テラーノベル
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🍈🍫
誤字脱字あります。皆さんがいいように解釈していただいても結構です。
クソ長い
下手
日本語おかしい
私が書きたいものを書いて、それを公開してみようかなとふと思いたっただけです
🍫さん視点です。
🍫さん思想がちょっと凝り固まってます。
湿っけのする空気と同士に冷房の冷たい風が全身を覆う。雨水が滴る窓には風に遊ばれている青い桜の木がぼんやりと見える。
午前11時09分。
3時間目の後半に差し掛かり、皆の眠気と空腹が頂点に達しそうな、そんな時間だ。教室には国語教師の森田のたわいもない世間話が孤独に繰り広げられている。今は古文の時間のはずなのだが、お喋りな森田のお陰でサボり放題である。俺は窓側の席ということで、今日も今日とて窓の外を見ている。別に授業がつまらないわけではない、ただ聞こうとしないだけで。元々俺は教室から見る景色が好きだ。天気の日なら、校庭には体育の授業で疲れ果てている生徒。花壇に水をやる用務員。学校の前を散歩する園児。買い物に出かけてるであろう老夫婦。そして少し視点をあげれば西新宿を中心に、東京の高層ビル郡が晴れ晴れとした太陽を反射し、まるでダイヤの結晶のようにひかり、輝いているように見える。俺は中学2年生の時に東京に引っ越してきた。最初のうちは人の多さと建物の密集具合に驚きと少しの恐怖を感じていたが、今となれば慣れたものだ。
だが今は見入ってしまうほどの窓からの東京の景色も水滴のせいでぼやけ、印象派の描いた絵のようだ。外は暗く、厚い雲におおわれていて、微塵も日差しが届いていない。ビルや民家の灯りが水滴1粒に映し出され、窓がひとつの絵のように、折り重なっていく。
そして今、俺は想いを寄せているアイツと目が合った気がした。急になんだと思うだろうが、授業中に目が合うなんて、お互い見合っていないとない事だ。てことは俺は今思いを寄せているヤツに見られていたということ。少し恥ずかしいが、それよりも見てくれていたということがすごく嬉しい。これだけで照れてしまうなんて、自分がどれほど乙女になっているかわかってしまう。ニヤニヤ見てくるのは少しうざいが。
浮かれていたが、ふと俺は大変なことに気づいた。
今日、俺は傘を持ってきただろうか?
そう、この雨は登校してから急に降ってきたものであり、朝には降っていなかった。これはまずい。折り畳み傘など持っていただろうか。記憶がない。これは雨が止むことを願うしかない。
神頼みは嫌いだ。神様に願うなど、完全なスピリチュアルだ。神様がいればなと思ったことは数多くあるが神の効果を感じた事などないに等しい。それでも人間誰かしら神のような人がいると信じて、その神のような人に叶えて欲しいと必死に願う。なんて尊い心なのか。捻くれてる俺には理解できない。とりあえず、空に晴れてくれと願うしかない。
晴れますように。
それで晴れるなど甘い世界ではなくて。
午後01時21分。
昼休みになった校舎は騒がしく、廊下からは走り回る音が聞こえる。外の景色は変わる訳もなく、薄暗い。
俺は雨も嫌いだ。大地に恵を与えるも言うが、大地でもない俺に恵など与えてくれない。雨が降っていいことはあるのだろうか?断然晴れ派な俺には理解できない。
不満ばかりの俺が今日も学校に来てる理由がある。それは今俺の目の前でご飯を美味しそうに頬張っているコイツのせいだ。コイツは🍈という。さっき言っていた”アイツ”だ。同じクラスで、高校で仲良くなった。人たらしで、ガキで、カッコつけたがりで、たまにウザイ。でも優しくて、かっこよくて、偶に可愛くて、気遣い上手で、おまけに話も面白い。こんなやつ誰が好きにならないのだろうか。
そう、俺は🍈が好きだ。何故なのかは知らない。いつの間にか好きになって、いつの間にか後戻り出来なくなっていた。でもどーせコイツは俺のことを見てくれていないだろう。女子からも男子からも人気で、告白なんて沢山されたことあるだろう。そんなやつが今目の前にいること自体奇跡のようなものだ。なのでこの思いは伝えない。もし伝えて失敗でもしたらこの関係が終わってしまう恐怖が俺を蝕み学校にはもう来させて貰えないだろう。だから今日も俺はたわいのない話をずっと続ける。この想いが絶対に伝わらないように。
🍫「雨って好き?」
🍈「なに急にw」
🍫「なんとなく…」
