨む。
青 ……ww、
青 安心して、?ほとけキス顔は見せてないから、w
水 〜〜っ、///
水 ……っ初兎ちゃーん、//
半分涙目になりながら、初兎ちゃんの所に慌てて逃げ込む。
白 おーよしよし……、
白 ……にしても、いむくんとまろちゃんアツアツですやん、♡
桃 それなー!目の前でいきなり、キスし始めちゃうんだから、♡
赤 ………〜〜っ//
黒 りうら、まだ照れてるん?
赤 ぅ゙………、だってぇ……、
白 んはは、りうちゃんはまだまだ初心やなぁ、w
桃 もー!みんなイチャついてないで、早く食べよ?
白 はーい、ほら、いむくんも食べよ?
水 うぅ……、はーい……
水 むぐむぐっ……、
水 しょおちゃん、これおいひいよ?
白 んっ、ほんま?こっちも美味しいで?
桃 ん、まろ、そこのチキンとってー、
青 はいよ、もう氷結ない?
桃 あ、あるよ!取ってこよっか?
青 んや、いいわ、俺取ってくるー、
黒 あ、ミニプロテインもとってきてー、
青 はーい、!
赤 えちょ、ないくんめっちゃ食べてんじゃん、!?
桃 んえ、そう?
水 ほんとだ……、残りのやつ、早く食べないと全部ないちゃんに食べられちゃう……、
白 ほんまや!はよ食べなっ!w
青 んはは、wないこ食べすぎやろ、www
桃 えー、そうかなぁ……、
黒 ん、俺はこれでええわ、
黒 筋肉には、これくらいの食事が丁度ええし、
桃 じゃー、アニキの分まで食べちゃおっかなっ!w
水 ちょっ、待ってー!w
窓の外まで聞こえるような、ガヤガヤとした騒ぎが始まった。
いつもと何ら変わりはない。これが、僕たちの日常。
それでも、少しみんなが浮き立って見えるのは、クリスマスだからなのか。
雪が深々と積もり、さらなる雪の風が吹いたころ。
料理を食べ終え、テーブルの前にはプレゼントが1つずつ。
よくある、プレゼントを並べて
ジャン勝ちから選ぶ方式。
桃 じゃー、いきますか………、
赤水白青黒 ………………ゴクッ、
桃 さーいしょーはグー!じゃーんけーんぽんっ!
赤青 ✊ 水黒白 🖐 桃 ✌
桃 あーいこーでしょっ!
赤水黒 *🖐* 白桃青 ✌
赤水 う”ぁぁぁぁぁぁっっっっ!
白青 っしゃぁぁぁぁっ!!!!
桃黒 ……………、w
桃 じゃー、この3人で決戦だ!
白 望むところ………!
青 ほな、さーいしょーはグー、じゃーんけーんぽーん!
桃青 *✌* 白 ✊
白 っしゃぁっ!
青 あ、じゃあ俺とないこで2番目決めるか、
桃 うん、そっちの負け組も順番決めといてー…、w
赤 くっそ………、!あの変態ふんどしイキリ社長め…………っ!
水 まぁまぁ、こっちも決めよーよ、
黒 そやな、早くプレゼント開けたいし、
赤 そだねっ、
結果
1 白
2 青
3 桃
4 水
5 黒
6 赤
白 ほな、この1番おっきいやつもらうわ、
青 まろはこのちっちゃいやつ〜、
桃 俺はこれー、
水 僕これがいいっ、!
黒 じゃあ、俺これにしよっかな、
赤 りうらこれにしまーす……、
水 りうてゃんっ、!だいじょーぶ?w
赤 おい笑ってんだろ、この水色っ!
水 えー、ソンナコトナイヨ
赤 ………………、
水 ………これが良かったの?
赤 ……………コクッ
水 ………じゃー、替えてあげる、ほら、交換しよ?
赤 ………いいの、?
水 うん、りうちゃんにはいっつもお世話になってるし?
