「ミク……?逃げてってな……」ネムが言い終わる前にミクが腕を切り赤黒い触手のようなものを生成する
「ネム!!速くスカーレットのところに行け!!」
そう叫ぶミクは額に冷や汗をかいていた
「バレてますわね…」そういいながら看守室に入ってくる人物がいた
「こんばんわ。そちらのお嬢様を攫いに来ましたわ」とゴシックロリータを着た少女?がネムに向かって杖を向ける
「バンッ」そう少女が言うと杖の先端から光線が放たれた
「そんなの当たらせるわけないでしょ」とミクが触手で弾く
「ネムを狙ってるならこうした方がいいな 」とミクが軽々とネムを抱き上げる
「あら、お荷物を増やしただけじゃないそれに…誰も敵はボクだけとは言っていないですわ」とロリータ少女?は言う
すると
「おじゃましますぅ〜」と壁を破壊しながら京都弁の男が入ってきた
「邪魔すんなら帰りなさいまし」とカナヤが戻ってきて蹴りをかます
「危ないなぁ…」と京都弁の男が言う
「カナヤ、スカーレットを連れてきて」
「あ〜…あの鎌振り回してたお嬢はんは捕まえといたで〜」と京都弁の男が喋る
「…あいつはどこへ行こうと私の所に戻ってくる」ネムは自身の左目の眼帯に手をかける
「スカーレット!」ネムが声を上げる
「はーい、ただいま〜」と瞬間移動のようにスカーレットが帰ってきた
「はぁ?キリ?どういうことですの?ちゃんと魔法でもかけて契約印が発動しないようにしてと言いましたわよね?」とロリータ少女
?が言う
「すんまへーん」とキリと呼ばれた京都弁の男は反省していないようだ
「ウダちゃんがやってくれたらよかったのに〜」とキリが言う
「ばっ!!名前言うな!ですの!」とウダが焦りながら言う
「はーい、名前ゲット〜」と看守室に新たに
狐のお面をした中国風の少女が狐のお面をした中国風の青年に抱かれながら資料をペラペラめくりながら入ってきた
「死音兄妹…」とスカーレットが言う
「みなさーん、元気〜?」と青年が言う
「ウダ、こっち側に着きなさい」と少女が言うとウダの目からハイライトが無くなりフラフラと歩きながら少女の近くに寄る
「洗脳ね〜…珍しいね」とキリが言う
「キリ…ボクを殺せ…」とウダが言う
「りょーかい」とキリがウダに殴り掛かる
が、その時キリの腕をミクの触手が止めた
「何すんねん」とキリがミクの触手を切る
「ッ…」とミクの触手から血が垂れる
「ミクッ」とネムが血をハンカチで拭く
「だいじょーぶ、なれてるよ」とネムの目を覆う
「ハッ、気が使えるお姉さんアピ?」とキリがナイフに持ち替える
【キリ、ナイフを捨てろ】と少女が言う
「俺にゃ聞かへんよ」とウダの首にナイフを突き付ける
「早く…しなさい……」とウダがキリに言う
「…」少し顔が歪むがウダの首を飛ばすキリ
「なんで殺したのでござんす?」とタバコを吸いながらキリに問う
「そんなの…」キリがボソッと言った
「ーーーー」
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