🍈「え〜w別に嫌いじゃないかな〜」
🍫「えそうなの?俺は嫌いだけどね」
🍈「なんで?」
🍫「いいことないじゃん」
まぁ確かに?と言い、良い所を必死に探して頭を抱えてる🍈を可愛いなぁと思ってしまう。やはり、もう俺は戻れない所まで来てしまっているらしい。この気持ちは決して言わないが、いつかは人たらしという自覚を持ってもらわないと。犠牲者が大量発生してしまう。
🍈「相合傘できるとか…」
🍫「何言ってんの?w」
🍈「良い所意外と出てこない…」
🍫「ね?言ったでしょw」
それにしても相合傘とは。どーせ相合傘した思い出が嬉しい思い出としてあるのだろう。なんてリア充なんだコイツは。俺はムカつくのと同時に少しの嫉妬と虚しさが湧いてきた。こんな恋しても無駄だろう。俺は窓の外の荒れ狂う葉桜を見ながら思った。
午後03時32分
お昼の強風とは打って変わって、ぼやける窓から見える葉桜は無そのものだ。だがまだ雨は少々降っているらしく、ぼやけた窓にまた1つ、2つ、新しい水滴がつうつうと降り注いでいる。西新宿のビル群は雨だからか、いつもと雰囲気が違い、少し怖い印象を持った。ああ。また、雨が嫌いにってしまう。
HRの終了を知らせるチャイムがなり、廊下では部活に行くものや、帰るもの、委員会の仕事をするものなど、活気に満ちていた。
そして俺は今、今日イチ気分がいい。
なぜなら、なくしてたと思っていた折り畳み傘が鞄の奥底から出てきたのだ。これで濡れずに帰れる。駅まで濡れなったらこっちのものだ。電車の中1人だけずぶ濡れなのは恥ずかしいのでそれは避けたかった。見事勝利だ。るんるんと階段を下り、玄関まで来た。玄関には沢山の人がおり、傘がないと嘆くものも少なくない。おれは高みの見物とでも行こう。そういえば🍈に帰りの挨拶を言ってない。そう言う小さな会話も大切かなのに。ここで現れたりしてくれないかな〜
そう、神様に願うように心の中で呟いた。
屈んで下駄箱から靴を取り出していると、
🍈「あ!🍫!」
急に聞こえた声に俺は驚きと同時に少し胸の高鳴りを感じた。
🍫「よ!」
🍈「よ!🍫さん今帰り?」
🍫「そーですよ」
🍈「まじ?ねー傘もってる?」
さっきまでの胸の高鳴りが一気に増した気がした。
🍫「んふw持ってるよ?」
🍈「マジ!」
「しょうがないから入ってあげるよ!」
俺の体は今熱があるだろう。心臓の音が今までにないくらいドクドクとうるさい。🍈に聞こえていそうなくらいだ。どうか聞こえていませんように。それでも顔は熱くて、多分、耳も首も真っ赤だろう。本当に諦めさせてくれない、卑怯な男だ。
🍫「🍈、忘れたの?w」
🍈「忘れちゃった…」
🍫「しょうがないな〜」
午後03時45分。
人通りの少ない線路脇の小道を2人で歩いていた。風はやっぱりない。小雨が降り注ぎ、水溜まりにポツポツ波紋を作っている。
気温は、多分高い。なぜ曖昧なのか、それは俺が今最高に動揺しているからだ。好きな人と傘を分け合い、下校する。これで体や顔が暑くならない人間は存在しない。もちろん俺も例外ではない。さっきから隣にいる🍈と目を合わすことができていない。目を合わせたら顔が真っ赤なことがバレるし、多分俺が動揺しすぎて怪しまれてしまう。今はどうにか会話になっているが、心臓は片時も落ち着かない。
🍈「この前野良猫いたんだよなこの辺」
🍫「🍈猫好きなの?」
🍈「好きだよ」
「可愛いじゃん!」
自分に言われたわけじゃないのに顔がさらに熱くなる。意識も何もして無さそうな君を横目に、目的地の駅が見えてしまった。あそこでこの空間も終わりだ。
🍈「まぁ、ぺろさんの方が可愛いけどね」
🍫「はっ!?何言ってんの?」
🍈「あ!ぺろさん照れてる?w」
🍫「んなわけ…」
正直に言おう。もう心臓が張り裂けそうだ。嬉しすぎて。本当に今死んでも悔いなどほぼないだろう。心臓の音のせいで、他の雑音が聞こえない。顔すら合わせれない。顔を合わせたら多分、もうこの想いを隠せないだろう。今コイツはどんな顔をしてるのか、そんなことを好きでもない人に言うなんてどうかしている。もっと勘違いしちゃうでしょ。
🍈「ねぇ🍫さん、」
🍫「なに?」
🍈「ちょっと言いたいことがあって。」
🍫「なに怖いんですけど」
🍈「えっと、その…」
🍈「ずぅっと前から好きでした。俺と付き合ってください!」
🍫「はぇっ…?、」
なにがおこった?告白された?夢じゃない?夢なのか?急に?🍈が俺の事好き?幻想?