水 まー、普段僕、年上っぽいことしてないからなーw
白 そこ目当てかよっ、
桃 先輩風ビュンビュン〜、
青 ………ふふ、
青 (優しいな……、)
青 (あんまりにもしょげてるりうらを見兼ねて、譲ってあげたんやろ、)
青 ( うちの彼女最高。)
黒 そろそろ開けてみぃひん?
白 そやそや!はよ開けたいっ!
桃 じゃぁ、いっせーので開けよっか、
桃 いっせーの!
水 おおっ、✨
白 なんやこれ?w
黒 え、めっちゃええやん、
桃 うぉ”い、誰だよこれ、!
赤 えぇっ、これめっちゃうれしー、!
青 お、ええやん、
水 みんな何出たー?
白 え、俺筋トレグッズやねんけど……w
白 絶対、悠君やん!w
黒 え、俺やないで?
白 え?じゃあ誰の?
桃 あはは、それ俺のー!w
白 ないちゃんかよ、w
白 まぁええわ、悠くんにあげよ、
黒 お、サンキュ
水 そんなアニキはー?
黒 俺は長袖の……Tシャツ?
黒 に、手袋。
水 え、あたりじゃーん、!
水 これは誰のー?
白 りうちゃんやないん?このセンスは、
赤 うん、そだよ!りうらのー!
黒 おぉ、流石りうら!ありがとな、
赤 どーいたしまして!
黒 ないこは?
桃 俺は、回転寿司のおもちゃ?みたいなわつ………w
白 うはははははっw俺のやー!w
桃 初兎ちゃんっ!?
赤 まろはー?
青 まろは、前髪とめるクリップと、イヤフォン!
白 お、実用性あるなー、
黒 ん、それ俺のや、
黒 大事に使ってな?w
青 うん、もちろん!まろあにきっずなので、!✨
水 僕のはー、ちっちゃいスノードームと、腕時計!
赤 え、腕時計って高級なやつじゃん、
白 すごっ、大当たりー!
桃 これは誰のー?
青 ん、それ俺の、
白 お、良かったやん、偶々やけどまろちゃんから貰えて、
水 えへへ、まぁね!
水 りうちゃんはー?
赤 りうらは、手帳とボールペンと、液タブのタッチペン!
赤 最近、精度悪くて困ってたから丁度良かったー、
桃 お、そのプレゼントの主はー?
水 僕でーす!りうちゃんが前に言ってたから、買ってきたんだけど、偶々当たって良かったー、
白 ってか、さっきりうちゃんといむくんのプレゼント交換しやんかったら、いむくん、自分で買ってきたのが自分に当たってたんやな、w
水 あはは、そだよー、w
水 ちょっと焦った、w
桃 もー、これ何に使うんだよw
黒 まぁ、自分を見失ったとき……とか?w
桃 んはははははwwww
白 えー、いむくんそれめっちゃええなー、
水 でしょー、?やったやった、!
青 大事に使うてな?
水 うんっ、もちろん!このスノードームもめちゃかわ〜♡
それぞれ、プレゼントの中身について話しはじめたとき。
ボーン……………
ないちゃん家の、レトロな古時計が11時を告げる鐘を鳴らし始めた。
水 んわ、もうこんな時間?
白 そろぼち帰ろか?
青 たしかに〜、
桃 外、めっちゃ寒そうだね……、
赤 お泊りしてっても良いんだよ…?
水 っえ、じゃぁ、お言葉にあまえt…、
その言葉を言い終える前に、いふくんからぐいっと引っ張られた。
青 だめ。今日だけは絶対だめ。
水 えー、何で?
青 それは……まぁ……、
桃 ………っまぁ、今日は1年に1回の特別な日だからね、!
黒 うん、そやな……w
赤 (………、なるほど……)
白 ……んじゃ、俺等は帰ろか、
青 ん、そうしよか、
水 それじゃー、りうちゃんたち、またね!
白 またなー、
赤 またねー、!
深夜11時を回るころ。僕たちは帰路に着いた。
水 ん゙ー、さっむ…………、
白 それなぁぁぁ……、まぁクリスマスっぽいっちゃ、ぽいけどなぁ……、
青 ーーーー、!
