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柔太朗side
朝が来る。 窓から光が差し込んで部屋を照らす。今日も学校。でも不思議と嫌じゃない。だって、
(大好きなあなたがいるから…)
そう思いながらあなたと横に並んで撮った集合写真を眺める。いつ見ても彼はかっこいい。俺の、昔からの幼馴染。
勇斗side
朝がだるい。早起きしないといけねえし顔洗ったり髪をセットするのもめんどくさい。でも不思議とあいつのためならそんな作業も楽しくなる。今日も学校、同じクラスの幼馴染の為にかっこつける。集合写真、相変わらず姫っていう言葉が似合うあいつを見て、一言
🩷「おはよ、柔太朗」
そんな挨拶が、俺の日課になっていた
柔太朗side
🤍「おはよ」
🩷「おはよ」
登校時間、家が近い勇斗と一緒に登校する。毎日のようにかっこいい彼の顔を見れると思うと胸が苦しい。
🤍「今日は前髪作ったんだ」
🩷「うん」
🤍「いいね、かっこいい」
普通の会話、それだけで鼓動が早くなる。かっこいいって伝えられて嬉しい。なんだか今日はいい日になりそう。
🩷「柔太朗はいつも通り前髪あるね、かわいい」
🤍「…ありがと」
…かわいいって言われちゃった。どうしよう顔熱い、絶対赤いよね…?!そんな事言ってくるの反則でしょ!!急に言わないでよ!いや、先にかっこいいとか言ったの俺だけど!!律儀に返さなくていいよ!!嬉しいけど!
🩷「顔赤くね?暑い?」
🤍「え、いやそんなに…?」
🩷「そっか…ってもうこんな時間!早く行かねえと!」
柔太朗!と差し出された右手を見て、この人のこういう所が好きだなと思う。
🤍「うん!」
そういって彼の手を取って一緒に走り出す。何気ない日常が、あなたのおかげでこんなにも明るくて、色がついて、価値のあるものに染まっていく。それだけで今はとっても幸せ。
勇斗side
柔太朗を見ると、今日も綺麗だなと思う。透き通るような白い肌、俺より少しだけ低い身長、長いまつ毛に血色のいい唇。まるで2次元から出てきてしまったみたいな、そんな容姿。
🤍「おはよ」
🩷「おはよ」
何気ない挨拶。柔太朗にされる挨拶はいつも温かいし、優しい。安心するような声で、微笑みながら言ってくれる。この声が聞きたくて毎日頑張っているなんて口が裂けても言えない。
🤍「今日は前髪作ったんだ」
🩷「うん」
🤍「いいね、かっこいい」
驚くほど自然に褒めてくれる柔太朗。びっくりしたけどなるべく表情には出さず、平常心でいる事に神経を注ぐ。…おれ、今口角上がってねえかな、大丈夫かな。
🩷「柔太朗はいつも通り前髪あるね、かわいい」
🤍「…ありがと」
なんか柔太朗の顔が赤くなってきた。照れてるのかな?両手で顔を押さえて目をまんまるくしている姿がどうしようもなく愛おしい。かわいい。
🩷「顔赤くね?暑い?」
🤍「え、いやそんなに…?」
🩷「そっか…ってもうこんな時間!早く行かねえと!」
柔太朗の名前を呼びながら咄嗟に手を差し出す。やべっと思った時にはもう遅くて、でも後悔はしていない。
🤍「うん!」
元気に返事をして手を握り返してくれたから。ほんとに姫だな笑そう思いながら一緒に走り出す。
空は快晴、俺たちはその空の下で手を繋いで今日も走っていく
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