頭の中が混乱しすぎるのと、恥ずかしすぎるのですぐには言葉が出なかった。勿論、嬉しいし、今にでも飛び込みたい気分だが、もう叶わない、諦めようと思っていた相手からの急な告白。しかも予想だにしないところで。
🍈の顔は耳まで真っ赤だ。傘を持ってくれている手と逆の手を前に出し、まるで王子様のよう。
🍫「えっ…本当にいいの?俺でいいの? 」
「他にも可愛い子沢山いるよ?🍈だったらもっと可愛い子とだって付き合える..」
🍈「俺は🍫さんがいいの!!」
そう言われた瞬間、俺は堪えていた涙が溢れてきた。多分、今の顔は相当酷い。でもそれより、🍈と両思いで、告白された。この事実が嬉しく、誇らしい。
🍈「🍫さん、付き合ってくれますか?」
🍫「勿論..!」
答えた瞬間、🍈は傘を地面に放り投げ、俺に全体重をかけてきた。初めての感覚と、🍈の匂いが間近になり、本当に付き合えたんだという実感を感じた。
🍈「🍫さん好きだよ~」
🍫「俺も…」
🍈「🍫さんも俺の事好き?」
🍫「えっ..// 」
🍈「すき?」
🍫「す、好きだよ?」
🍈「やったねーww」
🍫「バカにしてるでしょ!」
雨に打たれながらも、二人で気持ちを確かめ合った。幸せの具現化だ。すごく恥ずかしいけど、🍈とこの会話をできるとは微塵も思っていなかったので本当に嬉しい。最高の日だ。これは相合傘効果なのか?
俺は雨が好きだ。雨のお陰で付き合えた。
神様も好きだ。神様のお陰で一緒に帰れた。
湿った空気なんて嘘のように飛び、カラッとした空気と、直射日光が肌を焼く感覚。梅雨が開けた7月の中旬。夏休みを目前に控えた授業は急ぎ足で行こうと言いながら、また話が脱線している。流石森田先生だ。古典のこの字もない飼い猫の話になってしまっている。それも嬉しいのだが。今の俺には窓の外を楽しむ以外に楽しいことができた。1週間前程にやった席替えで、見事また窓側を勝ち取った。これで隣が🍈だったらな〜。と思いながら、結果を待った。
どうやら神様は俺の恋をすごく応援しているらしく、なんと俺の隣が🍈になった。
それから毎日学校に行きたくてしょうがなくなってしまった。窓を見れば惚れぼれするような景色。梅雨の時期とはまた違った西新宿の高層ビル群が、青い空との対比で、魅了されそうな輝きを見せている。そして、隣の席を見れば、俺の大好きな人がこっちを見ながら笑っている。授業をちゃんと聞いているのかは怪しいが、だいたいそっちを向けば🍈がなんだと言った様子で顔を覗き込んでくる。
🍈「先生の話なんか長くね?」
🍫「わかるww」
🍈「🍫さん暇だよ〜」
🍫「授業聞けばいいじゃん」
🍈「🍫さん聞いてないくせに…」
🍫「俺は暇じゃないも〜ん」
🍈「また雨降らないかな〜」
🍫「えぇ”~?」
🍈「相合傘できるじゃん」
🍫「別に、しなくてよくない?//」
🍈「え〜🍫さんと相合傘したい~」
🍫「相合傘に執着しすぎ…」
🍈「🍫さんは雨嫌いすぎ」
🍫「別にもう嫌いじゃないもんね〜」
君と相合傘できるから。
読んでくださりありがとうございました。
長いですよね。わかります。
EGOISTは神なのでみんな見よう👍
ボカロのメルトという曲にめっちゃ影響されてます!
秒速5センチメートルにも影響されてます!
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