黒 ーーーーーー、w
前にいふくんと、アニキが歩き、その後ろを僕と初兎ちゃんが着いていく。
そして、もうじき初兎ちゃんたちと別れる路が見えてきたころ。
白 あ、そや、これ渡さな……、
水 うん?どうしたの?
突然立ち止まった初兎ちゃんを、振り返る。
すると初兎ちゃんは、鞄の中からゴソゴソと取りだし、中くらいの大きさの袋を取り出した。
白 これ、いむくんに渡そ思ててさ……、
水 ……?僕に?
白 おん、はいコレ。
丁寧に包まれた袋が、僕に差し出される。
水 え、いいの?
白 うん、りうちゃんと俺からのプレゼント、!
水 えぇっ、ごめん用意してなかった…、
白 いや、ええんよ、それにコレはいむくんと、まろちゃんに……って感じやし、
水 僕といふくんに……?
白 おん……、
白 ………っあ、帰ってから開けてな、?
白 今はだめ!
水 ふぅん……?
白 あと、まろちゃんには僕たちからあげたものじゃなくて、いむくんからあげたものにしといて……、!
水 う、うん……、?
何故、初兎ちゃんたちから貰ったものにしてらいけないのかが分からなかったが、とりあえず従っておくことにする。
水 ま、とにかくありがとっ!
水 やっぱりうしょーしか勝たんっ!
白 ……wそんな事言ってたら、まろちゃんに怒られるでw
水 あはは、まぁ聞こえてないから、
ノーカn………、
青 …………………、
初兎ちゃんから袋を受け取り、前を向いて一歩踏み出したとき。
僕より10cm程高い、見慣れた格好をした人が立っていた。
どうやら、僕たちが立ち止まり過ぎていたので、こちらまでわざわざ戻って来たらしい。
青 おまえ………、覚えとけよ?
水 ふぇ?
あれから初兎ちゃんたちと別れ、無事家に帰り着き、ゆったりとしていたころ。
今は、もうお風呂も入り終わり、ソファーに座ってぼんやりとスマホを眺めていた。
水 ………………あ、あれ開けてない……、
ふと、さっき初兎ちゃんからもらった袋を開けてないことを思い出し、鞄の中を探る。
水 何入ってるんだろ……、?
ガサガサ……
水 …………っえ、?//
中から出てきたのは、ピンク色の振動する物体と、大きめのサイズのボトルに入った液体、透明な袋状に入った輪っかのようなものが入っていた。
水 んな………っ、///
しかも、透明な袋状に入っているものには
きちんと“SAFETY”とかかれており、その下
にはLと表記されていた。
水 …………っ、///
これを、いふくんに渡せと………っ、!?
恥ずかしすぎる………っ、///
無理無理無理ーーーっ!
水 …………っそうだ、
思いつきました、この天才いむいむ!
見つかる前に、証拠隠滅!渡したくないなら渡さなければ良い!
とりあえず、これはゴミ箱に………、
ガチャッ
水 …………ビクッ
青 あれ、ほとけ何してん?
最悪なタイミングでいふくんがリビングに来てしまった。
水 え、えぇっと…、ゴミを…捨てた、だけ
もう内心焦っていて、何を言っているのか分からない。
一応、ゴミ箱の中に何が入っているのか分からないように隠してはいるけれど。
青 ………?ふーん、
不思議そうに頭を傾げたいふくんは、そのままこちらに向かってきた。
うわぁぁぁっ、こっち来ないでー、!
そんな思いも虚しく、いふくんは僕の隣に腰掛けた。
青 ……………………、?
いつまでも、僕がゴミ箱から手を離さないのを不審に思ったのか、いふくんは僕の手を退けて中を見ようとする。
青 なぁ、その中、何入っとるん?
水 いいいいやいやっ、別になにも……っ、
青 なにも入ってないんやったら、見せれるやろ?ほら、見せてや、
水 ぅ……、それは……えっと………、
しどろもどろになりながらも、しぶとく手を離さない僕を見兼ねて、いふくんはそっと僕の耳朶を軽く噛んだ。
水 っひ”ぅ……、
僕の手の力が、一瞬弱まったとき。
いふくんは、先程まで僕が持っていたゴミ箱を手中に収め、覗き込んでいた。
水 (……………、終わったーーーー、)
青 …………………、♡
青 へーぇ………、これどうしたん?
