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歪

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3 - 第2話(前編)

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2024年03月10日

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『ごめんね、彰人君…私、他に好きな人が出来たの、さよなら』

その一言が、オレの歯車を狂わせた気がした

「クソッ..!クソッ….!何でだよ!オレは彼女に尽くした筈だったのに!!」

その日から、ずっとその事しか頭に無かった

何でフられたのか、愛が足りなかったのか、俺なんかじゃ彼女を満たせなかったのか

本当に分からなかった

「あ、彰人…落ち着け、もう終わった事は考え無い方がいい」

「…それも、そうだな..すまん」

「そういえば、今日からしばらく家に誰も居ないんだ、一緒に…来るか?」

「あ、ああ…」

冬弥はオレに何があったか把握している唯一の知り合いだった

杏にもこはねにも、そんなこと言えなかったから、冬弥にだけ伝えた

冬弥の家にて…

「すまない、俺は床でいいから、彰人はベッドで寝ていいぞ」

「いや、いい、オレが床で」

「分かった、でも寒いだろう?あ、そうだ、一緒に頑張ってベッドに寝るか!」

冬弥は本当に純粋だな、と思いつつ頑張って笑った

彼女以外と同じベッドで寝ることなんて少し抵抗があったが、もう彼女とは他人だし、忘れようと一瞬思ったけと、忘れる事なんて出来るはずが無いと思った

それからは少し楽しかった

冬弥と話をして、同じ風呂に入って、適当に少し夜更かしした

その日の夜..

夢の中に彼女が出てきた

『ねぇ、彰人君、何でもっと愛してくれなかったの?ねぇ、もっと愛して欲しかった』

「..う…うあっ…ああ…!!」

忘れようとしてるのに、忘れさせてくれない 本当の苦痛はここからだった

「彰人!!」

「あ…あ….?」

冬弥の声で起きた

冬弥の話では、どうやら数時間ほど魘されてたらしい

「彰人、大丈夫か?」

「はは…気にすんな、本当に冬弥は優しいな…」

それからも、冬弥はずっと支えてくれた

「どうだ?彰人、これで少し外見は女性っぽくなったか?」

何故か最近は冬弥が女装したり、髪を長くするために頑張ったり、メイクを覚えたり、オレの心を埋めてくれるために頑張ってくれているみたいだった

いつの間にか、そんな冬弥に惹かれていた

そんな時

「あっ…」

冬弥と歩いていた時、偶然元カノアイツに出会った

前よりも少し美人になって、服装とかもかなり綺麗になっていた

結局忘れられずに、彼女の顔をずっと見ていた

でも、忘れるために声を振り絞った

「行くぞ、冬弥」

「あ、ああ…良いのか?」

「ん?別にどうでもいいけど」

本当はどうでもいいとか、思ってもなかった

その日の夜

今日は冬弥の夢だった

『彰人、俺はお前の為なら、何でもする』

彼女からフられたあの日に言われた台詞

その日から冬弥はオレの為に頑張ってくれた

なのに

何故か冬弥は俺から離れて行っている

『待ってくれ!冬弥!』

『彰人、実は..好きな人が出来たんだ』

冬弥の口から聞いたこともない台詞

心做しか、彼女の声も重なって聞こえた

もう辞めてくれ

やっと回復出来たと思ったのに

またそんな事になるのか?

今度は冬弥も失うのか?

そんなの、もう二度と回復できるはずがない

そんな事を考えつつも、オレは夢の中を彷徨い続けた

「冬弥…」

オレが起きた時は、隣にはまだ寝てる冬弥がいた

「可愛いな…冬弥…」

また大切な人を失わない為に

冬弥がどこにも出て行かないように

オレは、あることを決意した

【冬弥を絶対離さない】

後編に続く…

あとがき

絶対、ゼーッタイこの後キメセクとか書くのでお待ちください!

絶対彰人のメンタル・精神をボコボコにしていくのでお待ちください!

あと3話完結のつもりが3話以上になりそうです!

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