水 え、えーっと………、
ジワリジワリと横に移動するが、いふくんも、狙った獲物は逃さないというような感じで追い詰めてくる。
そして、ソファーの端に背中が当たったときには、僕といふくんの唇が重なっていた。
水 ………っふ”、ぅ………、ん……、♡
水 んゔ……っ、はふ………、♡
息継ぎが上手く出来ず、危うく酸欠になりかけた時。やっと唇が離される。
水 ん……、ふぅ……っ、
青 ………、♡
青 ほとけが買ったん……、?♡
水 ふぇ…………、
青 そんなにえっちな子やったん………、?♡
水 ………っちが、
青 じゃー、何で?♡
水 う……、えぇッと……、
どうしよう……、ここで正直に初兎ちゃんから貰ったって言った方が良いのかな…?
でも、そんなこと言ったら、絶対嫉妬しちゃうし……、
ぅぅ………っ、それだったら……っ!
水 ………っぼく、からの…プレゼント…/
青 んぇ…、?
青 それ……、ほんま……?
少し期待に満ちた目で、こちらを見てくる。
ゴクッ………
謎に緊張して、喉仏が上下に動く。
水 う…、ん
青 へぇー………、
青 えっちな子じゃん、?♡
ビクッ
耳朶のそばで囁かれて、生温い温度が伝わる。
水 ……っん……、
少し、いふくんに抵抗するように肩を掴む。
そして、その意図を読み取ったように、いふくんは僕に問い掛ける。
青 ベッドに、移動しよか、
水 ……っうん、
青 えいしょ、
サッと僕を軽やかに抱きかかえて、片手には初兎ちゃんからもらった小袋を持つ。
水 ………、
彼に触れてもらえることが分かって、心臓が少しだけ飛び跳ねた気がした。
ドサッ
水 っん……、
青 じゃー、ほとけ、
青 まずは、このたっぷり容量のローションから使っていこっか、?♡
いふくんは、僕が答えないのを分かっていて尚、意地悪く問い掛けるように言ってくる。
青 んふふ……っ、
慣れた手つきで、僕の衣服を脱がせていく。
水 〜〜っ、//
慣れているはずなのに、やっぱり彼に裸を見られるのは、恥ずかしくて。
真っ赤になった顔を背けてしまう。
青 ………んふふ、
青 じゃぁ、ローション塗ってきまーす、
グチュッ
水 んぁ”っ……、♡
ナカを広めていくうちに、だんだんと卑猥な音が濡れっぽくなっていく。
グチュグチュグチュ………ゴリュッ、
水 〜〜っひぁ”っ、♡
ビュルルルルルッ
僕のモノから、勢いよく白い愛の欲が出た。
青 んわ、いっぱい出たねー、
水 ……はぁっ、は”ぁっ…、♡
青 休んでる暇ないよー、?
青 次はー……、ローションガーゼ!
水 ろぉしょん……、がーぜ……、?♡
息を整えるために、横を向く。
その間に、いふくんは近くの小棚から、白いシートのようなものを取り出す。
青 ほらー、こっち向いて?
水 ………っん…、
反対側を向くよう促されるが、断固として動かない意思を示す。
青 んー……、じゃぁ、バックでいっか、
水 ………っえ、
いつの間にか、いふくんはさっき取り出した小さなシートのようなものに、ローションを付け、僕のモノに充てがっていた。
もう若干擦れただけでも、快感が身体に巡るくらいなのに、これからされる事を予測出来て、慌てて反対を向こうとする。
その判断が、間違っていた。
ジュコッ
水 ひぁ゙ぁっ、♡
身体を振り向かせた途端、ガーゼと摩擦して、絶頂してしまう。
青 あーあ、勝手にイッちゃって……、
青 まぁいいや、イってらっしゃーい、♡
水 はへ………、♡//
イッてる姿を見られていて、屈辱的な感情になり、涙が出てくる。
シュコシュコジュコジュコッ
水 〜〜〜〜っ、?♡
青 んふふ、空イキまでしちゃって……、
青 ローションガーゼ、気に入った?
水 ぁ゙う………、♡
朦朧とする意識の中、必死に首を横に振る。
青 んー、そうなの?
青 じゃあ、次は俺のでイこっか、♡
水 …っう”、はぁ……、♡
青 ほとけ、あっち向いてー?
水 ん……っ、う………、
じんじんと痛む腰を抑えながら、反対を向く
グプ……ッ
水 ……っんぅ、♡
ギュッと抱きしめられて、触れた肌から透明の雫が伝わり落ちる。
青 ………っは”……、
青 ほとけ………、リラックスして……?
水 …………っんぁ゙………っ、
グプププププ……グチュッ
水 …っんぁ゙ぁっ、♡
青 …………っは”、
パチュパチュパチュッ
水 んぅぅ゙っ、♡♡
水 っは”……ぁ、イッちゃ………っ♡♡♡
青 いーよ、イッて?
水 うぁ゙っ……、♡♡
再び絶頂に達し、視界に瞬く星の泡が見える
青 ………っふ、う……、
そっと、腰を支える手の力が強まる。
水 ……っあ、ん…っ、ふ”ぁ゙ぁ……っ、♡
水 んっ……、また、イッひゃ……っ♡♡♡
青 んっ…っ、いっしょ、イこ……っ?
水 う…っん、は”………っ、
ゴチュゴチュゴチュ……ッグポッ
水 ぁ゙ひ”……っ?♡♡♡
水 ん゙あ………っ、♡♡♡♡
青 ……っ!?ふ”……、
ビュルルルルルルルッ……
ナカに、熱い液体が流れ込む感覚がする。
青 あ……っ、ごめ、ほとけ……、
青 すぐ………っ出すから、
慌てて、先程の液体を出そうとする、いふくんの頬を包み込む。
青 ん………、?
水 ………っねぇ……、
青 ……なーに、?
水 ココ……、いふくんの精子…入ってるの……、?
青 …うん、そやで?
そっとお腹を優しく撫でながら、睡魔に負けないよう、言の葉を紡ぐ。
水 えへへ……、赤ちゃん、出来ちゃうかな……、?//
青 ………っ、///
水 ………っん……、
情けなくも、身体が体力を使い果たし、だんだんと漆黒に飲まれていく視界の中で。
チュッ…
水 ………んむ……、
甘いキスが落とされた、ような気がした。
〘 その後のIfさん 〙
自己処理も終わったところ。
ほとけを起こさないよう、ベッドに慎重に座った後、少し汗で濡れている彼の髪を撫でる。
水 んぅ………、
撫でてやると、気持ちよさそうな声をし、頬を擦り寄せてきた。
青 ……………、///
ほとけにバレないよう、密かに行っているこのルーティン。
行為後ならではの、ほとけの反応が可愛くて、いつしか楽しみにしていた。
青 あ……、
近くの小棚の上に置いていた、スマホの画面が光っていた。
青 ん………?
誰かから、メッセージが来ていた。
トーク画面を見ると、初兎からのメッセージが。
やっほー、まろちゃん、
楽しめた?
あほか、ってか、やっぱり
初兎やったんか……、
ほとけに変なもの渡しやがって、
えー、ええやん、
折角プレゼントしてあげたんに……、
………まぁ、しゃーなし
頂いてやるわ、
おん、そうしてー?w
………あ、もう0時や……、
ほな遅いし、また
ああ、またな、
初兎との通信が終わり、改めて袋の中を覗く
青 ローションに、ゴム……に、ローター……と、媚薬……か、
意外といっぱい貰っていたようだ。
青 ……、w
青 これから、ぜーんぶ使い切れるよう、頑張ろな?
水 ん…………、
水 …………っ、///
〘 *作者からの後書き* 〙
みなさんこんにちは。
ノベルにはまってます。
きっと、Rが入る作品は全てこちらになるでしょう。。。。。
さてさて、今回のお話どうでしたでしょうか。
感想、コメント、♡、よろしくお願いします。
それでは。